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2014年12月30日火曜日

中国でのGメール遮断について

Gメール遮断で中国批判 米国務省(産経新聞)

 Yahooニュースにも上記のようなニュースが出ているので知っている方も多いのではないかと思いますが、どうも先週末くらいからGoogle社のフリーメールサービス、Gメールが中国で遮断されたようです。ちょうど自分は先週金曜から家を空けて西安に行ってたのでこれまで気づかず、昨夜自宅に帰ってきてようやく事の事態を知り、実際に自分のアカウントで送受信を試してみたところやっぱりアクセスできず怒りに震えていました。

 先に情報を整理しておくと、今回のような事態に至るまで「予兆」というものは確かにありました。2013年の年初までは全く問題なくアクセス出来たGoogleのアプリストア、Google Playが2014年には全くアクセスが出来なくなり、同時にこれまではほぼ問題なく使えたGoogle検索も極端に速度が遅くなっていました。そして今年10月頃には私もよく遊んでいたアプリゲームの「パズル&ドラゴンズ」もGoogleアカウントによる接続認証が出来なくなったためある日突然遊べなくなり、なんとなく落ち武者のような気分にさせられました。なおこれまでこのゲームに費やしていた時間がこれ以降はほかの余暇に使われるようになり、その影響からか10月以降はこのブログの記事の質が若干良くなっているような気がします。

 話は戻りますがこうした予兆の末についに最後の牙城というか、切ってはならないインフラといってもいいGメールにまで中国政府の魔の手が及ぶこととなりました。元々、中国ではブラウザからGメールにアクセスするには非常に時間がかかっていたのでこれまで私はメールソフトのWindows live mailを使ってGメールを複数アカウントで利用していました。しかし今回の遮断を受けてかこのメールソフトを使ってもアクセスすることが出来ず、これまでGメールを使って行ってきたこのブログへの投稿も一夜でできなくなり、仕方ないのでこういうこともあろうかと用意していたVPNを使って今この瞬間もブログを書いております。朝日新聞よ、これが検閲だ。でもってこれが自由を求める戦いだ。

 こう言ってはなんですが自分はかなりの中国贔屓で日本人皆に嫌われていると思うから日本人を批判することを数多く書いている傍で中国を持ち上げる記事をこれまでに数多く書いております。そんな自分からしても今回の子の暴挙に関しては激しい怒りを覚え、やってることは北朝鮮と一緒だと強く中国を罵りたい思いがします。
 私などはGメールの依存度は少なく、どちらかというとYahooメールをメインで使用している上にVPNを経由すればまだアクセスできるからいいものの、中には一夜にして連絡手段を断たれた外国人もいるのではないかと思います。そういう人たちの中には家族との連絡に使っている人もいたかもしれませんし、またビジネス上で重要な情報のやり取りをしていた人もいるかもしれません。そのような人と人のコミュニケーションを繋げる電子メールはいわばインフラも同然で、有史以来脈々と続けられてきた文書によるつながりを断つなぞ言語道断と言うよりほかなく、人と人のつながりを断つような人間は真に排除されるべき人種でしょう。

 中国外交部の報道官はこのGメールのアクセス障害について原因は不明で担当部署が確認をしているとした上で、中国は海外からのどんな商業活動も妨害はしないと発言しておりますが、この嘘つき八百太郎が、中国政府は嘘しか言えないのかと面と向かって言ってやりたいです。まだパズドラだけを規制するならともかくこのGメールを規制することはどんな理由があれ納得することはできず、ソニーピクチャーズも折角だから北朝鮮に続いて中国を舞台にした映画を作ったらどうかと密かに思います。

 本日ブログ記事二本、あとあちこちに手紙書いてて、書いた文字数は合計5000字強。執筆時間は実質一時間半でした。自分も手ぬるくなったもんだ。

4 件のコメント:

  1. 明けましておめでとうございます。
    昨年は、たくさんの為になる記事をありがとうございました。
    今年も、無理のない範囲で、更新していただけたら嬉しいです。

    実は、昨年末に、コメントしたのですが、コメントが消えてしまい送れませんでした。
    それなら、、と思いメールも送ったのですが、こういう事情で届かなかったですよね(涙)。

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    1.  明けましておめでとうございます。
       メールは別アドレスから既に返信を送っておりますが、届いていませんでしたでしょうか。念のため、Gメールのアドレスからも先ほど再送しましたので確認してください。
       今年は書きたいというか調べたい内容がたくさんあってネタも豊富ですが、果たしてどこまでそれを拾えるのかが難しい所です。創業家列伝もまだまだ書く話はあるというのに、企業居点の方が投稿がひと段落したのでこれから徐々に片づけていくつもりです。にしても、仕事でもないのに我ながらよくやるよとも思います。

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  2. G-mailの遮断につき、小生も非常に遺憾な事と思います。
    しかし、国家の安定は一番でしょう。それでは、中国外交部に交渉頂きませんか?

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    1.  中国外交部に会うんだったら、「お前らのせいでパズドラが遊べないぞ(#゚Д゚)ゴルァ!!」ってまず言うと思う。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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