ページ

2021年1月28日木曜日

一番気になる未解決事件

 一応今も断続的に寒波が来てますが、12月に比べたら全然寒くないなと思います。それ以上に眠い( ˘ω˘)スヤァ

 話は本題ですが、よくネットでは定期的に「一番闇の深い未解決事件」などというタイトルで掲示板が立ちます。一番話題になる未解決事件なら間違いなく世田谷一家殺人事件でしょうが、それでも自分の実感では311のあった2011年以降からだんだんフェードアウトし始め、最近になっては年度末の恒例行事となっている捜査進捗が報じられるたびに、「なんで事件発生当時にそうした情報を公開しなかったんだ」などという批判が出るようにもなっており、そう遠くないうちに定期報告もなくなると思います。それこそ犯人が別件逮捕されてDNA鑑定で一致でもしない限りは、解決する可能性は厳しいでしょう。

 ちょっと脱線しましたが未解決事件はやはり関心が集まるからこそ定期的に話題になるのでしょうが、ほかならぬ私自身もそういった事件系に関する興味は高いです。もっとも興味持つのは未解決事件に限らず、無駄に有り余っている記憶力を使って一時期はWikipediaの年表記事から一つ一つ事件名のリンクを辿っては覚えようとした時期もありました。あんま役に立つことないけど、年上の世代と話す時に時たま役に立ちます。
 そんな割と事件マニアな私から見て、個人的に一番興味がある未解決事件を挙げるならこれです。


 その事件というのも2010年に神戸市で起きた男子高生の殺人事件です。事件概要は上記リンク先にも書いていますが、夜10時過ぎに中学生の彼女と自販機前にいたら見知らぬ男性が刃物をもって襲ってきて、女子中学生が一旦逃げてから再び現場近くに戻ると男子高生が刺殺された状態で見つかったというあらましです。

 事件発生当時はそこそこ話題になったこの事件ですが、なんか意外というか先ほどの未解決事件関連の掲示板で触れられていることは少ない気がします。同時に、通り魔的殺人事件にもかかわらず、現場周辺に犯人がまだ潜んでいるのではといった恐怖感がなんか他の事件と比べるとやや薄いようにも感じます。
 なお酒鬼薔薇事件の時に現場近くに住んでた同僚は、「あの時めっちゃ怖かったわ:(;゙゚''ω゚''):」と語ってました。なんかその同僚の反応とかと比べると、この事件に対する反応は全然弱いような印象があります。

 何故この事件に関して印象が弱いのかというと、割と理由はある気がします。具体的には事件発生当時、犯人以上に被害者二人に対する疑念がネットを中心に数多く出てたからです。
 単純に夜10時過ぎに未成年が外でたむろしていたという時点で、被害者には申し訳ないですが同年代の中では余り真っ当な方ではないと思われるのも仕方ありません。同時にこの事件がたまたまだったらやはりそのように報じられていたと思え、察するに日常的に夜中外でうろうろする人たちだったのではと推測されます。

 その上で、逃げた女子中学生の証言が全く宛てにならないという事実も、いろいろと感じさせる店が多いです。リンク先の記事にも書いている通りに事件発生直後、犯人を直視していた女子中学生の証言はその後二転三転され、同様の事件なら作られていると思う犯人の似顔絵、当時の服装イメージとかも一度も公開されることはありませんでした。
 もちろん襲われた場面に出くわせば案外犯人の顔とか覚えられないものだと私も思います。何も私はこの女子中学生、若しくはその関係者が犯人だというつもりはさらさらないですが、少なくとも事件捜査においてこの子が証言した内容や供述は当てにならない可能性の方が高いと考えています。ただ当てにならなくても、夜中とはいえ街中でのこれほどの殺人事件でなかなか犯人が見つからないというのは未だにやや不思議に感じています。まぁ天下の兵庫県警だしなぁ。

 もしかしたら自分が知らないだけで、現場は周りに一切人がいないような変な場所なのかもしれません。京都精華大学生通り魔殺人事件などは自分も事件現場を知っており、本当に何もないところなので事件発生当時に犯人を見聞きしたという情報が少ないのも、未だ犯人が見つからないというのも理解できる点があり、神戸の事件も案外そういう場所なのかもと勝手に考えています。

2 件のコメント:

片倉(焼くとタイプ) さんのコメント...

徳島・淡路父子放火殺人事件の犯人(おい 小池のポスターで有名な小池俊一)は
逮捕前に死亡しました。 小池は変死したため当初は警察が検死を行ったが、
その時は警察も遺体が小池だと気づかなかったそうです。生前の小池の同居女性
が小池の本名を知らなかったことに疑問を持った葬儀社の相談で警察が再調査
をした所、遺体が小池のものだと判明したわけです。
葬儀社が疑問を持たなければ この事件今なお未解決事件扱いとなり 小池氏の
手配ポスターが警察署の看板に貼られていたことでしょう。

手配ポスターといえば1975年の連続企業爆破事件の容疑者である桐島聡の手配
写真は20代の時のものです。 桐島聡氏は現在67歳なので生きていてもおかしく
ない年齢ですが、加齢により見た目はかなり変わっているでしょう。

花園祐 さんのコメント...

 みんながみんなというつもりはないですが、オウム事件の平田信が出頭しようとしたら「向こう行って( ゚д゚)」と相手しなかった例といい、なめてんのかてめぇらと感じる警察の対応は少なくないですね。この辺、世間の警察に対する評価がメディアにほぼ独占されていて、きちんとしたバロメーターがないから警察自身も意識できてない気がします。