このところビジネス系雑誌や新聞のあちこちで一連のトヨタのリコール問題に触れてはかつての松下(ゲンパナソニック)のファンヒーター回収問題と比較する論評をよく見ますが、かなりうがった意見を言わせてもらえば両者の違いは特殊部隊の差じゃないだろうかと考えてしまいます。
あくまで伝聞の情報ですので本当かどうかまでは私もここでは保障しかねますが、松下には商品事故が起きた際に真っ先にそれをもみ消す専門の部隊がかねてからいたそうで、あのファンヒーターの問題も大分以前から把握していたもののあの手この手でそれが表に出ないようにし続け、とうとう最後にこのままでは隠しきれないということから平謝りに出たのだという話を聞いたことがあります。実際にファンヒーターの事故は回収騒動の時期に集中して起きていたわけでなく長期間に渡って起きていたのが突如回収を行う発表がテレビCMなどで公開されるなど、時期的にちょっと怪しい部分も少なからずありました。
今回のトヨタのプリウス騒動も日本国内ではかねてよりブレーキの電子制御が弱いという声があったもののあまり大きな声にはならず、アメリカでの騒動の広まりによって初めて一般にも認知されてきた感じがします。恐らくトヨタにもクレームや事故(主なのは労災だろうけど)をもみ消す部隊みたいなのはあるかと思いますが、なまじっか市場が広すぎて松下みたいにいかなかったんじゃないかと、今日電車に乗りながら思いました。
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