まず近況からですが、このところストレスがちょっとシャレにならないところまで来てます。詳細は語りませんがプライベートでいろいろ立て込んでいて、恐らくほかの人に話してものけぞってくれるだろうと思えるくらいの高ストレス下の環境に今置かれてます。もっとも、借金は抱えている人は私以上にプレッシャーがすごいのだろうし、そんなのに比べたらまだ全然甘い環境なのかもしれませんが。
ただこのストレス、今この時期に勉強で影響を与えているのが地味に苦しいです。というのも来週に中国語の資格試験があるので今日はヒアリングの勉強をしようとしましたが全く内容が頭に入ってこず、しょうがないので休息日と定めてまた漫画喫茶で過ごしました。
個人的な意見ですが外国語のヒアリング能力はストレスに物凄い関連する気がします。外国語自体が聞いてて少なからずストレスを覚える代物ですが、ストレスフルな状態だと聞き取り辛くなって余計にストレスの種となりやすいです。そう考えるだに、よく中国で長々暮らしてきたもんだとも思えるのですが。
話は本題に入りますが、内戦が起こっているシリアの情勢に関心が集まってきています。シリアでは現在、アサド政権による政府軍と反政府軍(反体制派)との間で内戦が起きているのですが、先日に政府軍が化学兵器を使用したとの情報が出始め、もし本当に使っていたのであれば軍事介入も辞さないという姿勢をアメリカをはじめとする欧米各国が見せています。
私自身はシリア情勢に詳しくないためあくまで手持ちの情報の範囲内で意見を述べますが、まず化学兵器が使われたかどうかについては「YES」というのが正直な感想です。現地のテレビ放送の映像でしかないですが攻撃を受けたという反体制派の被害者らの様子は手足がけいれんしているなど神経系のガスを吸ったような症状に見え、しかも数百人がそのような症状を出していると日本のメディアも現地で報じており、なんらかの化学兵器が使われたと素人としては思います。
ただ、その化学兵器が政府軍が使ったのかどうかについては議論の余地があります。人を疑ったら切りがないですが、反体制派が欧米の介入を促すために自作自演として使った可能性も否定できず、これから報告を行う要諦の国連調査団も使用者については言及しない指針を示しています。
一方、軍事介入をするべしと動き始めた欧米各国については一つ意見があります。意見というか日本のマスコミに言いたいことですが、なんでアメリカに対して皮肉の一つでも言わないのかちょっと呆れます。アメリカは独自の調査によってシリアの政府軍が化学兵器を使用したことがわかったと声高に主張して軍事介入にも積極的ではあるのですが、さすがイラク戦争の時に大量化学兵器があると主張しただけあると言いたいところです。しかもこういう軍事介入関連でアメリカは世論操作とか証拠捏造も厭わないほど強引な国でもあるだけに、私個人としては化学兵器が実際に使われたかどうかは別としてアメリカの調査というのは信用できません。
話しの焦点を一点にまとめると、今後に欧米の軍事介入が行われるかどうかに尽きるでしょう。これに関しては現時点ではさすがに判断できませんが、昨日のNHKの報道によるとアメリカ、イギリス、フランスの三ヶ国の調査ではどの国の国民も軍事介入に反対する回答が賛成を上回ったそうです。そしてイギリスではキャメロン首相による軍事介入実行の動議に対して議会が否決し、調査結果を裏付ける事態になっております。
ただいざとなったらアメリカという国は単独でも軍事介入をする可能性が高く、イギリスが不参加だとしても介入が起こる可能性はまだあると思えます。では介入が起こったらどうなるのか、真っ先に考えられるのは原油価格の高騰とかですが現時点でもう内戦も起きて長いし、ほかの産油国も安定供給を行うと既に宣言しているのでこの辺はまだ安心してもいいのかなという気がします。実際どうなるかは起こってみるまで分かりませんが。
最後に私個人の意見として、仮に化学兵器が実際に使われていたとしても他国がシリアに軍事介入をするべきではないと思います。もし政府軍、反政府軍のどちらか片一方が化学兵器を今後も継続して使用するのであれば話は別ですが、そうでなければほかの国はこれ以上民間人の虐殺が起きないように監視をしっかり行い続けるにとどめるべきでしょう。絡まった糸を無理やりほどこうとすれば今のイラクの様に必ず綻びが出来るのだし。
安部総理は早々にシリアへの軍事行動を支持しました。イギリス等が反対する中なぜすぐに
返信削除決断したのか不明ですが、もしかしたら、
①シリア情勢泥沼化
②イスタンブールに与える影響を懸念したIOC委員が東京に投票
③オリンピック東京開催決定で景気回復
④アベノミクス成功(゚Д゚)ウマー
という皮算用があるのかも知れません。
これは完全に私の推測ですがね。
この手の推測記事にコメントいただけるとは嬉しい限りです(^^)
削除安倍政権の米国支持は単なる米国追従と思って気にしてませんでしたが、オリンピック誘致を考えると確かに妙手というか、打たないより打った方がいい手ですね。あと今日、シリアへの懸念からドル安となって東京市場の日経平均株価が上昇しましたが、これも計算に入れられていたというのなら安倍首相も大したものです。