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2016年4月17日日曜日

地震予知研究に価値はあるか?

 昨夜友人夫婦と食事した際に友人の奥さんにチョコレートの「ゴディバ」のロゴマークは、領主の奥さんが減税を求めて裸で馬に乗って疾走したというエピソードがモチーフで、そのエピソードはイギリスのストラットフォードアポンエボンという場所が発祥だと教えたところ物凄く受けがよかったです。甘い物関係のうんちくは女性の受けがいいなと思いつつ、その横では焼き鳥に備えられていたわさびを柚子胡椒と勘違いした挙句に大量にくっ付けて食べたため友人がひとしきり悶絶してました。ちなみにつけるところは見てたけど、「オイオイ大丈夫かよその量?」と思いながらも敢えて指摘しませんでした。

 話しは本題に入りますが、また地震の話で申し訳ないと思いながらも何気に高校三年時の理科選択科目に地学を取っていただけに「地球科学」の血が少し騒いでいます。特に今回気になった点としては、かつて九州地方の地震に警鐘を促した人はいたのだろうかっていう点です。
 これは東日本大震災の折にも少し議論となりましたが、地震に関係する学者たちは誰もが中部地方を中心とした東海地震が近くやってくると予想しておきながら誰一人として東北地方の大地震を言及することなく、それどころか過去の記録から警鐘を促そうとした人は学界から干されたという、真偽は確認しかねますが少なくとも学界ではほとんど話題にはなってなかったのは事実です。その一方で近くくるくると言われ続けた東海地震に関しては、私が学生だった2003年には国のホームページで、「2004年には絶対来る」とまで書いていましたが未だ来ず、その間に東日本大震災、そして今回の熊本地震が起きることとなりました。

 もちろん地震予知が非常に難しい作業だということは理解しています。にもかかわらず何故、東海地震だけがこれほどまでに強く警戒されて主張が半端なく強いのか、この点が腑に落ちません。要因としては日本の中心工業地帯であることと津波による影響が考えられるために被害規模が膨大であるという予測がされているためでしょうが、なんていうか主張が強すぎるというか、それ以外の地震に関しては黙殺しかねないようなそういった印象すら覚えるわけです。
 今回の熊本地方についても九州には地震が来ないというような、なんか妙な俗説めいたものがあった気がします。過去の記録を遡ればそんなこともないというのに、こうした点で地震学会はちゃんと必要が警鐘を行っていたのか、はっきり言えば疑問を感じざるを得ません。

 そもそもその地震学会も真面目にやってる人はもちろんいますが、過去にはナマズが地震にどう反応するとか、地震前後の大気の影響とか、いくら何でもちょっと的外れな研究テーマをやってた人もいたと聞きます。まだ断層の周期変動とかならわかりますが、もう少し実になる研究をやってもらいたいし、予測が無理なら無理で事前対策方面に力を入れてほしいという気持ちがあります。

 最後にもう一つ気になることとして、東日本大震災が発生した2011年中に発売が予定されていた「絶体絶命都市4」という、大地震からのサバイバルをテーマにしたゲームがありましたが、このゲームは東日本大震災を受けて発売が中止されました。しかし開発チームが独立して、元の開発会社からこのゲームの版権を買い取り再発売に向け計画されているとこの前報じられていましたが、今回の地震を受けてどうなるんだろうかちょっと心配です。
 なお私はこのシリーズの3はプレイしていますがストーリーがご都合主義だし操作性も悪く、間違いなくクソゲーでした。ただ会話選択肢はアイレムらしく面白く、分かれる仲間にヒロインが食料を分けてあげましょうよと提案した所、「あんたなんかにあげるくらいなら、全部私が食べてやる」という選択肢が含まれてて、ほんとに全部食べきってしまうなど斜め上な選択肢が豊富でした。
 あ、あとテーマソングの「キミの隣で」はほんとに名曲。最近ああいうシンガーソングライター系の曲少ないし。

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