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2012年7月6日金曜日

遺伝子隕石飛来説について

 今日はなんか久しぶりによる9時台に家に帰りつくことが出来たのですが、なんかダラダラネットを見ていたらまたブログを書く時間が遅くなってしまいました。でもって書くネタも浮かばないからどうしよっかなーとか思っていたら、そういえばヒッグス粒子が見つかったという話を思い出し、天文関係でこのネタを書いてなかったことに気が付いたので今日は遺伝子が隕石によって運ばれてきたという説を紹介します。

 この説はその名の通り、隕石が遺伝子、まさしくDNAことタンパク質を運んできたという説で、この運ばれてきた隕石によって地球上の種の系譜が広がったとする考え方です。この説の根拠となっているのは古代の昆虫類の種類数で、なんでも当初はごく限られた種類、確か数百種類しか昆虫がいなかったのですが、ある時期を境に数万種類へと、しかも劇的に形状を変えて増えているそうです。ダーウィンの進化論とかそういったものをもってしてもこの系統分化はちょっと急激すぎるということで、もしかしたら宇宙から地球に飛んできた隕石になにがしかの遺伝子の破片がくっついていて、それを地球の昆虫が取りこんだことによって種類数が急増したのではないかという説があるそうです。

 もちろんこの説にはいろいろ穴がありますし、そんな当時の地球にとって未知のDNAがくっついていたからと言ってどうやってそれを取り込むんだという疑念もありますが、単純に説として面白いので私は支持してます。支持する理由はいくつかありますが、まず昆虫という種類は人間が大まかに分類しただけであってなにかDNAに基づいてくくっているわけでなく、蜘蛛などの節足動物を含めると実に多種多様、それもどれも全く似通っていない姿をしていれば羽があったりなかったりでまるで姿が違います。これほどまで膨大な種類ある昆虫や節足動物が進化論で説明できるかとなるといくら膨大な時間があってもちょっと信じ辛く、また形状が大きく異なっていることから見ても、なにか外からの力によって系統分化したのではと思わせられます。

 なんかこの説を以前に知り合いに披露したら、「それ、さくらももこも同じこと言ってた」ということを教えられました。話によるとさくらももこ氏のエッセイかなんかで取り挙げられて、さくらももこ氏も「あたしはこれを信じる」と言っているそうです。なおさくらももこ氏と言えば言わずと知れた「ちびまる子ちゃん」の作者で私自身も昔にこの作品をよく読んでおりましたが、何故だかこの前に同僚との会話で、

「財布の中にお金がない時ってさいつも、寿司屋の料金を払えなくて先にまる子に買ったローラースルーゴーゴーを返品しに行くともぞうが思い浮かぶんだけど」

 といったら、なんか同僚もこの時の回だけはやけに覚えているらしく、なんでほかの回は思い出さない癖にこの回だけはパッと思い出せるんだろうと二人で思案に暮れました。あとほかにすぐに思い出せるのと言ったら、まる子が鍋でネギを食べずにいると周りが「ネギを食べると頭が良くなる」と説得したら、「そうじゃぞまる子、わしも昔からネギが大好きじゃ」とともぞうが言って、ともぞう以外の家族全員がネギに効果かがないということを理解する回くらいですかね。全部ともぞうがらみというのもなんだけど。

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