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2018年8月27日月曜日

さくらももこ死去の中国の反応

动画片《樱桃小丸子》的作者樱桃子因乳腺癌去世 终年53岁(News速递)
《樱桃小丸子》作者去世,谢谢你给我们一个美好的童年(虎嗅网)

 すでに速報を皆さんも見ていると思いますが、「ちびまる子ちゃん」の作者であるさくらももこ氏が亡くなられていたとのことです。今日はブログ書く気ありませんでしたが中国の反応は同かなと思って調べてみたところ思ってた通り反応は大きく、日本でも報道が出たばかりというのに中国でも各所で大きく報じられています。
 っていうか中国の報道見て、本名が三浦美紀ということを初めて知りました。

 知ってる人には早いですが中国でも「ちびまる子ちゃん」は現在進行形で大人気作品です。やはり家族物というのと生活風景が近いことから中国人も身近に感じていたようで、中国でちびまる子ちゃんの悪口は一度も聞いたことがありません。
 ただ改めて思うにつれて、この作品が日中双方で高く評価されたのはやはり作者の力量に負うところが大きいと思います。一言で言って才能の塊と言ってもよく、漫画だけでなくエッセイや作詞でも非常にセンスのある方で、サザエさんもそうですが同一作品でこれほど長く広い年代に支持される作品を作ったというのは紛れもない偉人でしょう。ましてや、国境や文化の壁を越えて評価されたというのですから。

 自分も小学生の頃はこの作品の漫画やアニメを見ていましたが、中学生から高校生にかけていったん離れた後、成人になってから見返すと改めてよくできた作品だと気づかされました。自分が文化芸術というものはどれだけ幅広い層を取り込めるかが重要なポイントだと考えていましたが、間口の広さで言えば圧倒的と言っていい作品で、この作者と同時代を過ごせたというのは将来自慢になるかもしれません。
 なおかつてこのブログで「ちびまる子ちゃん」に言及した記事として、この記事があります。今読み返してみましたが、他の話を差し置いて何故この「ローラースルーゴーゴー」の話が記憶に強く刻まれているのか不思議だと思う一方、「いや、多分他の人も同じだろう」という妙な自信を覚えました。

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