本当は昨日のうちに書いておきたかったのですが、三日連続で頭痛が続いたので今日に書くこととなりました。今日は体調は良くなったのですが病み上がりのせいかやけにテンションが高い状態が続いており、持病が持病なだけに大人しく昼寝をして過ごしました。昼寝するのは毎週のことだけど。
さていきなりですが、久々に政治関連の話題で激怒させられるニュースが出ました。真面目な話、壁に向かって頭突きを本気でしそうになったほど頭に来るニュースで怒り心頭に来ています。
・首相強気、菅氏の轍踏む? 一川、山岡2閣僚続投 政権運営厳しく(産経新聞)
昨日の国会最終日、マルチ商法に関わっている山岡消費者相と失言と無教養ぶりを露呈させた一川防衛大臣に対して問責決議案が出て参議院で可決されました。この問責決議案の可決に対して野田首相は二閣僚を続投させると発言していますが、日本のメディアは今後の国会運営に支障が出るのは間違いない、野党側が審議に応じるか定かではないとどこも書き殴っています。
恐らくこの時点だと問責が出された二閣僚に対して私が怒っているように思われるかもしれませんがそれは違って、私が許せないのは自民党を初めとした野党にほかなりません。恐らくこんな怒り方をするのはまずもって私だけじゃないかと本気で思うので理解し辛いかもしれませんが、私が野党の何に怒っているのかというと、一体何故こんな小物ども相手に大騒ぎして本当に排除すべき人間を無視しているのという、この一点に尽きます。その排除すべき人間とは下記の人物です。
・在日米軍再編:普天間移設 鳩山氏「辺野古以外、探す努力を」 日米へ影響否定(毎日新聞)
私は今の状況下で本当に問責を出すべき、というより政界から徹底的に排除するまで追い詰めねばならない人物とは鳩山由紀夫元首相だと見ています。その根拠は、って説明する必要もあるのかというくらいに非常に腹立たしいのですが、首相在任中に「トラストミー」と言っておきながら発言を二転三転させた挙句、首相退任時には「米海兵隊が存在する必要性がある」といって米軍基地の辺野古移転を決めておきながら、退任後には「米海兵隊の必要性など方便」だと平気でのたまいました。その上で今回の「辺野古以外も探すべきだ」とまた議論を根底から覆すようなこの発言、しかも別ソースで見たようなちょっと自信がありませんが、この発言の前には「元総理として言わねばならない」などとほざき、自身の影響力、海外メディアへの波及力を全く考慮しないどころか確信犯でこのようなことを述べており、あくまで私の主観ですが一川防衛相などより遥かにずっと沖縄を愚弄しているとしか思えません。言葉通りの意味じゃなく、この人は万死に値する。
ここまで言えばもうお分かりかと思いますが、私が野党に言いたいのは鳩山を無視してなんであんな小物二人に問責を出したのかというこです。はっきり言いますが山岡消費者相にしろ一川防衛大臣にしろいようがいまいが箸にも棒にもかからない小物で、役には立たないかもしれませんがそれほど害もない人物です。それだけ人材に乏しい民主党についてはお寒いというか残念ではあるものの、こんな二人に対して存在するだけで確実に害をまき散らす鳩山をどうして放っているのか、何故もっと批判しないのか、野党は物事の優先順位を明らかに履き違えているとしか言いようがありません。嫌味な言い方をすると、自民党内には森元首相をはじめ未だに余計な口を出す首相経験者が何人もいるから敢えて鳩山を無視したんじゃないかと疑う気持ちすらあります。
また野党に限らずこの件については日本のメディアに対しても納得いかない気持ちが強いです。多少うぬぼれがあるのかもしれませんが私と同じような考え方や主張をするメディアが何でいないのか、一川防衛相をあれだけ取り上げて批判しておきながらなんでここで鳩山が出てこないんだと、大きな声では言えませんが今日自宅でネットニュースを見ながら「政治センスのかけらもないクズどもめっ!」とわめいていました。右から左に情報を流すだけが仕事ではないんだし、もっと全体の動きを見て報じる人はいないのかと納得いかないことばかりです。
という具合で真面目に荒れていましたが、先ほど確認したら産経がちゃんとこの点を突いておりました。産経の政治記事はバイアスがかかることが多いからあまり評価していなかったけど、今回のこの件で少し見直しました。まぁバイアス取っ払ったら購読者が逃げるという台所事情はよくわかるんだけどさ。
・普天間移設「県外やめた」もやめちゃった鳩山氏(産経新聞)
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