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2010年1月27日水曜日

何故オリックスはこうも弱いのか

野球界にはイジメがあり、某球団は特に凄い…後輩に暴行、道具や私物を盗む…球団はイメージダウンを恐れてか、事件を公にせず(アルファルファモザイク)

 上記記事を見て、イジメ問題があるとされるそのパリーグの球団にどうしてオリックスが一つも挙がってこないのかすごい不思議でした。これって私だけ?

 いきなり他サイト様の記事引用から始まりましたが、何もこれを見る前からそろそろプロ野球チームのオリックスバッファローズをネタにして一本記事を書きたいと思っておりました。というのもあの忌まわしき近鉄とオリックス合併騒動のあった2004年の後、元からのオリックスチーム内のスタメンに加えて近鉄からもいい選手を採用できたにもかかわらず、どうしてオリックスは後追いの楽天イーグルスより弱くなったのかという点についていろいろ突っ込んでおきたいと思っていたからです。

 わざわざ説明するまでもないですが、近鉄球団が廃立した際に近鉄に在籍していた選手らはオリックス、楽天の二球団から交互に指名される形で何人かは移籍をしました。この際の指名ではオリックスに優先権があっただけでなく、球団創設ということで一からすべての選手を集める楽天に対して二球団の優秀な選手を一挙に集められるわけだから、オリックスはこれから相当強豪になるのではないかとも当時に私も友人と話していいました。ところがふたを開けてみると、これまでの順位は以下のようになっております。

2009年 最下位
2008年 2位
2007年 最下位
2006年 5位
2005年 4位


 球団合併以後、2008年でこそ2位に入ってAクラス入りしていますがそれ以外はお世辞にも、「本当にこれで合併したの?」と言いたくなるような結果で、特に2009年と2007年に至っては創設された楽天イーグルスに早々と順位を抜かれているというのは唖然とする限りです。

 ただ2009年シーズンについては開幕してすぐに主力選手が揃って怪我で離脱したなどの不運もあって多少は仕方がないと思いますが、その離脱した主力選手というのもローズ選手やカブレラ選手などの外人選手ばかりで、きちんとドラフトで取ってきた若手選手をきちんと育てているのか、そういう観点からするとこの球団は何かおかしいのではないかと前々から感じていました。
 なお日本人の若手選手の中では2008年に新人賞を獲得した小松聖選手などがいて、この時は「なんだ、ちゃんと育てているじゃないか」と思ったのですが、その小松選手が2009年にはこれでもかと打たれてしまっていて個人的には残念でした。あの切れのいい変化球が好きなんだけど。

 さらに苦言を呈しておくと、今年オリックスはかつてチームに在籍していた田口選手と契約を結びましたが、これも果たして如何なものかと少し感じました。まだ田口選手のプレイを見ていない段階で言うのもなんですが、かつて横浜に大魔神と呼ばれた佐々木選手が復帰した際に高額な年俸で契約されたものの、結果的にはその金額に見合う活躍は果たせず引退してしまったというデジャビュが出てきてしまいます。
 それでもまだ田口選手や佐々木選手は古巣ということでまだ感情的に理解は出来るのですが、「億の置物」とまで呼ばれる程の高額年俸でほとんど試合に出てこなかった清原選手を在籍させていたのは明らかにチーム運営として間違っていたのではないかと私は思います。またチームの運営ときたら非常に重責となる役割の監督人事については近年頻繁に交代が続いており、私個人的にはあのさわやかな笑顔の大石前監督が去ってしまったのが非常に残念です。

 とまぁグダグダとオリックス批判を続けましたが、2000年頃のオリックスは非常に好きだった球団だったので、どうにかまた再起を期してもらいたいという気持ちはまだあります。ただ江本氏ではないですがベンチ、というよりフロントが阪神の外国人スカウト並みに明らかにしっかりしていないのは目に見えておりますし、こういったところが今後改善されていけばまだマシになるのではないかという思いから、敢えてこういう批判記事を書いてみました。

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