先週に書いた記事中で「なにかリクエストがあれば書くよー」と書いたものの、見事に何も来ませんでした。返事ないのがショックだったわけじゃないですが、どうもこのところメンタルが弱くなっているのかやけに占いサイトに入り浸って今日の運勢を確かめる日々が続いてます。四柱推命でも3月は低迷と書かれてるし……。
そんなことはさておき国家的プロパガンダに与したくないので今日が何の日かについては敢えて触れず、最近、というか以前にもそれほどやっていないと思いますが、今日は具体的な政策提言でもしようかと思います。どんな提言かというと単純に、今現在の日本で一体何を優先してやるべきかということです。単刀直入に題名通りの内容を言いますが、私は今一番に日本が取り組むべきなのは雇用の創出、それも若年層への創出が重要じゃないかとかねがね考えております。
一体何故雇用の創出が重要だと感じるのかですが、仮にこれが達成できた場合に多くの問題を一挙に解決、もしくは前進させることが出来ると踏んでいるからです。まず一つ目は言うまでもなく若年層の生活の安定化で、安定した収入を得ることで余裕を持つことが出来ます。何気にこれ単体で記事を書いてもよかったのですが、ちょうど警察庁が去年の自殺統計を発表して読売が記事にしてますが、若者層こと「学生・生徒」の自殺者が統計開始以来初めて千人を超えたそうです。少子化の最中でこんな記録が生まれるなんて、最近の若者はこのところの私同様にメンタルが弱くなっているか、相当追い込まれているかのどっちかでしょう。なお去年あたりから自殺者の大半は50代以上が依然と占めているものの、徐々に若年層、主に20代の自殺者が増えていると聞いていただけに引用しやすいデータが生まれました。
話を戻しますが、何も自殺対策のためだけに雇用を創出するわけじゃありません。大分昔に管仲という人が「衣食足りて礼節を知る」と言っていましたが、人間というのは余裕を持って初めて消費を増やします。消費を増やす価値についての説明はこのブログの読者層には必要ないでしょうが、私が狙っているのは消費拡大のみならず結婚増とそれに伴う出産増で、要するに少子化対策にもつながるのではないかと考えてるわけです。
更に更に付け加えると、出産数を増やすだけでなく若年層が仕事について社会保障への税収を増やすことでこの辺もマシになるのではないかと期待しています。年金についてはどうあがいたところで現行制度じゃ維持できるわけないので、この場合は医療保険のみが該当します。あと変な話になりますが仮にここで雇用を創出しなければまともな職業訓練を受けられない若者は増加の一途をたどり、10年後には社会保障の担い手とは逆の生活保護対象者を増やすことにもなりかねません。
あとこれもいちいち言う必要あるのかと自分でも悩むのですが、よく「日本は労働力不足だ」、「移民も検討しなければ」などという話を今でもたまに聞こえてきますが、移民議論は大いに必要でありますが議論の前に若者をもっと雇えよなと言いたいです。要するに労働力不足対策の根本的解決にはまでは至らなくとも、改善にはつながるのではと言いたいということです。
上記のような観点から私は若年層の雇用創出が必要だと感じるわけですが、ならばどうやって創出すればいいのかという疑問を持たれるかと思います。やり方としては政府の公共事業や企業が雇用した場合の給料を肩代わりするなど政府支出も十分検討できますが、過去の実績から私はこの案ではそんなにうまくは運べないかと思います。理由は前にも書いたように、変な仲介業者が邪魔するからです。ならほかにはどんな案があるかですが、前にもちょこっと匂わせましたが高年層の給料を大きく引き下げるか、この際リストラされてもらうかが一番ベターじゃないかと思うわけです。
この議論で肝心なのは「いくら人件費を払うか」じゃなくて「何人多くの人間を雇うか」なのです。それこそ月給40万円の人間を1人雇うくらいなら月給20万円で2人を雇う方が長い目で見ると価値があると言いたいわけで、なおかつ雇われる人間は若ければ若いほどいいと主張したいのです。これは言ってしまえば5年くらい前に流行ってもう死語となったワークシェアリングと同じ考えで、この思想を実現化していくことで懸案となっている問題が大分改善されるのではないかというのが昔からの私の考え方です。
ちなみに私がこの手の主張で我ながら容赦ないなと思うのはうちの親父への態度です。この手の議論をするほぼ毎回のように、「親父一人の給料で俺を何人雇えるんだ」と言いますが、親父も親父で「その分仕事しとるわ」と言い返してきます。
ただ親父の意見も全く分からないわけではなく、自分もあまり人のこと言えた義理じゃないですが年下の人間とか見ていて、「どうすればこんな連中を使えるのだろう……」と不安に駆られるほど不出来な人を見かけることも少なくありません。ただその一方で、どうしてこれほど優秀なのに評価されないのにと思う人もいないわけじゃないので、希望は捨てずに前向きにこの主張を繰り返してこうと思います、ファイトだ自分。
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