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2016年12月31日土曜日

国家と自分

 年末だからと言って何をするわけでもなく一昨日は同僚との忘年会、昨夜は大学の先輩方らとゲーム大会のためブログを執筆せず、今日も普通に起きて洗濯して、バーガーキング行ったあとでコスタコーヒーに行ってケーキ食って帰ってきました。なお最近のマイブームになってることとして、ロードバイクを手放し運転しながらあれこれ考えるというのがあり、傍目には不気味に見えるだろうけどかなり集中して物を考えられるのでお勧めです。

 そんなわけで特に書くこともないのでどうでもいい心情を書くとしたらなんとなく浮かんできたのが自分と国家の関係性です。恐らく普通の人はそんな国家と自分の関係性なんて意識することはないでしょうが、自分の場合は少し特殊だったというか割と子供の頃から意識があり、確か中学校の作文か何かで「国家に教育を押し付けられている気がする」みたいな文章を書いて担任を慌てさせたこともありました。
 結論から言えば、自分が国家に何をしたか、国家が自分に何をしたかとなると確実に後者です。それ故に私は国のためには行動を取ることはできず、自然と人文主義者になっていったんだと思います。

 私的な意見ですが、日本の場合は国家が国民に尽くすというか国民の利便のために存在しており、国民が国家に何をするかという議論や考えはそれほど及ばないというか一般的だと思います。もちろんほかの国も大概ですが、昔の大統領みたく「国があなたに何をするかではなく、あなたが国に何をするかだ」のように、個人として国家を見つめるというか貢献を考えるということは日本では例外に収まるでしょう。それゆえに自分は今は国家とは距離を置くこととなったわけですが、先日後輩からは、「そんなんゆうても花園さんは今年金も税金も払ってないんだけら貢献もクソもないんちゃいます」と言われましたが、その際に、「そもそも、貢献する機会すら俺には与えられなかったよ」という返答が頭をよぎったものの口には出せませんでした。

 恐らく大半の人は私に対し、勝手に日本を出て行ったと指を指すことでしょう。しかし私本人に言わせれば、どうあがいても生きてくことが出来なかったため生存圏へ向かったらこうなったというのが本音で、恐らく今後も続くのではないかと思います。
 最近ゲームの「メタルギアソリッド」のセリフで「俺たちは国を捨てた」という主人公のセリフが非常によく気になり、たまにリアルで口に出します。セリフだけ見るとそうでもないでしょうが、何故主人公のスネークが国を捨てたのか、その背景にこそもっと目を向けるべきセリフだったと今は思います。

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