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2022年12月11日日曜日

国防費増加に対する疑問

 前にサッカーの交代枠は5人なのに、現敷田内閣はすでに3人も閣僚が交代しており、残りの交代枠は2人だと言っている人がいました。なかなかいい得て妙だ、というか5人も閣僚変えるなら内閣やめた方がいいと思う。

 その岸田内閣ですが、来年度にウクライナ戦争を鑑みて、というより中国や北朝鮮への対策として軍事費を大きく増加させる必要があるとして、増税を行うことを党内に示しています。この点について率直に言えば疑問があり、北朝鮮などへの対策が必要なのはわかるとして、なぜ現代で軍事費が増加するのかという点がやや腑に落ちません。

 あくまで軍事の素人としての意見ですが、20世紀の戦争と比べると現代の戦争は非常にエコノミーになっています。その原因というのもドローンなど無人兵器やGPSなどの活用で、これらによりかつては膨大な数のセンサーや装備が必要だったのが、技術の進歩によって安価な部材で代替できるようになっています。
 またこうした新兵器の登場により、生産コストも運用コストも高い戦車や航空機の必要性がかなり薄れてきています。航空機に関しては依然必要視されているものの、ハイローミックスのロー部分に関してはこれまで以上に減らしてもいいような気がします。まぁ哨戒とかの必要性は感じるけど。

 もちろん軍事というのはかなり大きな分野であるだけに金がかかるのは当然と言えば当然です。しかしそこをアイデアでどう乗り切るかが本当に重要で、件のドローンの活用や安価で効果的な別兵器の活用などをもっと盛り込み、増税幅をどれだけ抑えるかをしっかり検討してからこの手の国防費増加に手をかけてほしいです。なんとなく今の状況だけ見ていると、ウクライナ戦争を口実にうまいこと増やそうとしているようにしか見えません。
 まぁ金が足りなくて整備が追い付いてない兵器も多いんだろうけど。

 ちなみにその兵器関連でいうと、新型主力戦闘機に関してはかねてからの報道の通り、英国(+イタリア)との共同開発が決まりました。ドイツもこれに参加するかはまだわかりませんが、英国とは奥に事情も近いし、なにより確実に信頼できる利害関係にある相手であるだけに、米国との共同開発は何度も失敗していたこともあって今回の発表は大歓迎です。
 このニュースは中国でも大きく報じられていて注目も大きく、先日新婚の女性の同僚もこの話題を振ってきました。なおその際、相手が新婚であることから、

「日本の検索サイトで『姑』で検索かけると、検索候補に『殺したい』とかが表示されるよ(・∀・)」
「実行前には生命保険かけておくのが重要ですね(´・ω・`)」

 と返事されました。よくわかってる。

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