去年もGW中に映画を見に行ったのを思い出し、どうせ暇なんだからと思って何か見に行く映画はないかと探したところ、ちょうど「スパイファミリー」の映画が公開されていることを知って見に行きました。映画観る前にトイレに行ったら扉に上の写真のような絵が描かれていたのですが、わかる人には巣がわかる「パルプフィクション」でユマ・サーマンとジョン・トラボルタが踊るあのシーンです。
「パルプフィクション」は暴力性からテレビ放映はまずされない作品ですが、上のダンスシーンをはじめ自分も深く印象に残った作品なのでまだ見てない人にはお勧めです。
で以って「スパイファミリー」ですが入場前に係員から「中国語版だけど大丈夫?(;´・ω・)」と聞かれましたが「なんとかなるよ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾」と答えてみたものの、さすがに陰謀シーンの下りは全部聞き取ることはできませんでした。それ以外は大体聞き取れたけど、中国語字幕もついている方がまだ楽です。
朝10時からの上映でしたが大体半分弱くらい客席は埋まり、子供連れがやはり多くおっさん一人で見に来たのは自分だけでした。中国語版の声優は原作に寄せた声の人たちでしたが、さすがにアーニャのあの声だけは再現できてませんでした。こればっかりは仕方ない。
で、話は本題ですが上の写真は上海のAPITAというショッピングモールにある次郎系ラーメンのお店です。運営主がどういう形態、直営かフランチャイズなのかは知りませんがオープン時に次郎系ラーメンのお店ができると日本人社会では噂になってました。でもって見ての通り、いつ行っても行列ができてるくらい繁盛していて、最近の日系飲食の進出ではスタートダッシュにかなり成功している方だと思います。
元々、日本のラーメンは中国だと「うまいけど量が少ない」と量にこだわる中国人から不評が出ており、その点をカバーできる、っていうか量が多すぎる次郎系ラーメンは元から売れる要素を多分に備えており、この繁盛ぶりも納得できます。逆を言えば日系ラーメンはもっと、一杯当たりの麺の量を増やした方が中国では売れやすい気がします。
なおその量について補足すると、多分日本ではラーメンと一緒に白米とか餃子ーを食べる習慣がありますが、中国ではこの習慣はないです。中国人からしたらこれらの組み合わせは炭水化物+炭水化物で、パンをおかずにご飯食ってるような感覚するらしく、ラーメン屋ならラーメンだけ食べに行くものと考えているそうです。それを踏まえると日本のように副食を前提とした麺の量だと中国的にはNGとなり、上の自分の理論も正しいことが証明されるでしょう。
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