・インドネシア向け生体牛輸出を全面禁止(豪州)(農畜産業振興機構)
日本で報じられているのかはわかりませんが、何でもオーストラリアで生きた状態の食用牛をインドネシアに輸出したところ、現地での堵殺の際の殺し方が残酷だと非難が起こり、オーストラリア政府が生体牛の輸出を禁止したそうです。
事の発端はインドネシアの堵殺場の映像が報じられたことからだそうですが、その映像というのも麻酔もかけずに生きた牛の首に牛刀を何度もぶつけて潰すやり方だったらしく、「牛がかわいそう」と非難が起こってとうとう外交問題にまで発展したそうです。ただこれに困ったのは自国の酪農家と輸出業者で、深刻化してきたことからわざわざ両国の農相同士が会って対応を検討するところまでいったとのことです。
このニュースを見て恐らく私だけじゃなく日本人なら誰もが、「またかよ……(;゚Д゚)」とばかりに鯨問題を想像したかと思います。突っ込みどころを挙げればきりがないですがざっと挙げると、
・そもそも解体した状態で輸出しないの?
・どっちにしろ食べるんでしょ?
・インドネシアも、牛刀で潰すのは大変じゃない?(日本は脳天に鉄砲を使うと聞く)
といったところで、「なんで牛を食べないの」ってすごんでくるアメリカさんを見習いなさいとか個人的に思ってたりします。
なおこの問題はいろいろ尾を引いているようで、羊も輸出禁止になりそうだとか、インドネシア側も対応として「無痛気絶機」を堵殺場に置いたとかなってるそうです。これまたどうでもいいですが、一時期の北京のバスの中には「無痛流産」という産婦人科の広告ばかりでうちのお袋がびびってました。
・中国から輸入のインゲンに基準超の殺虫剤成分(読売新聞)
またかよ……(;゚Д゚)
・時速65キロ超での使用中止を=三菱製軽、燃料漏れの恐れ―1万台リコール・国交省(時事通信)
三菱自動車は私が贔屓にしている自動車会社ですが、「時速65キロを超す走行を続けると、走行不能になったり、燃料が漏れ車両火災になったりする恐れがある」って、今時こんな不具合あるのかとちょっとびびりました。あまり思い出したくないけど、例のリコール隠し問題がやっぱり頭をよぎります。ついでに書いとくと、三菱自動車は確か先月あたりにも法律で定められている工場の環境測定を行わずに勝手にデータを書き換えて提出してたことから怒られてました。
・「2位じゃダメなんです」…日本スパコン、中国抜き世界1位に(サーチナ)
ニュース自体は取り上げるほどではないのですが、このニュースが取り上げられた翌日には中国の新聞も「また日本に追い越された」という見出しで載ってました。日本ではあの仕分けが実施される前まではスパコンがニュースにならなかったことを考えると、中国はやはりその辺の意識が強かったなという気がしました。
・350キロ→300キロ 中国高速鉄道、安全考慮し「減速化」(産経新聞)
今月末には北京-上海間で新幹線が開通することとなっておりますが、その直前にて既に運航を開始している路線を含めて最高時速をこれまでの350キロから300キロに落とすという発表が中国政府からされました。何気にこの中国の新幹線には何度も乗ってて350キロの速度も体感していますが、そもそも車両の設計図を提供してJR東海にめちゃくちゃ怒られた川崎重工は「270キロまでしか安全は保証できない(;><)」と主張してきましたが、中国側は「改造したから大丈夫(´∀`*)ノシ」と称して運行を続け、先月に乗ったうちの親父も感動するほどの速度を維持してきました。
それが突然のこの速度引き下げ。恐らく大事故につながりかねないヒヤリハットが人知れずあって、さすがにマズイと上層部が判断したんじゃないかと思います。そう思うと短い期間限定の350キロを体験できたとして、なんだか得した気分になりました。
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