この連休中は軍事研究に勤しんでおり、一昨日には上記写真の旧ソ連製戦車であるJS-3(スターリン戦車3号)の模型を作ってました。
この戦車は前々から作ってみたかったものの、重戦車ということでサイズがでかく、場所を取るため置き場所がないのではと思いなかなか購入に踏み切れていませんでしたが、店舗で実際箱を開けてみたら箱が無駄にでかく、実際のパーツはそんなでかくないことがわかり、最終的に購入に至りました。
ちなみにJS-3は砲は馬鹿でかいですが車重自体は約45トンと比較的スリムで、ドイツの中戦車であったパンター(約45トン)と同程度です。なおティーガー2は約70トンとこいつだけ桁が違います。
JS-3の車重が比較的手ごろなのはその極端な傾斜装甲が理由とされています見ての通り、正面装甲は八の字型に溶接されており、ちょうど亀の甲羅みたいな形になっています。正面にくっついているのは予備のキャタピラですが、どう見てもモヒカンがよくつけるトゲトゲ肩パッドのようにしか見えず、ラスボス感を強く感じるデザインです。色的に、デスピサロっぽい。
付属の人形との2ショット、車高はかなり低いのがわかる
正面構図
やや左寄り正面、砲がくそ長いせいで撮影時は構図取るのが難しかった
組み立てる前もそうでしたが、組立後もこのJS-3はめちゃくちゃ気に入っており、自分はやはり丸い形した戦車が好きなんだろうなということを強く再確認しました。もっともこんな自分探しの結果を知ったところで、後の人生に何かプラスに働くかといったら多分ないでしょうが。
なお撮影中、スマホカメラのAIからは「食物?」というワードが表示されました。
前に作った二次大戦後の米戦車ことウォーカーブルドック(真ん中)、二次大戦中の装甲車のグレイハウンド(右端)との比較写真で、こうしてみるとJS-3(左端)のでかさが見えてきます。全長こそ長いものの、車幅は道路上を走行することからウォーカーブルドッグとほぼ全く同じでした。
今回作ったキットはタミヤのキットで170元(約3400円)して、中国メーカーのトランぺッターのキットだと80元(約1600円)だったのでどっちかうか悩みましたが、多分後で後悔すると思ってタミヤにしました。パーツ数はドイツ系の戦車と比べると目に見えて少なく、サイズがでかいこともあって簡単に組むことができ、多分小学生でも問題なく組めるのではないかと思います。
パーツ数が少ないのは多分、東側の戦車であんまり取材とかできなかったからかもしれません。
あと、本当は先代のJS-2も作ってみたくてかなり悩んだのですが、あっちは240元(約4800円)とさらに値段が高かったので、JS-3にすることにしました。いつかJS-2も作る時が来るかもしれません。
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