tag:blogger.com,1999:blog-5940146394016970061.post3748594553836068824..comments2024-03-26T22:47:08.152+09:00Comments on 陽月秘話: 三国志の主人公は誰だ?花園祐http://www.blogger.com/profile/00180596888959354113noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-5940146394016970061.post-54976501649074078542009-07-31T00:38:20.644+09:002009-07-31T00:38:20.644+09:00 小説の「三国志演義」は陳寿が書いた魏を正統としている「正史」に、民間の伝承をまとめて全体的に蜀贔屓... 小説の「三国志演義」は陳寿が書いた魏を正統としている「正史」に、民間の伝承をまとめて全体的に蜀贔屓にまとめた裴松之の「注三国志」の二つを基盤に作られたとも言われています。ちなみに陳寿は諸葛亮に対しては嫌いだったのか、手厳しい評価をしていますね。<br /><br /> 最終的にどの王朝もなくなったというのがこうした解釈の違いを生んだのだと思います。それがゆえに三国志は面白いのでしょう。花園祐https://www.blogger.com/profile/00180596888959354113noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-5940146394016970061.post-39665864593796928842009-07-31T00:29:59.785+09:002009-07-31T00:29:59.785+09:00中国の「正史」は新しい王朝が、前王朝から新しい王朝になった経緯を”公平に”描くの習わしだそうです。現...中国の「正史」は新しい王朝が、前王朝から新しい王朝になった経緯を”公平に”描くの習わしだそうです。現王朝は自分の王朝に対する「正史」を書く権利が無いところが理性的だと思います。そして後の王朝も前のできごとについてできる限り”公平に”書くそうです。<br /><br />三国志は魏が天下を取った後に書かれていますが、正史』を書いた陳寿は、はじめ蜀に仕えた文官だったそうです。それで、魏の正当性を保ちながら、蜀の美化があったとの解釈があるそうですよ。<br /><br /><a href="http://mesetudesenfrance.blogspot.com/2009/02/blog-post_23.html" rel="nofollow">フランスの日々: [書評] 三国志の英傑たち</a><br /><br /><i>『正史』を書いた陳寿は、はじめ蜀に仕えた文官だった。...(略)... 蜀へのシンパシーが目立たないように『正史』の中に隠されていたのだ。つまり『正史』における歴史的正当性は当然のように曹操、魏の側に置かれているのだが、その裏に曹操を「乱世の奸雄」に仕向けてしまうようなスパイスも盛り込まれていたのである。(p.25)</i>Madeleine Sophiehttps://www.blogger.com/profile/12426884572914298120noreply@blogger.com