今日はちょっとネタ切れというかあんま長い記事書く気分じゃないので短いものをと考えていたところ、前回に書いた「人材派遣企業各社の平均マージン率」についてちょこっと感想を書くのがベターかという結論に至りました。
率直に言って、この記事はこの1~2年で稀に見るほど良い傑作になったと思います。内容のテーマ性といいマージン率のデータ、そしてそれら数値に対する解説と派遣労働に関する問題点の指摘といい、どの面でもバランスよく意義深い文章に仕上げられた気がします。ただ良い記事に仕上がった分、書き上げた際の疲労感がほかの記事より明らかに高く、昨日なんか一昨日の夜に泊まりに来た大学の先輩と一緒に朝食食べた後はほぼずっとフリーだったにもかかわらずなんか記事を書く気分にはなりませんでした。
今回の記事に限らず、手のかかる記事というのはどれも書き上げた際の疲れというものがほかの一般的な記事より大きく、敢えて比喩的な表現を使うと自分の魂を文章に切り分けているような心象を覚えます。実際にブログの文章というのは大なり小なり自分の思想を読者に与えるようなものでありそういう意味では自分が切り分けた魂を拡散して読者に伝えると言っても過言ではなく、この魂を切り売りするという行為というのは言い得て妙な気がします。
自分は文章で単純に読者を楽しませたという思いから執筆技術の向上に取り組みましたが、それと同時に自分の思想を理解してもらうため、言い換えるなら他人を自分の思想に取り込むためにも文章をうまくなろうと鍛えてきました。もちろん自分の思想の悪い部分を引き渡してはならないということは十分注意しておりますが、気合の入った記事だとどうもその辺が制御利かないというか、想定以上に自分の魂をカットしている節があります。その辺、まだまだ自分も修行が足りないかってところです。
キミは上京して、魂を売ったやんか?
返信削除上京も何も、元から関東育ちだっつの。
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