というわけで今日の半沢記事ですが、少し前の記事にも書いた通り、この記事は直前まで何を書くか全く決まっていませんでした。自分にしては珍しく書くネタがなかなか思い浮かばず、その際に半沢直樹が受けているというニュース記事見て、「あ、こんな時なら半沢ならどないすんねん。ってか半沢書きゃええやんけ」という感じで思いつくに至りました。
記事内容自体は以前から考えており、前に中国人の知り合いに話したところ、「まさにそれ(σ・∀・)σゲッツ!!」と言われていたこともあり、そこそこ自信はありました。そのため、書いている時も特に何の障害もなくサクサクかけて、工数的には利幅の大きい記事でした。
ただ、この記事を書くに当たって上記の半沢に対する中国人の見方では物足りないと感じていました。そこで追加したのが末尾の貴種流離譚に対する日本人の捉え方で、個人の主張的にはこっちの方が思い入れがあります。この箇所の内容に関してもそこそこ自信があり、試読させた友人からも「「至極納得(σ・∀・)σゲッツ!!」と返事がきました。
なおその友人によると、「ハリーポッターもこんな感じで、英国といい日本といい島国は血統主義になるのかも」と言ってましたが、これには私も至極納得(σ・∀・)σゲッツ!!でした。
真面目な話、なんで日本人は主役を高貴な血筋にするのか最近不思議に思います。編集段階で削除されましたが、ドラフト段階では「中国の価値観に近くなっているのか、日本の文物を見ていて何故こうも血筋にこだわるのかが不思議に思う」とすら書いていました。
その血統主義の代表格ともいえるのは、ヤフコメでも指摘されていましたがドラクエシリーズだと私も思います。特殊な血筋じゃないと主人公になれないし、ヒロインもお姫様とかそういう血筋で、ただの凡人の生まれという主人公はこのシリーズだと皆無でしょう。まぁドラクエ6の主人公はハッサンだと私は信じていますが。あとドラクエ7ならヒロインは網元の娘で、意外と稀有な庶民派だった気がします。
ちなみに記事中で具体例として挙げられているインド映画の「バーフバリ」を私は見たことはなく、編集時に追加してもらいました。編集担当がこの映画好きだったのかもしれませんが、自分もこれで見たくなりました。友人は「あれは貴種流離譚ではなくインドらしいドタバタコメディ」と言ってましたが。
このほかこの記事について書くことがあるとすると、実はとんでもないある秘密があります。その秘密というのも、私はこの「半沢直樹」のシーズン2の映像を1秒たりとも見たことがありません。
このほかこの記事について書くことがあるとすると、実はとんでもないある秘密があります。その秘密というのも、私はこの「半沢直樹」のシーズン2の映像を1秒たりとも見たことがありません。
もともとドラマという映像をじっくり見るという習慣が一切なく、映画はまだ見るけどドラマというだけで全くその映像作品を見ることがありません。
シーズン1に関しても、「戦車のプラモ大好き!」と言いながらドイツの戦車しか作らず、旧ソ連の名機T-34を一度も作ったことがないソ連人民の敵のようなうちの親父につき合わされ、確か6話と最終話だけ見ただけで、通しでは1度も見たことがありません。もっともストーリ概要に関してはいろいろ紹介されているからわかるので苦労はなく、記事内容も中国人のこの作品の見方だからまぁいいだろう的に書きました。人間、やろうと思えば何でもやれる。
あと最後にヤフコメについてですが、まぁ全体として予想通りのコメントが多かったものの、自分の見方に割と賛同するような人が多い印象です。深く読んでいるなと感じるコメントは貴種流離譚に触れる者が多く、実際にこれらのコメントしている人が自分の真意を受け取っているように見えます。
なおそのコメントですが、下記のコメントにちょっと興奮しました。
oin*****
|>貴種流離譚とは民俗学者、国語学者の折口信夫(1887~1953年)が論じた概念で、主人公が実は王子様だったり、伝説の勇者の子孫だったりと、高貴な血筋を引いていることが後からわかる、といったストーリー展開を指します。
どちらも好きだけど、日本人もそちらの方が好きなのかもですよ。
ただ、そちらの作品は小説にしてもドラマにしてもマンガにしてもアニメにしても
話が練り込まれ、深い知識がないと簡単に破たんしてしまう高尚なご作品。
その点前者であれば、困難にぶつかっても不思議な力が解放され解決したり
非常にまずい状況に追いやられても、真の立場が明かされ信用爆上げ、信頼Max、言い寄ってくる異性等々の説明までついてしまうお手軽さ。
個人的にはアブノーマルをノーマルが倒してしまうお話が好きだね。ダブリインパクト俵みたいな
このコメントですが、「個人的にはアブノーマルをノーマルが倒してしまうお話が好きだね。ダブリインパクト俵みたいな」という文言を見て、胸が熱くなるのを感じました。
これはわかる人にはわかるでしょうが、漫画「天上天下」に出てくる「ダブルインパクト俵」というキャラのことで間違いありません。このコメントを見てすぐに思い出すとともに、「統道学園三年、ダブルインパクト俵……推参(おしてまいる)」というセリフを発するシーンを見た時のことを、「ああ、漫画見ていて一番胸が熱くなった瞬間だったんだあれが」という風に思いを馳せました。
実際、リアルタイムでこのシーン見ていて、このキャラのことがめちゃくちゃ格好いいと当時感じていました。シナリオセンスははっきり言って無きに等しいですが、この漫画の作者の大暮維人氏は見せ場の作り方はやはり桁違いで、自分の中で漫画最高のワンシーンと言ったら恐らくこの場面でしょう。
実際に上記コメントの通り、この漫画では異能者が多数出てくる中でこのキャラのみがほぼノーマルな人間で、単純な腕力のみで最強候補に名を連ねています。それだけに所々格好いいシーンが多く、このキャラを思い出させてくれた上記コメントにはマジで感謝したいと思いました。でもってやはり自分は中国人寄りで、貴種流離譚より庶民が活躍する方が好きなんだなと再確認しました。
ドラクエの主人公は名家の生まれ、英雄の子孫、人間以外の存在の血をひいた者
返信削除のどれかです。 主人公によってはこれらの要素を複数備えている者もいます。
ドラクエの主人公でだれが一番庶民的かといえば初代1の主人公だと思います。
彼は 竜王を討伐するために王に呼ばれた戦士の一人で決して唯一の特別な存在
ではありませんでした。事実彼以外にも竜王討伐に向かった戦士は何人もいます。
彼自身はロトの子孫ではあるものの初期段階ではそれを証明するものを持って
いません。そのため「ロトのしるし」という証明書がない状態では勇者として
認められない事もありました。 彼こそ己の力で数々の功績をあげ、庶民
から王様にまで上り詰めた出世頭といえましょう。
7の主人公も庶民だけど父親が村一番の腕利きの漁師という準名士的立場だし、
主人公自体王子の遊び仲間という純粋な庶民とは言い切れない所がありますね
なんかそのコメント聞いて思いついたことあったので次の記事に書きます。
削除私も中国人の友人も半沢見てて、「半沢見た?」が合言葉になったくらいです。
返信削除少しネタバレになってしまいますが、シーズン2の最大の悪・箕部は(半沢が居なくても)国税庁を敵に回した時点でもう命運尽きてたと思います。一番怖いのは役人です。
政治家を殺すネタを一番集めているのは確かに国税庁でしょうね。もっとも、彼らは目立つことを嫌うからその辺あまり暴露しませんが。社保庁なんかはリークしまくりだったのに。
削除