話は本題ですが、先週金曜日はなんかやたらと買ってる漫画の新刊が大量に発売されてまとめ買いする羽目となり、また出費が一気に増えました。そのせいで昨日上海ららぽーと行ってガンプラ屋行った時も、ブルデスティニー1号機欲しかったけど我慢する羽目になったし。
で、買った漫画の感想を少し述べると、「五等分の花嫁」の連載を終えた春場ねぎ氏の「戦隊大失格」はつまらなくはないけど、五等分と比べるとガクンと面白さが落ちている印象があります。何より動きのある絵が下手で、戦闘シーンとか見ていて動きが全然把握できませんでした。それ以上に、キャラクターの登場時に妙にクソダサいフォントでキャラ名を表示してますが、あれが読み辛く絵面も汚くて、なんであんな演出するのか本気で理解に苦しみます。
そんなバトルシーンに全く魅力を感じない「戦隊大失格」と比べ、以前にもこのブログで紹介した「瞬きより迅く!!」も4巻が出て買ったのですが、こっちはめちゃくちゃ面白かったです。
・瞬きより迅く!! 第20話(となりのヤングジャンプ)
ちょうどその4巻の続きとなる20話が無料公開されているのでリンクつけますが、とにもかくにも空手の試合シーンの表現が抜きんでてます。主に効果線を使うことで動きの早さや方向を表現していますが、これのおかげで空手について何の知識もない自分もキャラクターがどういう動きをしているのかがすぐ理解できます。
また個人的に驚いた点として、直線的な動きになりやすい空手の試合でありながら、視点と上記の効果線が上手いせいか奥行きの感じられる、非常に立体的な描かれ方をしています。こういっちゃなんですが、作者のふなつかずき氏は自分が中学生くらいから一貫してお色気漫画を描いてきた漫画家だとは思えないくらいバトルシーンの描き方が上手いです。っていうかこんな技術持ってて、なんでバトル漫画描かずにお色気漫画ばかり描き続けてたんだろう(。´・ω・)?
こんな具合に試合シーンの動きの見せ方が非常に凄いと感じるほか、とにもかくにも話の展開が昨今の漫画にしては非常にスピーディで、先週出た単行本4巻も1冊の中で3つの試合が収録されています。この3つの試合は空手初心者の主人公、経験者の同級生、空手センス抜群の先輩(20話で戦ってる黒髪)がそれぞれ出てくるのですが、素人目にも各キャラクターの強弱がはっきりわかるように感じられました。初心者の主人公はともかくとして、先輩キャラが明らかに頭抜けた強さを持っているというのが見ていてすぐわかり、この辺の見せ方もどうやってんだとただただ驚くばかりです。
正直、3巻までは自分は面白いと思うけど一般受けしないかもなぁと思ってましたが、先週出た4巻に関しては文句なしに誰が読んでも面白いと感じるはずだと思うくらい面白く、買ってからほぼ毎日読み返しています。
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