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2013年7月1日月曜日

限度額がわずか160円も、中国のクレジットカード

 ちょっと笑える中国ニュースがあったので取り上げます。

白领月薪2000多没房没车 办张信用卡额度仅10元(長江日報)

 リンク先の内容は簡単な中国語で書かれているので、中国語が読める方は是非そのまま読んでみてください。読めない方はこのまま私の文章の続きをお読みください。ちなみにニュースの見出しを翻訳すると、「月収2000元(約3万2000円)の家なし車なしのホワイトカラー、クレジットカード限度額は10元(160円)」となります。
 ニュース記事によると、民間企業に勤めるある女性が国有銀行でクレジットカードを発行したところ、クレジットの限度額は2000元程度になると聞いていたのに、いざ実際に届いてみると10元に設定されていたそうです。このあまりの限度額の低さに女性も、「これじゃ歯磨き粉2本も買えないじゃないのヽ(`Д´)ノプンプン」とコメントをしております。にしても、なんでここのたとえに歯磨き粉が出てくるんだろ。

 商業銀行の関係者によると、クレジットカードの限度額は基本的に下限が定められているわけじゃなく、銀行側によって恣意的に決められるそうです。そのため信用度の低い顧客に対しては当然低くなるわけで、場合によっては「0元」という、一体何のためのクレジットカードなのかわからなくなるギャグのような限度額設定もあるみたいです。しかもそれでいて、年会費はちゃっかり取るという鬼畜さ。

 一応の対策方法も書かれてあって、デビットカードとして買い物に毎月500元を使用していれば三ヶ月後には限度額は500元、半年後には2000元に引き上げてくれるそうです。それにしても、中国はたまにこういう有り得ない冗談みたいな話が現実に起こって報道されるから楽しい国だと思います。

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