今日も相変わらず上海は正式な発表もないまま封鎖を延長し、また無駄じゃないかと思うようなPCRがまた繰り返されました。なんかこっちの報道だと「PCR検査ではきちんとコロナ感染者を識別できないのでは?」というのが出てましたが、そう思うならもう検査自体やめればいいじゃんとか思いますが、しつこく繰り返して検査するあたりは責任逃れのための主張かもしれません。
さて日本版Me too運動ともいうべきこのところ相次いでいる芸能関係者の性被害告発ですが、今槍玉に上がっている園子温監督の件で自分が一番わからないのは、何故この人がこれまで高い評価を受けて持ち上げられてきたのかという点です。
自分も彼が監督した作品を何本か見たことがありますが、一言で言えばエログロナンセンスで、ただ下品な場面をひたすら繰り返して映しているだけにしか見えず、そこに作品としての面白味とか映像美、注目に値する価値観などは一切見出せませんでした。どれだけひいき目に見ても面白いと感じる作品は一切ないのですが、なんか映画評論家からは彼の評価はやけに高く、「素人には難しい」、「彼らしい高尚さがあるが一般には理解されないだろう」などという評価をこれまで何度も見てきました。
そんな評価を見て自分もとりあえず見てみようとみたわけですが、マジで評論家に「てめぇどういうつもりだ?」と追い込みかけたくなるくらいのつまらなさで、全体的にどの作品も豪華な役者に下品な行為をやらせているだけにしか見えませんでした。無論、そこに面白さはなく、「これで金もらえるの?」という疑問しか浮かびませんでした。
しかもその下品な場面の映像がどれもチープすぎることこの上なかったりします。見ていて本当に引くくらい、なんか小学生の考えたような映像見させられてげんなりさせられました。っていうかほんとどの映画も、やばいくらいつまらなかった。
何が言いたいのかというと、彼のセクハラ行為の真偽については当事者ではないので測りかねますが、少なくともあれだけつまらない映画ばかり連発して作る人間をどうして評論界隈の人たちは評価していたのか、それも揃って辛口な批評家ほど評価する傾向にあり、それが何でというくらい一番不思議に思います。文学界もそうですが、ダメな評論家が蔓延しているからこそ優秀な人が落ち、無能が上がるという傾向に映画界もなっているのではないかと、密かに園子温監督見てて感じてました。
なので今回の報道を見て、やはりというか映画界で妙に人脈あるからこれまで無茶通ってきてたんじゃないのと疑ってみています。というのも、報道されているセクハラ行為があからさまに調子に乗っている人間の所業にしか見えないからです。
ついでに書くと、報道だと「主演はみんな被害を受けている」と書かれているのを見て、「えっ、じゃあ『みんな!エスパーだよ!』で主演した染谷将太氏もその毒牙に?ウホッ」などと一瞬思ってしまいました。だから何って感じしますが自分でも。
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