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2019年9月18日水曜日

コンパクトデジタルカメラの今後

 明日から使う可能性があるので自慢の富士フイルム製コンパクトデジタルカメラを今充電中ですが、自慢のといいながら引き出しから出したのは実に数年ぶりな感じがします。マジな話、二年くらい使ってないような。

 というのもスマホのカメラ性能が今非常に良すぎるため、私に限らず一般記者たちも現場ではスマホで撮影した写真を記事に使ってたりするそうです。何気にスマホだと撮影後、すぐに転送できるというメリットもでかいですが。
 それこそ現代っ子にはわからないでしょうが、昔連載されていた漫画の「GANTZ」を見るとあおり運転の容疑者みたくガラケーで撮影する場面がありますが、漫画ながら画質が悪く描かれてて改めて見ると良い描写だなと感心しました。実際、ガラケー時代の画像なんて話にならないくらいひどく、データ転送のパケット代も相まって敢えて低いレベルにしてたんじゃないかと思うくらいでした。

 とは言え、最新のスマホカメラを使っているとやはり物足りなさを感じる点は多いです。具体的には倍率面でのハンデが大きく、私の実感だと3から4倍位が限度で、私の自慢の富士フイルム製コンパクトデジタルカメラの20倍と比べるとその差ははっきりでます。また撮影速度も劣っており、記者時代は「ともかく枚数を撮るように」と言われていただけあって同じ被写体を何枚も撮る身からすると連続撮影機能がないとやはり物足りません。またそれ以上に、撮影時の手持ち感というか、固定具合も大きいです。
 あと最近気がついたのですが、スマホカメラは光の反射に弱い、それと接写だとピントがずれやすく背景とのズレ具合が大きくなる特徴があります。これなんか自宅で作ったプラモを撮影していてよく感じますが、その点ではやはりまだコンデジでも専用カメラのほうが上でしょう。

 ただこうやって持ち上げて入るものの、一眼レフカメラですらミラーレスに押され苦しいというのに、コンデジに至ってはもはや市場が成立するのかと疑問視するくらい市場では厳しいという声をよく聞きます。十年一日とはいいますが一時は平成三種の神器とまで呼ばれたもののスマホカメラに押されて淘汰されているのが現状です。
 私自身も自慢の富士フイルム製コンパクトデジタルカメラは七年前に購入したもので、これでも十分な性能を持っていることを考えるとなかなか買い換えようという気にはなりません。割と性能が持ってしまうという点からいっても買い替え需要はデジカメには起こりづらいでしょう。

 それこそ今後大きなイノベーションでも起こらない限りはコンデジの将来は厳しいでしょう。正直に言ってカメラ機能と携帯性に関しては他の製品に負ける一方なので、むしろ逆に付加機能を増やしたほうがいいかもしれません。まぁそれもスマホのが強いのが実情ですが。

2 件のコメント:

  1. 片倉(焼くとタイプ)2019年9月19日 7:42

    余程画質、撮影枚数にこだわらなければ、スマホでそこそこいい写真がとれますしね。
    スマホにカメラは標準搭載されていますし、わざわざ金出してまで新たにカメラを
    買う必要はないです。

    建設業でも今ではタブレットが使われています。 工事中の写真は後からとり直しが
    できないため、今までは電池容量・メモリー容量の多いデジタルカメラが使われて
    いました。でも最近はタブレットで工事写真を撮影しています。 タブレット内の
    工程管理ソフトが写真を整理し、工事台帳等書類を手軽に作成できるからです。

    ちなみに私は車の中にコンパクトデジタルカメラを1台積んでいます。 交通事故
    を起こしたときに、ドライブレコーダーでは映らない被害個所を動画、写真で
    撮影するためです。 幸いにして今までこのコンパクトデジタルカメラの出番は
    ないですが。

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    1. >建設業でも今ではタブレットが使われています。
       なんかこれ聞いて、将来施工中の画像を改ざんするという建築不正が起こるのではと直感的に感じました。というのも以前、賃貸オーナーなどが住宅内の劣化や破損などの証拠保存として、画像を改ざんできない写ルンですを使っていると聞いたので(;´Д`)

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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