ページ

2019年1月31日木曜日

厚生労働省の解体案

 最近社内チャットで「オッケー☆⌒d(´∀`)ノ」って顔文字を多用しまくって、「これお気に入りなんだ!」と同僚に言ったら「知ってる」って即返されてなんかちょっと悪いことしたような気になりました。
 あと関係ないけど、微妙に中国のキーボードと日本のキーボードはキー配置が異なっており、多分その関係のミスタイプで今左手の神経やられてるんだと思います。

 話は本題ですが、既に報じられている通り厚生労働省がまたやらかしました。本来全研調査すべき賃金実態調査を報告もしないまま勝手にサンプル調査へと切り替え、またその全容調査もまさかの身内調査だけで済ませようとしてあっさりバレるなど、「日本最高の無能省庁」の名を欲しいがままにしています。
 特に調査に関しては上級役人も同席していたという呆れる内容で、ちょっと古いですけど松浪健四郎氏じゃなくても水ぶっかけたくなります。なお松浪氏はあの時ヤジにカチンときてやってしまったそうですが、同じカチンときた発言で今話題の明石市長だったら今回の調査不手際について、「一軒一軒火をつけて調査してこい!」と言ってくれそうな気がして、もし次の市長選落ちたらこっち方面の官僚の綱紀粛正やってくんないかな。

 話は戻りますが、厚生労働省の言い分ではサンプル調査でも問題ないとのことでしたが、現在行っている再集計によると賃金統計結果の変更は免れず、これまでプラスと出ていた成長率はマイナスにひっくり返るそうです。一部でも言われていますが、今年予定している消費税増税を延期するためにわざとこの統計不正を政府は明らかにしたのではないかという気もしないでもないです。
 なおこの問題について野党は政府を批判していますが、統計不正は2000年代前半から始められており、民主党政権時代ももちろん含まれています。野党は政府の指示だとか忖度だと言っていますが不正期間から考えるとむしろそうした可能性はないと言え、今の野党も政権時代に騙されていたのだから現在の政府をいちいち批判せず、この問題への対応と対策を一緒になって練るのが本来の姿だと私には思います。

 それでその対策についてですが、結論から言えばこの際、厚生労働省は解体した方がいいというのが私の意見です。
 そもそも、橋本内閣時代の行革によって現在の厚生労働省の枠組みが作られましたが、この厚生労働省に関しては誰もが「失敗だった」と口を揃えて言っています。というのも医療・健康と労働というあまり関連性も高くない、ともに大きな社会制度を管轄させてしまい、どちらの業務も中途半端となった上に職員の負担が異常に大きくなったと指摘されています。現実に内閣の厚生労働大臣の負担は明らかに高く、少しでも能力が足らない人が大臣に就任するやあれこれ問題が噴出して手に負えなくなるというのがお決まりのパターンです。

 それに輪をかけて、この厚生労働省の役人は文部科学省、農水省と並んで無能揃いです。今は解体されましたがあの社会保険庁も元々はこの厚生労働省の部署で、あの時も案だけ大騒ぎしたのにまた今回もこのような問題を引き起こすなど、ミドリ十字の薬害エイズ問題の頃から全く体質が変わっていないと今回見ていてつくづく感じました。

 ではどうすれば厚生労働省を是正できるのか。もはや自己改革を期待するには難しく、分解も兼ねて厚生労働省を敢えて「厚生庁」、「労働庁」に分け、他の省の傘下に組み込むことが一番効果的ではないかと思います。他省の傘下に置き、彼らよりましな他省の役人の指導や管理を浸透させることで改革を行うという手法です。
 具体的には総務省、内閣府辺りが上に置くにはいいと考えています。何なら厚生庁、労働庁を別々の省の下に置くのもありかもしれません。それだったら労働庁は

 中には「厚生労働省のような予算や利権の大きな巨大な組織を他の省に置くなんて無理だ」なんて意見が出るかもしれませんが、こうした発言を出す前に日本にはかつて「防衛庁」があったということを思い出せなければ二流もいいところでしょう。

 なおこの他省の傘下に置くという手法の何がいいかというと、今出てきた利権、具体的には天下り先を一気に潰したりするのにちょうどいいです。特に厚生労働量の利権は社会効率を大きく阻害させるもの少なくないだけに、吸収する省に他省甘い汁を吸わせても今のうちにこれやった方がいいと本気で思います。
 もっとも、報道を見る限りではこうした案を既に出している人間もいなければ、今後実行出来る人もいないでしょう。恐らく今回の統計不正も、責任のなすりつけあいだけして何も対策が取られないまま終わるだけでしょう。

2019年1月29日火曜日

明石市長の暴言騒動について

明石市長、職員に「火つけてこい」(時事通信)

 さて巷で話題になっている明石市長のこの暴言騒動ですが、結論から言うと「何が問題やねん」というのが私の意見です。

【空白の7年】明石市長、キレて当然だった(アルファルファモザイク)

 こちらのまとめ記事で書かれているように、「火ぃつけてこい!」という暴言が出た背景としては本来立ち退きを進めるべき持主への交渉をなんと7年もサボっていた職員に対して出てきた発言ということで、件の持主としてはちょっと冷汗覚えるかもしれませんが、これくらい物騒な発言出して怒るのも私としては十分理解できます。
 っていうか、「てめ、殺すぞこのボケ!」って言って灰皿投げないだけまだこの市長は優しいとすら思います、本気で。自分が言うのもなんだけど灰皿とかお皿って投げやすいし、適度に割れるし。

 一部の反応としてこの市長がNHK出身なのにヤクザみたいだという声が見られましたが、断言しますがこれは誤った認識で、元NHKだからこそこうした発言が出てきたのでしょう。というのもメディア業界では世間一般的にはパワハラセクハラとなる発言が日常挨拶のように飛び交う業界で、本気で冗談ではなくメディア業界における「ぶっ殺す!」というのは他の世界の「おはよう!」みたいな挨拶のような言葉で、私自身もほぼ毎日言われながら仕事してました。
 逆を言えば、そういうのに耐えられない奴はこの業界に来るべきではありません。「知らなかった」というのは自由ですが、その責任は自分で取るだけです。

 話は戻りますが私としてはこの市長の言い分は至極適切で、果たすべき仕事を数ヶ月とかならまだしも、7年も放置していたというのは怠慢というよりほかなく、公務員法とかで無理でしょうがクビにしたくなるのも当然でしょうし、実際そこまで無能ならクビにしたほうが業務効率の改善にもいいでしょう。またこの立ち退きは道路拡幅のための措置とのことで、その必要性、重要性から考えると確かに急ぎ対応すべき案件であるように感じます。

 ついでにと言っては何ですが、なんていうかこのところ、自分の世代を含め単純に肝の弱い日本人が増えすぎてて、これはこれで問題である気がしてなりません。「てめぇぶっ殺すぞ!」と数回言っただけで友人が物凄い自分を怖がるようになったので聞くと、「本気で殺そうとするように言うから怖い」と言ってました。本気なら黙って実行するというものを。
 必要以上に恫喝が氾濫するのは意味ないし、恫喝する方も正直言って、怒鳴ってて結構疲れるので無意味だと思いますが、やはり海外で働いていて、大金や会社の責任を左右するシビアなビジネスの場だときつい言葉が飛び交うのはよくあります。そうした環境においてビビらず、自分がどうして正当性を持つのかを主張できるだけの肝の強さは非常に肝心であるだけに、現代人、特に若い世代はもう少し怒鳴られ慣れた方がいいのではと密かに覚えます。

 もちろん、理不尽な怒鳴られ方をされるのであれば抵抗すべきで、むしろそういう場面で上に抵抗する人間は見所があります。
 本来慣れるべきは、この明石市長のような、理不尽ではなくはっきり落ち度のある場面での叱責です。っていうかこの音声流したチキン野郎はあんま反省してないから流したんだろうなぁ。

2019年1月27日日曜日

玉鷲優勝!!

 最近のMicrosoftの日本語入力システムであるIMEは明らかにおかしく、恐らく予測変換に重きを置いているせいか、尋常では考えられない変換をWindows10への移行から繰り返しています。さっきも「優勝→友松」とされて、画面叩きそうになりました。っていうか「友松」なんて単語どこで使うんだよクソが。

 それで本題ですが、本日大相撲初場所で玉鷲関が初優勝しました。今朝ハリーがテレビ番組で、「肩入れしては悪いが長く頑張っている玉鷲に優勝してもらいたい」と話していたようですが、意外とこの人も相撲見ているんだなと感心しました。
 報道によると玉鷲氏は今朝早くに第二子が生まれたとのことで、非常にめでたいというか最高の門出に初優勝を決めており、思わず自分もうるるとさららと来ました。現在の最年長優勝記録の旭鷲山の時もそうでしたが、長年にわたり出場してきた力士が優勝するというのはやはり感動させられるものがあります。

 それにしても今場所は稀勢の里の引退に始まり、やっぱり白鵬優勝(また「友松」と変換された)ペースできたのかと思ってたら御嶽海が再出場一日目にして白鵬を倒してそのまま三連敗、そして今回の玉鷲優勝(また「友松」と変換された)と非常に荒れた場所だったと思います。世代交代という単語を用いた報道もありますが、白鵬、日馬富士、鶴竜(+大関稀勢の里)の三横綱時代が長く、その日馬富士が引退したこともあってパワーバランスが崩れているのは間違いないでしょう。来年以降ニューヒーローが出るか楽しみです。

2019年1月26日土曜日

高知商野球部問題で処分すべきはどちらか

川淵三郎氏が高野連に激怒「頭の中身は明治時代」(日刊スポーツ)

 高知商野球部が同校ダンス部の入場料500円の大会に演出として参加したことについて、野球部の商業利用に当たるとして高野連が処分を検討している件について、私は上記リンク先記事にある川渕氏の発言には完全同意で、処分を検討したとされる高野連の委員には心底頭に来ます。川渕氏も見出しにもある通りに「頭の中身は明治時代」と述べていますが、はっきり言えば頭おかしいとしか言いようがなく、そんな頭のおかしい人間に運営なんてやらせるべきではないでしょう。見出しにもある通り、処分すべきは野球部ではなく、処分を発案、同意した委員ではないでしょうか。

アマ指導者に警鐘の筒香 甲子園を主催する新聞社も痛烈批判(日刊ゲンダイ)

 そこへ来て、横浜ベイスターズの筒香選手も甲子園について文字通り痛烈な批判を行っています。筒香選手については元々、バッターとしての実力はかねてから評価していましたが、最近の提言などを見ていると人格面でも非常にしっかりした人だと思え、今後実力面でも改革面でも日本野球界を背負って立つ選手になるとみえ非常に頼もしい限りです。

 この記事にもある通り、高校野球の商業利用を禁じている高野連ですが、実際にはその甲子園でめちゃくちゃな大金が動いているのは事実です。大会観戦料はもとより放映権、DVD、広報誌などビジネスとして非常に幅広く、主催している毎日新聞と朝日新聞にとっては記事中の言葉を使えば「ドル箱」以外の何物でもないでしょう。
 そんな新聞社からも委員が出ている高野連が、「商業利用」の名のもとに高知商野球部を処分しようだなんてちゃんちゃらおかしく、むしろ利益を貪ってきた過去の委員を含め遡って規約に則して処分されるべきは彼らでしょう。っていうか今回の高知商処分を言い出した奴は何が何でもクビにして、二度とこの世界に関わらせるべきではないと断言します。むしろ端的に言えば死んでほしいです。

 それにしても我ながら容赦のないことを言う人間だと自分でも思います。というのも一族の中でこの高野連でそこそこ大きい地位についていた親戚がかつていたのですが、そんなのお構いなしにこういうこと言うあたりは性分なのでしょう。

ニトリにて

 今日、特に用事もなく午前はゲームして過ごし、午後はオシャレな置時計ないかなと思ってニトリに行きました。生憎、ニトリにはオシャレな置時計はなく(なんていうか全体的にセンス悪い)、折角来たのだしシーズンも半ばを過ぎて安くなっているから、来年を見越して起毛の敷布団カバーでも買うことにしました。はっきり言って全体的にセンスが悪く、柄はどれもいいものがなかったものの、機能性を重視して99元と書かれてあったカバーを選んでレジへ行きました。

 ところが会計の際、「119元になります」と言われ「( ゚Д゚)ハァ?」となり、一旦支払いを済ませてから価格の書かれたタグを確認するとやはり99元と書いてあったので、レジに戻って値段が間違ってないか確認を求めました。その後、店員と一緒に売場へ戻って件のタグを見せたところ、「このタグは隣のカバーのタグで、こちらの商品はやはり119元です」と言われました。
 今回購入したカバーが置いてある売場というか什器には、柄の違う他のカバーが一面並べられているところでした。でもってどのカバーもシングルサイズが79元、ダブルサイズが99元とタグに書かれてあり、購入したカバーも什器の真ん中付近に置かれてありましたが、このカバーだけ値段が違うにもかかわらず価格タグの類は一切貼られていませんでした。

 「価格タグないじゃん。一番近くのタグには99元って書いてあるじゃん( ゚Д゚)」と店員に問い詰めましたが、女性店員は私が日本人と分かったのか「すいません」と日本語で言った上で、手元のPOSで商品バーコードを読み取って、改めて119元の商品であることを確認して見せました。その上で、「返品自体は可能ですがどうしますか?」と逆に問い掛けてきました。
 結果を話すと、返品はせずそのまま購入した商品を持ち帰りました。正直、あの価格タグの見せ方は孔明の罠的なものを感じますが、実際買った商品は他のと比べると「抗菌杭臭」という表示があり、触った質感も上だとも感じてたので、値段の違いが機能の違いであることに納得はできます。にしても隣のカバーも同じ鹿柄の色違い品で、そちらは99元のタグあって実際その価格だというのだから、客が値段を間違えない方がおかしいと思うが。あとなんで鹿柄なのか、奈良県民がデザインしてんのかよと少し思います。

 また今回のニトリはまだ店員が真摯に対応してくれたと思います。価格タグがなかったことは素直に認めた上で一言とはいえ謝り、返品についてもきちんと提案してくれており、孔明の罠はあったけどまだ納得できる対応の仕方でした。また値段も20元(約320円)の差ですし、目くじら立てるようなものでもありません。
 逆を言えば、前のCity Superのコシヒカリ事件に関してはやっぱ今でも納得がいきません。あっちなんかはっきり価格タグで表示していた値段を「これは前のセール時の価格だ」といってあっさり拒絶した上、一言も謝ることすらありませんでしたし、しかも5kgの米を買ってるのに「こっちなら安い」と2kgの袋を持ってきたのも今思うと意味不明すぎます。なおあれ以来、ガチでCity Superには一度も行っていません。

2019年1月25日金曜日

The bad news flood of SUBARU

 見出しは最初、「スバルはどうした?」とかにしようかと思いましたが、なんか週刊誌の見出しっぽい感じがしたので……今書いてたら部屋の壁にコオロギ張り付いていることに気が付いたので、塵取りで外に追い出しました。


 そんなわけでスバルですが、なんか堰を切ったかのようにバッドニュースが一斉に溢れ出ています。上記記事は朝日新聞が23日に報じた内容ですが、当日この記事を見て大いに唸らされ、「さすがはスクープの朝日か」と非常に感心させられました。
 何故かというと記事自体は23日に出ているものの、16日からスバルの群馬工場が停産しているという事実をどこよりも早く報じているからです。尚且つパワーステアリングの不具合という停産理由も突き止めており、恐らくは停産自体はもっと早くに掴んでいたものの、裏付けをきちんととった上で報じたのではないかと見ます。この朝日の報道を受けて他のメディアも一斉に後追いしましたが、新規に出てきた情報というのも私が見る限りでは問題となったパワステは日立製だという日系の報道ぐらいで、それくらいこの朝日の第一報の時点で報道が完成されていたということです。

 ちなみに余談を挟むと、自動車メーカーは基本、工場の停産情報は発表しませんし、取材で聞かれたとしても濁して認めようとはしません。私も2012年の反日デモの際にトヨタの中国工場が停産しているという情報を得てトヨタ広報部に確認しましたが、「常に需要に応じて工場の稼働率は流動的に変動するものであり、現在もそのような方針で運営している。個別の状況については流動的過ぎるので答えられない」という回答で、記事にできませんでした。
 さすがにこの返答をそのまま持ち帰ると編集長にどやされることはわかっていたので、なんとか同年度の目標販売台数の達成の見込みはどうなったかと絞り出して、「いや、さすがにこの状況では厳しいだろう」という一言をもぎ取って記事は仕立てることが出来ましたが。

 話は戻しますが、この停産ニュース自体、原因がパワステで尚且つ未だ原因がはっきりしないから停産という事実から見て実質的にリコール案件という大きなものです。これだけでも十分なのになんか相前後してスバルでは悪いニュースが立て続けに出ており、具体的には以下のニュースです。


 上司のパワハラで社員が自殺しており、事件化したことで当局が査察したら残業代未払いがばれるという芋づる式な内容となっています。また昨年を振り返ると、スバルは日産同様に検査不正事件も起こしています。
 この検査不正事件について自動車業界誌のベストカーはスバルを擁護する特集記事まで出して、「スバルは真面目過ぎるから完成車検査不正が起きたのだ」と結論付けていましたが、その後対策を終えたと発表したスバルは再び品質検査不正事件を起こしており、しかもその内容は長期的且つ組織だった不正で擁護のしようの無い内容でした。言っては何ですが、ベストカーのメンツを思い切り潰したというか、ベストカーが擁護し過ぎたというべきか。

 ただベストカーに限らず、自動車業界関係者に話を聞くとスバルの姿勢を誉める人は明らかに多いです。自分の知り合いも、「真面目な会社ですよあそこは」と話し、検査不正事件についても批判的に見てはいませんでした。

 私自身、割とスバル車は好きというか初代のGC型インプレッサは好きな車トップ5(1位ストーリア、2位FTO、3位R34型GTR)に確実に入ります。なおどうでもいいですが、この前会社が親子デーで、職場を見せるため子連れでやってくる社員が多かった中、私がデスクに置いてあるR34GTRのプラモに目を付けた男の子がこれを触りまくってめっちゃはらはらしました。意外と丈夫に作ってたのか、壊されることがなくホッとしましたが。
 もっかい繰り返しますがスバル車は割と好きですが、今回のニュース、特にパワハラと残業代に関しては正直、「やっぱり」という印象を覚えました。というのもスバル系列のサプライヤーには異常なブラック企業が明らかに多いからです。

 具体名は明かしませんがある1次サプライヤーに関しては、社員があまりのブラックっぷりに退職を申し出たところ、「お前の前に辞めたい奴が3人つっかえてるから今は無理だ」というわけのわからない返答が返ってきて、辞めさせてもらえなかったそうです。
 こんな具合に割と想像を超えるブラック企業がスバルの周辺にはおり、多くのブラック企業をサプライヤーに抱えている、つまり下請けのそうした違法な労働行為を実質黙認しているだけに、スバル自体もそうした風土があるのではないかと前から見ていました。今回のニュースで報じられた未払残業代は7.7億円ですが、これは直近2年間の金額に過ぎず、今後さらに遡って調査が進めば倍の金額にまでは確実に跳ね上がるだろうと私は見ています。

 このところスバルは米国市場などで絶好調でしたが、だからこそ規模の拡大に追いつけずこういう問題が頻出したとみることもできます。逆を言えば経営の対応が悪い、特に2回目の検査不正に関しては省みる大きなチャンスが1回目の発覚時にあったにもかかわらず起こしてしまっただけに、内部統制面が惰弱な経営としか言いようがありません。まぁそれを言ったら三菱はどうなのかって話ですが。

 私自身は先ほどにも述べた通り、スバルの労働環境はどうなっているのかが非常に気になっています。今のところ報道されている自殺者は一人ですが、本当にこの人だけなのか、もっといるのではないかという懸念が強くあるとともに、パワハラなどの問題行為も発覚してないだけではないかとも疑っています。それだけに、スバル本体のみならず先ほど挙げた問題あるサプライヤーを含め、今後労働管理をきちんと行えるかが割と見物な気がします。
 まぁこうは言うけど、こういうのって立て続けに悪いニュースがガンガン出てくるから、来月あたりにもまたなんか出るのではっていう気がしてならないのですが。

2019年1月24日木曜日

次期F-Xについての個人的見解

20年前(1999年)の今頃の奴に言っても信じない事www(アルファルファモザイク)

 上のまとめ記事の中で自分が最も反応した書き込みが「奈良ドリ無くなるよ」だったことに、なんか妙な気分にさせられました。俺は未だに、奈良の謎の引力に囚われているのだろうか。

 話は本題に入りますが、F-Xと聞いて為替を考えるか、戦闘機を考えるかでその人の歩んできた人生は分かれるでしょう。私はもちろん後者で(去年の今頃までホーネットとスーパーホーネットの違いもわからなかったが)、このF-Xこと日本航空自衛隊の次期主力戦闘機選定に関するニュースはいつも楽しく読んでいます。

 前回F-Xではすったもんだの挙句、米国のF-16を改造したF-2こと「バイパーゼロ」が採用され現在も絶賛運用中ですが、この選定過程と結果についてはこれしか選択肢がなかったとはいうものの、国内外からいろんな疑問や批判が集まりました。何気に中国側の報道でも、「元となったF-16より値段が高くなって意味ないじゃん」とか突っ込まれてましたし。
 F-2の何が問題だったかというと、航空機生産の国内技術向上のためにノックダウン方式による日本側で機体の組み立てることを条件としたことに加え、航続距離や搭載装備の要求から元となったF-16よりも機体サイズがどんどんと大型となり、「なんか最初のコンセプトと違くね?」みたいな感じとなった上、前述の通り1機当たりの費用もF-16より高額となってしまいました。

 加えて、採用したF-16自体が設計時期が古く、採用時点で旧型と否めない状態となっていました。もちろん日本側もこの点を把握しており、当時最新鋭のF-22も選定候補に入れていましたが、これは米国が虎の子の航空兵器であるだけに出し惜しみして、この時に採用されることはありませんでした。他にもユーロファイター・タイフーンも候補に入ってて結構熱の入った売り込みかけられてましたが、まぁ当時の状況を考えるとF-2しかなかったんだろうなというのも私は納得します。

 そんなF-2も運用開始から大分経過しており(なお東日本大震災の際に津波に浸かって数十機潰れてます)、次期F-3の選考がだいぶ前から始まっていますが現在のところ未だに結論が出ていません。候補としては欧州が割と熱心に売り込んでくれるタイフーン、米国が今度は出し惜しみしないよと言われているF-22、既に自衛隊に納入が開始されているF-35のアップグレード版などが主に挙げられています。
 ちなみに現代の戦闘機はハイ・ローミックスといって、一般任務用の安価・多数の戦闘機と、必殺用の高価・少数の戦闘機を組み合わせて運用するのが一般的です。現在の日本の場合、F-35がローで、F-2がハイに当たり、F-2の後釜の選定がF-Xになります。

 前置きが長くなりましたが、結論をここで述べると次期F-Xには何気に、この前間宮海峡に墜落したロシアの戦闘機Su-34の姉妹機であるSu-35、若しくはその後継機であるSu-57という、フランカー姉妹のどれかが一番望ましいと考えています。

 一体何故かというと、Su-27、通称「フランカー」に始まるこのシリーズの機体は、前にも書いたように「動けるジャイアン」ともいうべきあり得ないくらい敏捷な機動性と、巨大な機体サイズを持ちます。敏捷性に関してはロシア自慢の推力変更ノズルによって、機体ノーズが真上を向きながら地面と平行に飛んでのけたりするなど、間違いなく世界最高の機動力を持っていると言っても過言じゃありません。またその機体サイズの巨大さによって、搭載できる兵装の量や種類もはっきり言ってめちゃくちゃ多いです。

 それ以上に次期F-Xとして自分が一番評価しているのは、そのあり得ないくらい広い航続距離です。Su-35もSu-57も追加タンクなしでの航続距離が4000㎞近くあり、現代の戦闘機としては破格の作戦範囲を有しています。
 南北に細長く海洋面積も広い日本の場合、必然的に1機当たりの担当任務範囲が広くなりがちです。また仮に防衛戦が発生した場合、撃墜以外で敵機撃退する上では、レーダー面で地上管制と連携を取りつつともかく飛び続けて、相手の燃料切れを待つという戦術も求められると思います。海洋に囲まれている日本の場合ですと、敵軍はその襲来までに一定の燃料を使用しなければならず、この戦術をとるならば航続距離の長いフランカー姉妹は有利でしょう。

 最後に購入面については、確実に米軍機を買うよりは安くで買えます。特にF-22に関しては米国も吹っ掛ける気満々のようで、「より優れた性能にアップデートしてやる」とは言っていますが、要するにF-22の改造研究費を日本に負担させる気満々の発言にしか見えません。
 またロシアの場合、昔から兵器輸出はロシアの主幹産業であってこれまでも割と気前よく他国へ販売し続けており、日本が購入したいと言えば軍事接触の可能性がありながらも、ロシアは売ってくれるのではないかと個人的には考えています。ちょうど今、平和条約交渉の真っ最中でもありますし、条約締結の条件に購入計画を入れたら向こうも多分喜ぶでしょう。

 もっとも、そんなロシアから中国はSu-27を調達後、契約でロシアから今後も絶対に購入すると決められていた重要部品を、「我々が独自改造した」と言ってコピー生産し始めてからは買わなくなりました。その前にはロシアの倉庫から当該部品を盗み出そうとしたところを捕まってるし。
 この話の何が凄いかっていうと、その後中国はロシアに対し、「新しいSu-35も買ってやるよ、いくらだ?」と平気で言ってのけた点です。さすがにこの時ばかりはロシアも、「またパクられるだけだから中国には売るべきではない」と委員会とかで多くの反対意見が出たそうです。

 話は戻りますが、以上の理由、実質的に航続距離の1点突破で私はフランカーシリーズの機体をロシアから調達するのが、次期F-Xとしては望ましいと考えるのですが、現実にこの案は不可能であることも承知しています。

 理由はいくつかあり、一つは米国がいい顔しないこと。二つ目に、交換部品の調達面で相手があのロシアであることからいろいろと問題が起こりそうだというリスク。そして三つ目として、整備面での規格の違いです。
 本当かどうかさすがに確かめられませんが、日本の航空自衛隊内での航空機整備においては寸法・重量規格がメートル・グラム法ではなく、ヤード・ポンド法が採用されていると聞きます。何故かと言えばすごく簡単で、これまで米国の戦闘機しか買ってこなかったからです。

 仮にフランカーを運用するとなると、整備においてメートル・グラム法とヤード・ポンド法が混在することとなり、整備効率が著しく低下することはおろか、墜落につながるような深刻なトラブルも発生する可能性すらあります。戦闘機の運用においてはその性能以上に整備体制が重要だと言われますが、この規格の違いが仮に事実だとしたら、既に日本は米国製戦闘機しか選択肢がないといっても間違いではないでしょう。
 仮にあるとすれば日本が自作するというのもありますがこれは技術面で現実性がなく、となるとやはり、F-22かF-35かしか選択肢がないわけです。こう考えると結構夢のない選定です。

 もっとも、仮に何でも選んでいいってんなら私ならMig-29の後継であり最新鋭のMig-35を選びます。理由はちっちゃくてかわいいからです。でもこのMig-35、設計が40年くらい前のSu-27と今戦っても多分勝てないとか言われてるのが悲しいです(´;ω;`)ウッ…