なお封鎖中に自分はやや痩せましたが、同僚は「何故?(´・ω・`)」と言いつつ太ったことを明かしました。
・「家計は値上げ許容」 黒田「前代未聞」失言生んだ日銀ロジック【解説委員室から】(時事通信)
さて本題ですが今話題の失言と言ったら黒田日銀総裁の「家系は値上げ許容」発言でしょう。正直言って、何故こんな低次元な失言をしたのかということより、高まる円安について今日になってようやく「あかん」と発表しましたが、この発言が1週間くらい前までにでなかったことの方が結構深刻なような気がします。まぁ黒田日銀総裁の立場を慮れば、出ないというのも無理ないのですが、
結論から書くと、黒田総裁は就任当初に目標に掲げた2%のインフレ目標達成しか今やもう目に入っていないのではないかという気がします。このインフレ目標は当初期限の2年を過ぎても一向に達成されず、既にもう10年くらい経っていますが、世界的なインフレと原油高のおかげで、言い方変えると日銀の介入は全く無関係に今年は達成できそうです。やったね(´∀`*)
内心、当初期限にした2年で達成できなかったら日産のコミットメントみたくすぐ辞めとけばよかったものの、そのまま安倍政権とともにずっと日銀総裁にい続けましたが、やはり本人としても目標を達成できず居づらかったのだと思います。だからこそ外部要因ながら今回達成できそうになって、インフレ万歳、値上げはいいことだ的に悦に乗って上記の家計許容発言が出たのだと思います。
しかし方々から指摘されている通り、物価が上がる一方で日本の所得は増えてません。っていうより減ってます。この辺は卵が先か恐竜が先かという議論にもなりますが、基本的にはわずかなタイムラグの間に、いくらか指数に差があっても両方が一緒に上がらないとスタグフレーションと言って最悪な経済サイクルになってくるのですが、正直言って既に若干そのサイクルに入りかけている気がします。少なくとも政策担当者であれば、所得変動との相関を無視して家計許容という発言はさすがに捨て置けないなという風に自分も感じます。
何度も言う通り、あの失言が出たのはやはり黒田総裁自身がインフレをともかく待ち望んでいたからに尽き、それは彼の保身的な価値観が源泉だと思います。やや言い方きついですが、保身的価値観に凝り固まった人間がいい政治や政策なんてできるわけないと自分は思うだけに、最後にインフレ目標達成したことを記念に、そろそろ黒田総裁はその座を降りるべきなのではとお節介ながら思います。このまま続けていても、自らの価値を落とすだけだと思いますし。
まぁこのまま円安が続いてくれれば、中国で人民元もらっている自分としては割とおいしい立場が続きます。そう考えると「黒田さん、まだまだこれからっすよ(^ω^)」みたいに言いたくなる自分も少なからずいるので困ります。
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