日本も今人口調査やってるでしょうが中国もまさにそのシーズンで、自分も先ほど大家から外国人用の調査票をもらって記入しました。日本では何故かこの調査に抵抗する人がいるようですが、中立的な科学的調査であって思想的背景なんてまるで関係ないというのに、この調査を拒否しようとする輩はまともな神経をしているとは思えず、早く死んでくれた方が世のためだと本気で考えています。
そういうわけで今日出た自分の記事ですが、この手のメディア業界記事は自分の友人が殊のほか好むこともあるのと、自分もメディア業界に片足突っ込んでいることから普段からよくチェックしており、この記事のネタなどは調べるまでもなく初めから把握していました。それだけあって執筆においては特に苦労はありませんでした。
むしろネタが有り余っていたというか、本当は新聞業界もテレビ業界も本業が減収減益が続く中、不動産収入に頼る経営モデルとなっているということにも触れようと朝日新聞社のセグメント利益データも取得していたのですが、例によって文字数があっさり制限を超えたせいでそこまで書き切れませんでした。
記事内容について特に補足することはなく、今回はあまり裏テーマとか設けずに素直に自分の主張と分析を盛り込んでいます。強いて言えば、ヤフコメを見る限りだとあまり反応が得られていませんが、菅総理が進めている通信料金の引き下げが実現した場合、これまでにないくらいテレビ離れが一気に加速すると断言します。この辺は中国に来ないと実感できないと思いますが、真面目に今は動画サイトがテレビ局の役割を完全に果たすようになってきており、番組制作者もこちら側で活動をするようになってきています。
同じくヤフコメに着目すると、今回もまた「中国との比較なんて宛てになんねー」的なコメントを残す輩が見られますが、それにしてなんかみんなやたらと反論してくれてます。中でも、他の国はレーザー兵器に切り替えている中、日本は過去の栄光に頼って未だに火縄銃を使っているという例えを用いている人はなかなかわかりやすい表現の仕方で、次自分もこれ使おうとか思いました。
このコメントの流れに関して、私自身はもっとヤジが来ると思ったのですが、この記事に関してはやたらと自分の主張に賛同する向きが多かったというか、概ね同意するようなコメントが多く、反論コメントには「現実を見ろ」的なツッコミが多くて逆にびっくりしました。
こうなった理由を分析するとしたら、恐らく内容が業界分析ネタであっただけに、きちんとした文章を読めない輩は見出しの段階でもう読めなくなったからではないかと思います。そんなに難しいこと書いているつもりはないのですが、経済関係の話になると途端に日本語読めなくなる人は確実にいます。
最後に蛇足として付け加えると、記事にも書いているようにテレビ業界市場はこれから成長する要素はほぼ皆無に近く、利益を伸ばそうものなら競合他社を潰すか、大規模なリストラを行うよりほかに道がありません。番組の海外販売ができるならともかく、かつての「風雲たけし城」ならともかく今の日本の番組で海外に売れるのはアニメと「半沢直樹」くらいでしょう。
にもかかわらず、日本のテレビ業界は自分たちが斜陽産業にあるという自覚がなく、未だに社員も高収入を貪っています。真面目にこのまま改革しないならこれから5年から10年にかけてはっきりと彼らのいる世界が変わってくると思われ、かつての栄光も今やのような事態になると思います。
新聞業界も同様ですが、日経新聞はこの辺というかネット方面の改革が割と成功しているものの、他のところはこれから不動産業が主業となっていくでしょう。将来、「不動産屋がどうして新聞を発行しているのか?」というトピックで語られるかもしれません。
1990年代後半からアニメ(特にアニメファンが好むような深夜アニメ等)は
返信削除テレビ東京か、3大都市圏の独立局でのみ放送するようになりました。
同じ日本国民でありながら地方に住んでいるという だけで好きな番組を
見る事が出来ないという格差がありました。
結局地方に住んでいる私の「都会のおもしろい番組、アニメを見たい」という
願望を叶えてくれたのはインターネットであり、少年時代から親しみ苦楽を
共にしたテレビではありませんでした。
私がテレビを廃棄したとき高らかにこう宣言しました「テレビよ。お前の時代
はもう終わったのだ。今まで夢をありがとう」
私ですらテレビに対して愛着がなくなったのだからもっと若い世代はもっとテレビ
に対して関心がなくなるでしょう。 事実私の同僚の子供(小学生)はテレビに
見向きもせずにスマホやタブレットばかりいじっていますし。
地味にテレビを見る習慣が今の時代の子供からなくなっていますよね。まだ私の世代はアニメを通して夜7時くらいからはテレビ前にスタンバイする習慣がありましたが、これから時代が下るにつれてそうした習慣を持たない世代が増え、より視聴率は落ちていくと思います。
削除あと自分も地方の視点が抜けていましたが、地方、それこそ離島なんかからすればネットがあればいつでもどこでも番組がみられるため、テレビ放送の枠は逆に余計なんですよね。またネットだとオンデマンドでいつでもどこでも見られるし。
自分の友人もテレビはもう見ないしNHKが嫌いだからとテレビを家に置いていませんが、昔シャープで働いていた友人に至っては、「テレビなんて俗物以外の何物でもない」と言って同じく家に置いていませんでした。前者はともかく後者は、「ならなんでテレビ作る会社に就職したんだよ」と問い詰めたかったです。
テレビは広告の世界とズブズブなので、足元が見えてないんですよね。将来はラジオがサラ金とパチンコのCMばかりになってるように、質の悪いCMばかりになっていくのかもしれません。
返信削除ただ、まだ今の30代くらいまでは「なんとなくテレビは付けておかないと落ち着かない」習慣がある人が一定数いるので、そのへんの層が年寄りになるまでは生き続けるんじゃないかと思います。
新聞は媒体としては死に体ですが、記事発信源としては、ネット発の情報の信頼性が低すぎるために生き続けそうな気はします。実質通信社になっていく感じで。
新聞社自体がそうしたニュースリソーサーとなる覚悟なり改革なりをやってればいいのですが、どうもその辺を理解しておらず、やはり今でも「いい記事を書き続けていれば購読者は増え、売上げが付いてくる」と勘違いしている記者が多いようです。実際、んなことないのに。
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