さっきウィキペディアを見てみたら載っていなかったので、俳優の高橋英樹氏のエピソードをここで紹介しようと思います。
さて高橋英樹氏といえば言わずもがなの時代劇の大スターで、彼の代名詞とも言うべき「桃太郎侍」始めNHKの大河ドラマにも何度も出演しており、去年の「篤姫」では島津斉彬役を演じましたが過去の大河では斉彬の弟である島津久光役も演じていたそうです。
そんな高橋氏ですが、確かテレビ番組の「踊るさんま御殿」に出演した際に、こんなエピソードを話していました。話題のテーマが「後から思うと納得できないこと」にて高橋氏は、ある日顔面マッサージのお店に行ったところマッサージの途中に店員に、
「高橋さんは顔が大きいので、通常の二倍の料金を請求させていただきます」
と、言われてそのまま払っちゃったそうです。この件について実際に顔のでかい高橋氏は、確かにマッサージに使うクリームとかが余計にかかっちゃうからその場では仕方ないなと思ったそうなのですが、テーマ通りに後から考えてみるとなんかおかしいなと思ったそうで、このエピソードを高橋氏が紹介するや司会のさんま氏が、
「ひとつ、人の世の生血を啜り……」
と、高橋氏の代表作の「桃太郎侍」にて悪党を斬り捨てる際の名台詞をつぶやいて場を盛り上げていました。確かに、このセリフがまさにぴったりなシチュエーションでした。
もう一つのエピソードも「踊るさんま御殿」からで、何でも地方ロケに高橋氏が行った際に泊まった旅館が時間によって男女の入浴時間が変わるという混浴風呂だったらしく、そうとは知らずにいたのはおばさんやおばあさんが数人だったそうですが女湯の時間帯に入ってしまったそうで、慌てて飛び出したことがあったそうですです。このエピソードを高橋氏が話すやまたもさんま氏が、
「あかんがな高橋さん。そういうところこそ桶で股間を隠して、ポンポンポンポンッ(太鼓の音。桃太郎侍の登場シーンは顔を般若面で隠しながら太鼓のBGMとともに出てくる)と言って出なきゃ」
と突っ込んでいましたが、想像するだに未だ思い出し笑いをします。
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