話は本題ですがさっきまでお裁縫をしていました。最近この手の裁縫をすることが多くダイソーで裁縫セットを買うにまで至っているのですが、一体何を縫っているのかというとスーツのズボンです。このところスーツのポケットや縫製部がほつれることが多く、ポケットに当て布したり、ほつれた箇所は縫い直したりとお裁縫仕事がやけに多いです。それもそのはずというか、今使っているスーツは旧ザク並に稼働期間が長期化しているためです。
2年前まではスーツ3着を1ヶ月ごとに着まわしていたのですが、このうち2015年に買った1着は去年にズボンが太腿のあたりで破け大破し、2017年に買った1着は何度もズボンがほつれてその度に縫い直してましたがポケットに割と大きな穴が空いてこの前当て布しました。でもって一番損傷が少ないのは2009年にヨーカドーで5000円のところを半額セールで2500円で買ったスーツですが、先の二つのスーツと比べてぴっちりサイズじゃないこともあってこれまで破れたりすることはなかったものの、今回ポケット入口付近がほつれたので縫い直しました。もっともこの2500円スーツ、さすがに稼働期間が半端じゃないこともあって裾のあたりがかなり擦り切れています。
なんでそんな古いスーツを延々と着続けるのか不思議に思われるでしょうが、理由は単純に買い換えられないからです。というもの中国では、青山とかコナカといった吊るしでスーツを売る店がなく、テーラーメードでしかスーツを買えないからです。
自分も何気に最近知ったのですが、日本のような紳士服量販店は基本皆無であり、スーツを手に入れようものならその手のテーラーメードに行って、お店に作ってもらうしか選択肢がありません。無論、その分値段はかさむとのことで、日本と比べるとスーツは割高だと友人から聞いています。
別にテーラーメードで作ってもいいっちゃいいですが、吊るしで安くで買えるならそれで済ませたいし、また日本に行ったときにでも買って持ち帰ればいいやと思っていたらこのコロナで日本に行けなくなり、そこへちょうど追い打ちかけるように手持ちのスーツが次々とダメージが深刻化するようになって、マジで今のスーツが切れなくなったらどうすんだ的な状況に陥ったわけです。
ズボンが破けたスーツはジャケットは無事なので似たような柄のスラックスでもあればと探してみたものの、ストライプ入りのスーツであるためそんな都合よくなく、結局今のところ2着で着まわしています。ただその分この2着に負担がかかっているようにも見え、早くもう1着が欲しいところです。
もっとも中国ではドレスコードが緩いこともあって、必ずしもスーツ着て仕事する必要はないため、完全にスーツ駄目になったら同僚みたくポロシャツみたく出勤しようかとも考えています。なおその日本人の同僚は、11月くらいまで半そでのポロシャツで出勤してました。
また、一応今の職場はちゃんと会社規定のドレスコードがあって、男はYシャツネクタイ、女性もスーツを着るよう規定しているのですが、中国人スタッフは誰も守らず、夏場はTシャツや短パンで来る人も珍しくないです。ただ自分も服装に関してはもっと自由であるべきだと思うので、こうした中国の雰囲気の方がどちらかというと好きです。
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