故あって昨日、上海モーターショーに行ってきました。興味ない人にはつまらないかもしれませんが、折角写真も撮ってきたのでいくつかアップしようかと思います。
まず私が行った昨日の開幕日はプレスデーで、報道関係者と自動車関係の業界関係者のみ入場する日でした。何度か上海モーターショーに参加した事のある人に聞いたところ今年はいつもより人が多かったようですが、昔に行った東京モーターショーの一般日に比べれば私は全然少ないように思えました。
それで会場全体の様相を簡単に述べると、やはりこれからっていうこともあって各社電気自動車をどこもかしこも一台は持ってきておりました。ハイブリッド車も多くあり、そのほか最近中国で人気の出ている大型のSUV車などがひな壇を飾っていたのですが、中国の自動社会社は地元メーカーと海外メーカーが車種ごとに合弁会社を作って複雑に絡み合っているようなもので、いちいち見ていてどこがどのメーカーだかで激しく混乱させられました。一回細かく調べてここで紹介してみるのもいいかもしれないけど。
まず目を引いたのはアメリカのZAP社が持ってきた三輪自動車です。正面から見るとただのいかつい車ですが、後ろを見てみると見事なまでの一輪で、なかなか意匠の良さを感じます。ただ重量配分間違えるとスリップ時にぶっ飛びそうで怖いんだけど。
次はおなじみトヨタのプリウス。下手に派手なコンセプトカーを見せるよりこうして性能が裏打ちされた車を持ってくる方が私としては評価ポイントが高く、トヨタの堅実さを感じます。ただ写真を撮る前にこの舞台でなんか変なショーが始まっちゃって、最初にとった写真はこんなでした。
自分で撮っておきながら、なんでこんなの撮ったんだろうと悩む一枚です。
このほか同じプリウスだとコンセントで充電する電気自動車バージョンもありましたが、スバルと共同開発(丸投げ?)しているスポーツカーのFT-86はあるかなと思ってきたら、こんなのだけしかきてませんでした。
これも電気自動車でFT-EVって書かれてますが、多分ベースはアイQでしょう。お世辞にもデザインにセンスは感じられません。
この写真は吉利汽車の、確か「熊猫(パンダ)」という車種です。国産メーカーの中でもこの吉利汽車は比較的小型車を製作しており、この車種もインターネットで販売するなどそこそこ支持がされております。私はでかい車よりこうした小さい車のが好きなので、こっちのメーカーの中でも好感を強く持つメーカーです。
続いてのこの写真は、今度中国に進出してくる光岡自動車のオロチです。今の中国だと下手に量産車売るよりこういった高級で派手な車のが売れる傾向があるので、三岡の進出はそんなに間違っていないんじゃないかと思います。それにしても派手だなぁ。
同じ見栄えで言ったらこっちのスバルインプレッサが白眉でしょう。全車種を通してみてもこのインプレッサのメタリックブルーの塗装は映えており、私の中でも特に好きな車です。ただ個人的にはシンプルイズベストの初代インプレッサの方が好きで、下の写真のような画像をよくパソコンの壁紙にしてます。
でもっていよいよ私が贔屓にしてやまない三菱自動車ですが、はっきりってここのブースはガラガラもいいところでした。こういうのもなんですが置いてある車に目玉がなく、コンセプトカーも何が言いたいのかよくわからないこの二台でした。
もう少し配色とか、派手さがあっていいと思う。
あと中国で売る予定はないからでしょうが、世界初の量産電気自動車のアイ-Miev位はこっちにも持ってきて欲しかったです。日本市場での対抗馬となる日産リーフはいきなり不具合連発で五千台回収にあっているのだからここぞとばかりにPRしてもらいたいものですが、アイ-Mievはレアアース不足で一日三十台くらいしか作れないと聞きますし、中国に持ってくるのもなんか皮肉な気もしないでもありません。
そんな三菱のブースに多かったのは、一応のフラグシップカーのランサーです。日本ではギャランフォルティスの車名で売られていますがこっちはランサーエボリューションともどもランサーの名前で売られてます。ランエボの場合は「ランサーエックス」、ギャランフォルティスの場合は「ランサーイーエックス」で、なんか見ていていろいろ紛らわしくなります。
この車はフロントマスクは悪くはないもののバック部がずんぐりむっくりしたデザインで、以前のランサーほど好きになれません。むしろスバルのインプレッサのようにハッチバック仕様に統一してしまえばよかったような気すらします。ちなみにギャランフォルティスのスポーツバックであればハッチバックはありますが、値段が結構高い(190万円から)ので自分は全く買う気は起きませんでした。だったらインプレッサは150万円からだし、みんなこっちを選ぶよなぁ。
最後はマツダのコンセプトカーです。ここの会社は全くブラックな噂しか聞きませんがデザインはやっぱり群を抜いてて、こうしたコンセプトカーもいつも面白いものを出してきます。トヨタもトヨタでいろいろ言われていますが、社員や取引先に販売する際は二、三万円は割り引いて販売するのに対して、マツダは取引先だろうが下請けだろうが無理やり定価で買わせるそうです。真偽については責任は持ちませんが、技術はあるのにもったいないなぁという気がよくします。
補足
何故か一部のアルファベットを全角で入力して投稿するとそこで文章が途切れてアップされてしまう現象が発生しました。恐らくブログの仕様でしょうが、これから運営にも確認をしてみるつもりです。そのため該当箇所はカタカナでと書き直して表記していますので、あまり気にしないでもらえると助かります。
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