ベタですが、たった今ソフトバンクが第七戦までもつれた日本シリーズで勝利し、見事日本一に輝きました。
ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ
相変わらずというか松中選手は今回の日本シリーズで安打が一本も出ませんでしたが、結果良ければなのでこの際どうでもいいでしょう。ただそれにしたって今回の日本シリーズほど点が入らない試合は珍しいくらいに、どの試合も2点とか3点で延々と展開する投手戦が続いてみているこっちはいろいろと胃が痛い試合ばかりでした。2005年の阪神とロッテの日本シリーズでは「ロッテは1試合10点しか取れないんだ」と言われたくらいに、圧倒的大差で阪神が4タテされたというのに……。
ついでの機会なのでどうして私がソフトバンクを贔屓にするかですが、実は元々は関東育ちらしくヤクルトファンでした。今でもセリーグの中ではヤクルトが好きなのは変わりはないものの、縁もゆかりもないソフトバンクが好きになったきっかけは2000年代前半における圧倒的ともいえるくらいの強さに加え、ダイエーからソフトバンクへ経営主が移った後の球団としての在り方が見ていて非常に理想的だったからです。
経営主が移った直後に当時の王監督は、「ソフトバンクの孫社長から好きなようにやってくれと言われ、実質的な権限も与えられて非常に助かっている」と答えていました。片やソフトバンクの孫社長は、「2004年は近鉄の合併騒動から楽天球団が発足しましたが、私は初めから近鉄を母体にした球団を買収するつもりはなく、福岡にあるホークス一本に絞っておりました。何故ならこの球団が本当に強くて一番だからです」と、ちょっと近鉄が形無しになっちゃうようなことを話してました。
ただあくまで話に聞く限りですが、ソフトバンクは親会社があまりあれこれ言わずに現場の監督などのスタッフがスカウトなどの編成面で強い影響力を持っていると聞きます。ここ数年でも大隣選手など立派な選手を次々と発掘しており、またフロントやスタッフのみならずホークスの選手ら自身ですら「ホークスらしさ」というのを強く打ち出しており、今回MVPに輝いた小久保選手らなどチームの伝統が明らかに息づいています。次期監督は間違いなくこの人が確定的でもありますし。
ちょうどというかフロントと現場、というよりフロントとそのバックの間で激しい火花が巨人で飛びかってますが、今のソフトバンクはまさに巨人と好対照な球団だと思います。現在東京では年々野球中継の放送がなくなってきていますが、ある意味パリーグの試合を中継したら本気でセリーグが駄目になるのではないかという気がします。かつては巨人式の野球が全球団に広められていきましたが、ソフトバンクのみならず日ハムなど経営の上手い球団の方式がこれからはスタンダードになっていくのではないかと思います。
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