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2019年8月15日木曜日

ドラッグストアはどうしてこんなに?


マツキヨと統合協議のココカラ、なぜ「特別委」で決めたのか(日経ビジネス)

 先日出たのが上のニュースですが、これと前後してドラッグストア業界の動向に関する解説記事も続出していましたが、かつて不動の一位だったマツキヨがいつの間にか業界五位にまで順位を落としていたというのはなかなか興味深かったです。そんな薬局チェーンで統合再編の動きが始まったことを伝えるのが上のニュースです。

 ちょっと記憶が曖昧ですが、今回のもうひとりの主役であるココカラファインは確か中国での進出(正確には再進出)を発表した際の上海での記者会見には自分も取材に行ったような気がして、調べてみたら時期的にもピッタリだったので、やはり間違っていないでしょう。もっとも現在に至るまでココカラファイン系列と思しきお店は上海で見かけませんが、今どうなってるんだろう。取材対応は割と丁寧だったのは覚えていますが。

 話は戻りますが地味に私が疑問なのは、ドラッグストアって一体どういう客層が訪れているのかが全くもってわかりません。というのも私自身が極端に怪我とか病気もせず(保険入ってんのに)薬を買うことなんてほぼ皆無ということもあると思いますが、日本にいた頃からドラッグストアに行くことなんてほぼありませんでした。唯一あるとしたら、処方箋もらった癲癇の薬を受け取りに行くときくらいでしたが、中国来てからは癲癇の発作自体ほぼなくなり、気絶に至っては完全皆無のため、いまやこの薬すら必要としません。
 むしろ中国に来てからドラッグストアに行くことが増えたと言うべきか、中国人の知り合いなどに、「日本でこれ買ってきて!」と頼まれるお土産を調達するために使うことが増えました。それまでにあまり訪れなかったせいもあるでしょうが、指定された栄養剤などのお土産を探すためあちこち回ってて、「ドラッグストアってこんなに多いんだ」と思うことが多いです。

 体感的には都市部においてはコンビニにも勝るとも劣らない密度であり、松戸駅周辺でも何軒もあって、よく競合して潰れないなと内心で思っています。売っている商品ラインナップなんてほとんど同じだと思うのに、何を基準に客層はお店を選ぶのか、ポイントなのかセールなのかいつも疑問です。あと運営会社によって、何が違うのかも全くわかりません。
 ただこれだけ店舗密度が高い、それも東京や大阪の一等地であっても近年は中国人観光客が大量に来のもあって大規模な店舗が立ち並んでいるのを見ると、それなりに稼いでいるようには見えます。売れているのは化粧品なのかもしれませんが、それにしたってここまで店の数が多いのはい不思議です。メインターゲットは女性だとは思いますが。

2 件のコメント:

  1. 私は花園さんと逆でしょっちゅう行きますね。清涼飲料水がコンビニより安いとか、胃腸薬を買う、栄養ドリンク買うため、ポイントを貯めるため等々。

    初めて中国人の代购の手伝いをした時に気付いたのですが、ドラッグストアでも免税店で買うと袋詰めにされてパスポートにレシート貼るんですよね。

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    1.  うーん、というとやっぱり商習慣の差なんでしょうね。やっぱり人を引きつける要素はあるんだなぁ。
       免税店購入ですが、パスポートに毎回レシート貼られるとすごい野暮ったいし、勝手に破ったらなんか後々問題になりそうなので、最近は普通に消費税払ってお土産買ってます。まぁ代理購入なら中国人に消費税も請求すればいいだけですが、前にシャンプーと詰替えパックまとめて頼まれた際は、「運び屋じゃねぇか」と友人に突っ込まれました。クソ重いし(;´Д`)

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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