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2016年9月13日火曜日

蓮舫氏の二重国籍問題に関する嘘

 最近誰も話題にしなくなりましたが夏目三久氏と有吉弘行氏のあの結婚騒動は一体何だったのかなとふと気になりました。文春が後追い報道しなかった時点でデマだとすぐわかりましたが、「生放送で否定していない」、「事務所がきっと隠している」などとこのデマを必死で信じようとしていた連中はなんだったのかな。
 今日の話はホットな話題というか説明するまでもない蓮舫氏の二重国籍問題についてです。結論から言えば議員辞職してやり直せというよりほかなく、この期に及んでまだ嘘をついている点を含め他人に厳しく自分に甘いその態度は軽蔑に値するでしょう。

 まずこの問題の第一報を報じた媒体について、当時ちょっと確認していなかったのですが先程ネットで調べた限りだとアゴラだったように言われています。本来、他のメディアがこのような疑惑を報道する際はちゃんと情報出所を書かないといけないのですが大手紙なんかは以前も週刊誌発の疑惑を出典をごまかして報じるなどこのところ呆れた態度を取ることが増えているだけに、今回も出典がアゴラだと書かないし言わないのも納得できる上、私が把握していなかったのもそれが背景だと思われます。
 なお実際私も経験していますが大手紙の雑誌、ネットメディア軽視は非常に根深いものがあります。ひどいのは私の昔の編集長で、私が取材して聞き出した内容よりも他の大手紙の間違った記事内容を信じて、「嘘書くんじゃねぇ!」と散々に罵倒された挙句、私の書いた記事内容が後でやっぱり正しかったとわかるや、「じゃあそのまま出して」とスルーされたこともありましたが、ライター内でも「大手紙の記事は神聖にして不可侵」という概念があるから鬱陶しかった。

 話は戻りますが今回のこの騒動では大きく二つ問題があると私は考えています。一つは言うまでもなく蓮舫氏が二重国籍を保持したまま国会議員をやっているという点で、二重国籍を認める国も確かに存在しますが日本の場合は成人には認めておらず(未成年はOK)、蓮舫氏の現状は間違いなく法律違反を犯している状態です。まぁ捜せばほかにいくらでも出て気はしますが、法律に違反し続けている人間が国会議員をやってるなんて冗談もいい所で、ましてや国籍という非常に基礎的な条件でやらかすなんてわざとでないにしても笑わせるなと言ってあげたいです。
 もう一つの問題点としては、まだここまで深く突っ込んでるメディアはありませんので私が言いますが、蓮舫氏は明確に複数の嘘を今回ついています。一つ目と比べてこっちの問題の方が重いように私は思え、この一点で以って議員辞職にも相当するミスを蓮舫氏は犯しているともっと追究されるべきでしょう。

 では蓮舫氏がどんな嘘をついたかですが、一番大きなものとしては「既に国籍離脱をしていたと思っていた」という嘘です。既にあちこちで検証されていますが当初は出生時から日本国籍単独であると主張しておきながら途中で17歳の頃に父親と共に離籍手続きを取ったと本人は話してます。一方、過去のインタビューでは25歳時に台湾国籍を維持している(ついでに誇りも持っている)と述べており、一年や二年の差だったら思い違いも分からなくはないですが、この期間の差から考えると離籍手続きを取っていなかったことを初めから認識していたと考える方が自然でしょう。
 よくこの手の問題で日本のメディアはやたら本人の意見を重んじますが、政治家なんだから本人が何言おうが有権者がどう考え、信じるか否かの方が重要でぶっちゃけたところ本人が何を言おうが関係なく、自分がどう思うかが一番肝心というのが私のスタンスです。

 もう一つ、明確に嘘をついていると私が思う点は台湾大使館(便宜上この表記を維持)への国籍変更手続き有無の確認日時です。蓮舫氏は本日13日早朝に二重国籍状態であることを認め陳謝し、確認を求めていた台湾大使館から昨日12日夕方に連絡があったと述べました。しかし、実際大使館で働いたわけじゃなく断言できるものではありませんが、国籍の有無について確認するのに普通それほど時間がかからないように思えます。今回の騒動は先月末に第一報が出ており先週一週間フルに報じられ続けたことを考えると、この間に確認の返事位受け取ることは可能だったのではないかと思います。
 そして何より、今日が13日であるという点を考慮しても嘘をついているようにしか思えません。一体今日13日はどんな日なのかというと、民進党代表戦における地方議員、党員、サポーターの郵便による投票が締め切られる日であります。仮に今日より以前に二重国籍を認めてしまうと上記の投票が減る可能性があり、逆に代表選本選の15日以降に認めてしまうと、「わかっていたら投票しなかった」などとケチがついて仕切り直しの再選など当選取消を受ける可能性があるため、敢えて今日の13日か明日14日を狙って発表したのではないかと思えてならず、それくらい作為を感じる発表日程であるだけに確認日時は偽っている可能性が高いと私は見ています。

 別に私は政治家が嘘をついちゃだめだなんてそこまでの理想主義者ではありませんが、現状がどれほど異常であるかを本人が理解していない上になおも代表選当選にこだわる蓮舫氏のこの姿勢は政治家としても一個人としても理解の出来るものではありません。自民党側の視点に立てば、このまま蓮舫氏が代表選に当選してくれれば民進党を攻撃する格好の材料が得られるため敢えて今は批判を抑えているようにも見え、どうせ当選した所で本人はおろか党の足を引っ張ること羽目に見えてるだけに本気で政治のこと考えるならば今は一歩身を引く一手しかありません。それすらも把握できていないのであれば政治家なんて向いおらず、言ってしまえば論外以外の何物でもないでしょう。

  おまけ
 最後どうでもいいですが、ウシジマくんのマサル死ななくてなんかほっとしちゃった。

2 件のコメント:

  1. 蓮舫さんってずっと「蓮家の舫さん」だと思ってたんですけど「蓮舫」で名前なんですよね。

    「謝蓮舫」が中華民国での本名で、「村田蓮舫」が日本での名前なんですね(ややこしい)

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    1.  個人的な実感ですが「謝」という苗字は中国南方に多いような気がします。自分は蓮舫氏の名前を聞くたびに政治家グッズを作って売ってる売店が昔、レイザーラモンHGと掛け合わせた「蓮フォー!」って書かれたTシャツ出してたのを思い出します。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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