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2021年10月23日土曜日

中国語に顔文字を使う価値

 中国に行く前と行った後でなにが一番大きく変わったかというと、態度や声がでかくなったとかもありますが、それ以上にコミュニケーションでのジェスチャーが大きくなりました。一体これは何故かというと、今もへっぽこな中国語で中国人とコミュニケーションを取る際、下手に会話で伝えるよりもジェスチャーであれこれ伝えた方が伝わりやすいからで、多分これは中国に限らず他の外国に行った日本人でも多かれ少なかれ同じ特徴を持つのではないかと思います。

 ただジェスチャーは面と向かっていれば使えるものの、文字チャットとかだとそうもいきません。仕事柄、他のオフィスにいる中国人スタッフと文字チャットで仕事についてあれこれやりとりする機会は多いのですが、その際は文字表示されるため(中国語は聞き取りが激ムズ)向こうの意図は簡単にわかるものの、こっちも中国語を使って返事しなきゃいけないため、変なミスコミュニケーションを生まないよう言葉には気を付ける必要があります。

 そうした文字チャットでのやりとりで地味に活躍するのが顔文字です。このブログを見てもらえばわかりますが日本でもしょっちゅう顔文字を使いまくっていますが、中国語でもよく顔文字使ってやりとりします。よく使うパターンとしては、

怎么了(。´・ω・)?(どうしたの?)

 とかが多いですが、普通の会話においても顔文字入れるだけでこっちの状況ややる気を伝えやすくなるため、とかく活用しています。例えば「この仕事お願いできる?」と言われた時なんか、

没问题(ヽ´ω‘)(問題ないよ)

 などと、辛いけど頑張ってあげるよ感を出すようにしたりします。さらには文字部分もちょこっと直して、

σ(゚∀゚ )オレ→σ(゚∀゚ )我

 みたいに、変に中国語と混ぜたて使ったりしてます。っていうか中国語もワンフレーズな単語が多いから、この手の顔文字と組み合わせやすかったりします。まだ試してないけど、

(人∀・)タノム→(人∀・)求命

(m´・ω・`)m ゴメン…→(m´・ω・`)m 对不起…

 なんかやってみたら受ける可能性も少なくない気がします。
 もっとも地味に仕事で使うことの多い顔文字は「( ゚д゚)、ペッ」で、無茶苦茶な要求してきた相手に対する愚痴を中のいい同僚に言う際によく使います。これ中国語で表現するとしたら「( ゚д゚)、唾」となるのかな。

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