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2022年12月27日火曜日

コロナ大流行記事の裏側

狙いは集団免疫? 年末の中国を襲う「不思議」なコロナパンデミック(JBpress)

 本来の掲載ペースは来週月曜なのですが、今回は無理言って上の記事を今日配信してもらうこととしました。さすがに今の中国のコロナ大流行を見ぬふりして報じないという選択肢がなかったのと、誰も言わないからこの際自分の方で、今回の大流行はある程度中国政府が意図したものだとはっきり言おうと思ったからです。

 記事中にも書いていますが結論から言うと今回の大流行は中国政府の確信犯で、敢えて大流行しやすい真冬のシーズンにゼロコロナの完全解禁もやったと考えています。理由はこれまた記事にも書いてある通りに集団免疫の確率で、可能ならば来月下旬の春節までに都市部で90%超の住民に感染済み抗体を作らせ、次の春節を経て地方農村を含め全国津々浦々にまで流行させる腹積もりであると自分は、否、周りの中国人もみんな同じように考えています。

 もちろんこんな極端な政策にしわ寄せがないわけではなく、現在は医療機関に物凄い負担がかかっています。それだけに中国の医療関係者には今年1月もお世話になっているだけに本当に頭が下がる思いがするのですが、それ以上に負担がかかったというか政策のあおりを受けたのは既往症を抱えた、感染による重症化リスクの高い人たちでしょう。
 記事にも書いている通り、現在の中国では感染から免れることは個人の努力ではもはやどうにもならないものとなっています。いわば感染するかしないかで全く選択肢がないようなもので、自分のようにまだ体力のある人間ならまだしも、糖尿病などの既往症を抱えている人は、コロナに罹りたくなくても罹らざるを得ない状況に追い込まれているのは非常に可哀そうだと感じます。

 それこそワクチンがしっかりしていれば話はまだ別でしょうが、いまだに欧米産のワクチンを中国は拒否していて、効果の薄い中国製ワクチンで以って感染リスクに立ち向かわなければなりません。そのように考えると、感染で高いリスクがある人たちからすれば完全に命を政府に放り投げられているようなもので、この点に関して自分個人としては非常に納得いかないとともに、ロシア同様に本当に国の都合で人の命を軽視する連中だなと見損ないました。今更感はありますが。

 何でもかんでも人命が大事とは思っておらず、大きな成果のために小さな犠牲は必要とも自分は考えていますが、今回中国政府が起こした大流行は時期さえずらせば重症化リスクは確実に低減できるものでした。また医療機関への負担も、もっとペースを緩くやればいくらでもコントロールできたことを考えると、無駄に大きな犠牲を強いる政策判断だったという風に考えています。
 何より、今回の件で今年4月から2ヶ月間行われた上海ロックダウンは、本当に無意味な監禁行為になり下がったというのが体験者として我慢なりません。っていうかあの時に今のように政策緩和していれば、死なずに済んだ人間が数万人単位でいたとはっきり言えますし、日常生活上の不便もなかったはずです。それらを踏まえると、やはり納得できない感が満載です。

 そうした不満もあってか、記事末尾に書いていますがこの際変異株が新たに発生してご破算になってしまえばいいのにというやっかみめいた感情も覚えています。無論、出ないに越したことはありませんが、それにしたってこれまでの経緯は何だったんだと不満に思えて仕方ないです。

 あと昨日の記事で書きそびれてましたが、昨日朝の段階で自分は検査反応が陽性から陰性に戻りました。と言ってもずっと自宅で震えてたせいか体のキレがやや悪く、自転車乗っててもなんかいつもよりふわふわした感じました。
 それと一昨日に電気湯沸かし器が急に壊れて電源入んなくなりましたが、デザインが気に入らずしばらく使っていなかった別の電気湯沸かし器にシフトした翌日、どうも漏電したのか電源差すたびに停電発生するようになりすぐまた廃棄する羽目となりました。結局カルフールで新しい湯沸かし器買ったけど、なんか物がよく壊れる年末だ。

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