2015年11月26日木曜日

弘前市の中学生恐喝事件について

 前々から用意しておきながらずっと先延ばしになっていた記事ネタですが、今日ようやく放出できるというか書けるようになりました。ちょっと古いニュースではあるものの、なんか世間の注目がいやに低いように思えるので個人的に取り上げたいと思っていたニュースです。

中学生いじめ訴訟:「3年間で65万円取った」 被告尋問 地裁弘前支部 /青森(毎日新聞)

 ニュース内容の詳細はリンク先を見てもらえばよりわかりやすいですが私の方から簡単に説明すると、2011年から2013年にかけて弘前市の中学生が同級生らからいじめを受け、この間になんと約190万円も恐喝されたとして裁判を起こしました。先月10月に加害者らに対して慰謝料約4150万円を請求する裁判の第二回口頭弁論が開かれたのですが、この裁判で被告となった加害者とその保護者らは、3年間で受け取った金額の総額は約65万円だとして反論したとのことです。

 この事件でまず驚いたのは190万円という恐喝金額です。以前に私もブログで取り上げましたが2000年に名古屋では中学生が同じく同級生らから約5000万円も恐喝で奪い取られたという事件がありましたが、この事件には及ばないものの190万円もの大金を中学生が中学生から奪い取るなんて事件がどうして起こるのか、いちおう二度目ではあるものの目を疑いました。
 次に驚いたのはこの口頭弁論の内容で、加害者側は金額こそ相違あるものの奪った金額は65万円だったと主張している点です。つまり65万円以上を奪ったという点については認めているということで、普通、この時点で恐喝罪が適用されて逮捕できるのではと思えてなりません。記事を読む限りだと逮捕されたとは書かれていないので多分そうではないのでしょうが、いくら未成年とはいえこんな連中野放しにしてていいのかよと読んでてなんか頭がくらくらしました。青森では基準が違うのか?

 それにしても繰り返しとなりますが、この恐喝額はマジびっくりものです。成人ある私からしても190万円なんて金額は普通にビビりますし、仮に65万円だったとしても奪い取られでもしたら金属バット持って襲撃かけてもいいくらい腹立たしい事態です。それをどうして中学生が渡し、奪えるのか、私なんて中学生の頃は、「あと1000円さえあれば思いのままなのに……」って毎日覚えるくらいの金銭感覚だっただけにこんなビッグな金額を当時目にしたり手にしたりしたら多分気絶してたことでしょう、冗談ではなく。

 それくらい衝撃的に感じただけにこの事件はわざわざブログで取り上げようとするくらい注目していたものの、サッと調べた限りだとあまり世間での認知は高くないような気がします。リンク先の記事も毎日新聞の地方版ですし、全国紙やテレビでは一切報じられていないということが大きいのでしょうが、私としてはこの事件は全国で報じられても十分なくらいの価値があるニュースではないかと思います。
 あともう一つ思う点として、毎度毎度いじめ問題について事件が起こる度に話題となるものの、それでも結局こういう大それたというか常識を覆される事件が起こってしまい、一体どうして何も改善されないのかと思えてきます。文部科学省が出す改善策とか各学校の取り組みとか見ているとさもありなんだとは分かりますが、何度繰り返しても反省がないというか何も進展がないというのは見ていてさびしいというか一抹のしょうもなさを覚える限りです。

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