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2016年4月8日金曜日

今日気になった中国のニュース

 最近パソコンを見ていてやけに目が疲れるのですが、まず第一に昼間の勤務でずーっとモニタ見てることが原因でしょうがそれともう一つ、ニトリで買った折り畳みデスクの高さが悪いのかも名と最近思えてきました。やけに左右にグラグラ揺れるし、高さもちょっと低いような気がするので、また今度どっかで手ごろなデスク買ってこようかな、このところお金使い過ぎで良くないのですが。
 お金と言えばさっき新しい革靴を240元(約4000円)で買ってきました。というのも、これまで履いていた革靴が靴底との接触部分が破れて雨降るとヤバいくらい浸水してきたからです。

 話は本題に入りますが、記者職を離れて以降は中国のニュースをあんまり見なくなっていたのですがさすがにそれはまずいかなと思い始め、まずは手軽にと人民日報日本語版のニュースをこのところチェックするようにしています。するとなかなか面白いニュースが見られるというか、どうして日本で報じていないんだろうと思うニュースがいくつか見つかり、もう今日もあんまりブログ記事書いていたくないからてっとり早くそんなニュースの紹介で済ませようかと思います。

アリババ、世界最大の小売企業に(人民日報日本語版)

 このニュースは全然知らなかったのですが、どうして日系メディアは報じていないのかが逆に不思議です。小売企業の売上高でアリババが世界一になったという点も注目に値しますが、それ以上にウォルマートやカルフールなど、よく陰謀論で黒幕扱いされるこれらの企業が最近はすっかりフェードアウトしたというかかつてほどの影響力を発揮しなくなってきたという点の方が私にとっては気になります。昔にも記事書いていますが小売りというのは案外文化の影響が非常に大きく、中国とか日本に店舗を置いても米国やフランスみたいには上手くいかなかったというのがここ20年くらいの小売世界大手の結果だったと見ています。
 ついでに書くと、日本の小売大手でも今日動きがありました。社長解任決議の否決とやっぱ関係あるのだろうか。

ロボット僧が人気者に、簡単な受け答えも可能 北京(人民日報日本語版)

 だからなんだと言われればそれまでのニュースですが、この記事で取り上げられている受け答えロボットの概観が中国にしては大分かわいくなったというのが私の中でヒットしました。かつての中国では、恐らく子供受けを狙っているんだろうと思われるものの全然かわいくない、っていうかむしろキモいキャラクターがたくさん氾濫していたのですが、昨今はデザインセンスも目に見えて向上してそこそこ見られるキャラクターを作るようになってきました。このロボットもそういう点で上達が見られ、日本も侮ってばかりじゃダメだななんて中国のポップカルチャー分野の成長を感じさせられます。

 あとこれはニュースソースがないこと自体がニュースなのですが、例のパナマ文書問題について中国の検索エンジン大手の百度で「巴拿马文件(パナマ文書)」と検索かけたら、見事に何も表示されないという面白い事態が現在進行形で起こっています。ただ「巴拿马文」だったら検索できるのでこんな検閲していて一体何の意味があるんだろうかと少し思えるのですが、それだけ中国政府も癇に障ったというか何か一発嫌がらせみたいなことをしなくちゃと焦っている証左ではないかと思えます。

“鉄パイプ”とカマで…襲撃相次ぐ 茨城(NNN)

 最後にこれは日本のテレビニュースですが、一体茨城で今何が起こっているんだと唖然とさせられました。っていうか鉄パイプと鎌で問答無用に襲ってくるなんて危険すぎるだろ茨城。

2 件のコメント:

  1. お久しぶりです。
    さて先日、某テレビ局のニュース番組の中で、
    「現在、上海では桜のお花見が流行っていて、
    中国の人たちがお花見を楽しんでいる」とのこと、
    また、残念ながら中国人の「お花見」のマナーの悪さを、
    面白可笑しく報道しておりましたが、
    本当に日本を真似た「桜のお花見」が、
    流行しているんでしょうか?(笑)
    まず桜が本当に上海で咲いているのかどうかすら、
    うさん臭く感じたのでお伺いかねまして、
    春のご挨拶を・・・m(__)m
    お元気そうで何よりです(^^)

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    1.  ご無沙汰しております。それでは早速質問にお答えしましょう。
       まず桜ですが、案外上海市内にも植えられている場所は多くあり、実際に私の通勤路上でも一つ大きな気が先月まで花を咲かせていました。ただ日本みたいに公園にたくさん植えられている箇所は少ないので、大花見会をするにはちょっと物足りませんが。
       また上海に限らず、日系企業が多く集まっている地方都市の工業地帯なんかだと集中して植樹しており、それなりに花見ができるところも意外とあったりします。これらは日系企業の誘致を目指して地方政府などが植えるというパターンが多いのですが、武漢とかだと花見会と一緒に日系企業誘致のマッチング会を開いたりしてかなり大規模です。

       最後に花見というイベントに対する中国人の感覚ですが、中国は自然を愛でるイベントが案外少なく、そういう意味で花見という行為が新鮮に映ってなんとなく楽しそうに感じてるのではないかと思います。月を愛でるイベントは数多いのですが。
       実際周りでも花見の本場である日本で花見をしたいという中国人は少なくなく、中国人が花見に関心を持っていることは間違いない事実です。JNTOに取材した時も担当者が熱く桜の重要性を語っており、「桜の花見と言ったら日本の物なのに、韓国の連中がまた横から花見は韓国の物だと言いやがって、ちくしょう」と言うのを聞いて、ああこの人は愛国者だなと思いました。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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