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2013年12月21日土曜日

来年度の景気予測について

 今年九月に買った低反発枕が三ヶ月の使用によってかなりへっこんできたので、今日また創業50年くらいの雰囲気を感じる地味な寝具店に行ってきて新たな普通の枕を買ってきました。買ってる最中にふと思いましたが、低反発枕があるのなら高反発枕もあってもいいような、売るとしたら商品名は「反逆児」にして、その横の低反発枕は「優等生」って名前がベターかもと思い浮かべましたが、こういうこと考える当たり自分は骨の髄まで体制に反発する側なんだろうとつくづく思います。士郎正宗より大友克洋みたいな。
 話は本題に入りますがこのところ経済ネタを書いていないので、元経済紙記者だったんだしちょこっと来年の景気予測について書こうかと思います。結論から述べると第1四半期は○、第2四半期は×、第3四半期以降は不明瞭というか予想すること自体が馬鹿馬鹿しいと言ったところです。

 まず来年の日本景気の最大のビッグイベントは言うまでもなく四月からの消費税増税です。現時点でもそうですが増税前の駆け込み需要として自動車だったり家等を買う動きが広がっていますが、これは企業間でも同じで増税前に必要な部材や設備などをあちこちで購入しており、以前に聞いた話だと設備メーカーでは受注に納入がおっつかない状態に陥っているそうです。なもんだから、今年の第4四半期はほとんどの企業で売り上げが伸びている状態にあるように見えます。

 ただこうした動きは利益の先食いと言ってもよく、本来ならば来年四月以降に購入するものを先に買っているため、四月以降はこれらへの消費が先細る傾向がある、というか先細るしかないと断言してもいいです。この利益の先食いは来年第1四半期である1~3月までは続くと見込まれることから、この期間までは各企業で売上げは伸び続けるでしょうが、増税後の4月以降は増税分のコストアップと相まって一気に買い控えが進むと見られます。

 この買い控えの期間は短く見積もっても8月くらいまで続くと私は見込んでいますが、長ければもっとずっと延々と続くことでしょう。ここまでの話だったら誰でもできるわけなので自分なりのアレンジを加えると、買い控えが終わる時期については日本経済や各企業の努力以上に政治的な対応が重要な要素となると思います。その政治的な対応というのも、言ってしまえば安倍政権の景気対策です。

 現時点で来年度の景気対策として相当額の金をばらまくことが与党内で決まっておりますが、それらがどのように作用して効果があるのか、これについては実際にばらまかれてみないとわかりません。また同時に安倍首相のアベノミクス、この政策の成長戦略がどれだけ具体的で効果的で価値があるのかと市場に判断されるか、文字通り安倍首相のリーダーシップが試されます。
 少なくとも今年夏に発表した「第三の矢」の内容は現時点で恐らくほとんどの人が覚えていないほど価値がなくくだらないものだったと私は考えているので、ちゃんとした内容を改めて検討して作っとかないと「経済無能」の烙印を安倍首相は押されかねなません。逆に消費税後対策がしっかりと行われ、買い控え時期を短く、具体的には年内までにまた景気を持ち上げられたら立派なものでしょう。この景気の再浮上時期は定義にもよりますが現時点で予想するにはあまりにも不確定材料が多いため、早くても9月以降としか言えません。むしろ具体的に予想しようというのはあてずっぽうなことを言う事と同義なため、予想すること自体が間違っていると思うわけです。

  と、結構後ろ向きな意見ばかり書いてきましたが、現時点でも今後、かなり期待できる業種が実は一つだけあります。遠慮なく明かしてしまうとそれは軍需産業系です。
 こちらもまた来年度予算案の話ですが、どうやら自衛隊関連の防衛費用などを増額する方向で話がついているそうです。これだけでも十分材料となりますがそれ以上に先日、日本が英国と武器開発を共同で行うことで向こうと話がついており、こうした流れから日本国内の軍需産業に関わる企業などは株価上昇が期待出来るんじゃないかなと今朝友人と意見が一致しました。

 では具体的にどんな会社が上がりそうなのか。友人に軍需系でなんか知ってるかと聞いたら、「三菱重工じゃね?」と返ってきました。それに対して私は、「三菱重工が筆頭なのは間違いないが、もう一つ上げるとしたらミネビアじゃね?」と返しました。正直に述べると軍需系についてはそんな詳しくないので適当に名前あげただけですので、信じる信じないは自己判断で宜しくお願いします。

  おまけ
 その友人と話をしている最中に向こうから、

友人「最近、『電波の城』って漫画を読んでるんだけど」
花園「レムリア教だろ?」

 とすかさず反応して見せました。自分はこの漫画を採っとりにいる後輩に勧められてから読み始めましたが、友人も同じ趣味してたんだなとちょっと感じました。

4 件のコメント:

  1. 高反発、あります。マニフレックスですよ〜。低反発より高反発の方が身体にはいいですよね。(我が家もマニフレックスです)

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  2.  まさか本当にあったとはΣ(゚Д゚;)
     低反発枕は昼寝する時なんかはいいんですが、夜ぐっすり眠ったり、あと布団入りながらタブレット弄る時に胸元に置くのにはなんか向いてませんね。ちなみに布団やベッドは固めがいいって言うので、敷布団はやや薄目で下に畳み引いていつも寝ています。マニフレックスも検討してみます。

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  3. 2014年上海の景気動向はどう推測していますか?

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    1.  中国は安泰というか、欧州市場が去年よりは落ち着きを取り戻すと思うから去年よりはマシかな。ただ来年あたりまた欧州が荒れそうだから、年末は要注意。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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