今思うと7月は普通に毎日最低気温が30度、最高気温が40度超す日が連日続いていたので自律神経がやられたのかブログ書くのも非常に辛かったです。今週に入ってようやく最低気温が30度切るようになって体力的にも余裕が出てきたのですが、そしたら今度は普段の仕事の負担が大きくなり、っていうか短納期の仕事多すぎです。
昔にも主張していますが、メーカーを中心に日本が全体でもう少し納期スケジュールに余裕を持てば、経済効率は下がるどころか上がると真面目に思います。ちなみに以前、電機大手(かつて)に勤めていた友人が「日本を支えているのは僕らメーカーだ」と言ったのに対し、「お前らが下請けいじめまくっているから日本の総幸福度は下がってるんだよ!」とマジ切れしたことがあります。
さて本題ですがまだ完全に体力が戻ってないので余計な前置きは差っ引き、今回の改造安倍内閣について思ったことをつらつら述べると、なんで日本のメディアはこうした視点が持てないのかが気になりました。結論から言えば今更改造したところで支持率なんて上がるわけじゃないのだし、だったら初めから改造なんてせず、稲田元防衛相だけ更迭して一人誰かを入閣させればよかったように思え、私の見方としては人事内容以前、ここで改造を行ったこと自体が失敗だとか見ています。
仮に内閣改造を行わなければ岸田氏を閣内に留められてその動きを牽制できた上、内閣改造を今行わないことで将来の切り札としてまだ使えたように思えます。恐らく今回の改造が次期総裁選までの間で最後の改造になると思え、ちょっとカード切るの早過ぎるんじゃないかという気がします。
その上でもしどうしても改造がやりたかったというのなら、やはり人事構成をもっと考えるべきでしょう。本人は今回の内閣を「仕事人内閣」と称していますが仕事人とは程遠い野田聖子を入れておきながら何をか言わんやです。でもってなぜ野田聖子を入れたのかというと、ほかに女性閣僚に使えそうな人間が誰もおらず、女性を入れて女性票を狙うという腹積もりだと思いますがむしろ減るだろこの人だと。
またほかでも指摘されている通りにロートルが多いのとあまり積極的に政策提言せず目立たない議員の入閣が多いように思え、サプライズがないにしてもなさすぎる陣容です。これでは支持率が上がるどころか追い詰められてカードを切ったようにしか見えないことから、多分次回の世論調査ではさらに支持率が低下すると予想します。というのも、受け皿が徐々に準備進めてきてるし。
もし本気で改造で支持率回復を狙うのだったら、やはりある程度サプライズを入れるというか注目されている人の人事を動かすべきだったでしょう。具体的には小泉進次郎氏で、今回筆頭副幹事長にはなっていますが、筆頭なのに何故か二人いるあたり安倍首相はなめているでしょう。どうせやるなら、依然と比べ権力も落ちた役職なのだしここで幹事長に持ってくるべきだったと私は思います。
同じく幹事長候補としては頭を下げてでも石破氏に来てもらうべきだったと思います。確執から内閣入りは難しくとも党役職であればまだ目はありそうだし、一番理想はまた防衛大臣やってもらうことでしたが、何かしら石破氏との友好アピールすることが大きなサプライズになったし次の総裁を狙う石破氏にも悪くない話だったんじゃないかなぁという気がします。
最後に本気で安倍首相が支持率回復を狙うのであれば、今一番いい手段は次期総裁選の不出馬を宣言することだと私には思います。いうなれば総理職からの引退時期を区切ることであり、これを宣言されれば最後の花道というか同情票も沸くし、党内も次期総裁選を考慮して成果を出すため安倍政権への協力を引き出すこともできたのではないかと思います。まぁ本人は三選を狙っているから無理でしょうが、その三選を狙うという行為は私の目から見て、かなり国民の反感を買っているのではと思えてならないのですが、本人はそういうのに気が付いているのか否やというのが今回の感想です。
っていうかやはり政治記事を書くのは早いです。これ書くの10分くらいで終わりました。
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