・ネイキッド・カウボーイ(ウィキペディア)
数年前にあるテレビ番組で見た際、私が一発で名前を覚えたのが上記リンクに貼った「ネイキッド・カウボーイ」です。この人はニューヨークのパフォーマーで文字通り街中をブリーフ一丁でギターを抱えながら練り歩く方なのですが、その強烈なキャラクター性ゆえにすっかり現地では溶け込んでおりなんでも日本にもこの格好のまんまで来たこともあるそうです。この人を知った際に私はまず、「何故裸にカウボーイ?」と思いましたが、元々奇妙なものが好きな性格ゆえにこの強引な組み合わせを一目で気に入ってこうしてわざわざ記事にするにまで至りました。
それにしてもこの人、ネットで検索するとM&Msで有名なチョコレート会社を著作権侵害で訴えているそうです。まぁそれだけアメリカでこのキャラが浸透している事なのでしょうけど。
仮にもしこの「ネイキッド・カウボーイ」を日本でやるとしたら、やっぱりブリーフは外せないのでちょんまげを結って三味線を持ち、「ネイキッド・サムライ」として売り出せばそこそこ人気が出るのではと何故だか今日の昼間に思いついたのですが、ブリーフとくれば私には忘れられない思い出があります。
多分日本人男性の方ならわかってくれると思いますが、中学校に入る頃までみんなパンツはブリーフなのがませた奴がトランクスを履き始める中学校二年くらいから急激にトランクスが広まり、一挙にブリーフが駆逐されてトランクスへとパンツが一斉に履き変えられる時期が日本の学校にはあります。私のいた中学校もそうだったのですが私は昔から何かしらの流行に流されるということが大嫌いで、周りが一斉にパンツを履き変えるのに対してかえって意地になってブリーフを高校まで履き続けました。
そうしているうちに体育の授業の着替えなどから私だけがブリーフを履き続けていることを周囲も知りだし、いつしか「ブリーフの花園」とか「ブリーフを見たら花園と思え」などという言葉が学年の間で広まっていました。もちろんそんな噂は気にせずに私は履き続けていたのですが、ある日この話をうちのお袋に話したらお袋が変に気にしてトランクスを買ってきたので試しに履いてみると、例によって体育の授業にそれを見た級友らが「トランクスを履いたらお前じゃない!」などと一騒ぎとなりました。
結局、その後おふくろはトランクスしかパンツを買ってこないので私もそれがデフォルトになったのですが、こうして「ネイキッド・カウボーイ」を見るにつけかつてのあの時代を思い出します。どちらにしろ、ブリーフはキャラクター性としては非常に強い武器なのでもっと活用する人がいてもいい気がします。私はもうやらない……と思うけど。
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