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2019年1月15日火曜日

昨日に決めるべきだった

進退「本人と師匠次第」 稀勢3連敗に相撲協会広報部長(朝日新聞)

 横綱の稀勢の里関が初場所三連敗し、横綱として過去最多の八連敗を記録することとなりました。そもそも連敗以前に去年、一昨年と休場ばかりでほとんど場所に出ていなかった時点で横綱としては問題があり、厳しいことを言えば昨日の時点で決断するべきだったのではないかと思います。
 大関であれば番付が落ちますが横綱は「負けたら後がない」と言われるように、勝てなくなったらその時点で引退するのが筋となっています。そう考えると今場所次第と言っていた横綱審議委員会の意見についてはやはり疑問で、今場所も何も去年の時点で本来行うべき勧告をやらなかったからこそこんなみっともない事態を作ってしまったのではないかと思え、彼らも何らかの責任を取るべきではないかとすら思います。

 それにしても場所前の「初場所は復活が期待できる」、「猛烈な攻め」などとやたら誉めそやした報道は何だったのでしょうか。正直この時点で怪しいなと内心思っていましたが、場所が始まってみるとあっさりメッキが剥がれてやっぱりやれやれって感じです。こういっちゃなんだが、ああいった報道をしたメディアはちゃんと取材したのかすら疑問です。かつて毎日新聞は既に伐採されてた桜の木の去年の写真を使って、「今年も満開!」とすごい報道したことがありますが。

 あと個人的に残念なのは、稀勢の里の報道ばかりで他の力士の報道が少ないという点です。どうしてもこっちに比重が偏ってしまうのはわかりますが、私自身はかねてより稀勢の里の取り組みは押し一辺倒好きじゃないだけに、もっとちゃんと他の力士のことも取材して報じてほしいものです。
 何も相撲に限るわけじゃないですが、年明け間もないからかもしれませんがなんかこのところの日系メディアの報道をみているとみょうにふわふわしていて、地に足がついてないように見えます。平成が今年終わるせいかもしれませんが、なんとなく足元が見えておらず問題や事実の根幹が疎かになっているように思え、特に今年度の景気予測に関しては呆れるくらいまともな報道が見当たりません。

 なにも稀勢の里だけじゃなく日系メディアに対しても「激励」をかけたいところです。

2 件のコメント:

  1. 片倉(焼くとタイプ)2019年1月16日 6:06

    稀勢の里は横綱に昇進させるのは少し早かったと思います。横綱としての名誉を守るために
    無理に勝ちに行き、それが長期休場の原因となった怪我につながったなと思っています。
    何にしろ今の稀勢の里は「金星献上マシーン」となっているのが悲しい現実です

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    1.  おっしゃる通り稀勢の里については連続優勝してなかったにもかかわらず横綱にしてしまった横綱審議委員会の責任が大きいでしょう。こういうことやってるから相撲人気が落ちるというのに。
       なおこの前ネットのある掲示板で、「金星もらったろ」と大量の力士が建物に入っていった後、大量の白星を抱えて白鵬が一人出てくるAAが面白かったです。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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