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2024年6月23日日曜日

岸田と菅の仲が悪い理由

 マジで血行不良がひどいのか、このところスーパー銭湯に行くたびに右眼奥に猛烈な激痛を起こす湯あたりを毎回起こし、昨日もそのせいで立っていられず夜8時に早くも就寝しました。気持ち悪くてせっかく作ったカレーもあんま食べれなかったので、今朝一杯食べました。
 気持ち悪くなる分、風呂入って血行をまわしているという実感もあるので、夏場に中国人はあまり風呂に入らずスーパー銭湯が割引するようになるので、この時期は毎週風呂に入りに行くようにしています。そのあと行動不能になるけど。

 話は本題ですが、あくまで個人的な見方ですが、岸田総理と菅前総理はかなり仲が悪いと私は見ています。
 どちらも安倍政権時の外部大臣と官房長官という要職メンバーでありましたが、特に菅政権の成立以降は党の重鎮同士でありながら仲良く談笑する場面すら見えません。それどころか報道では、菅前総理がキングメーカーとばかりに岸田総理に反感あるメンバーを集めては次のトップ候補を擁立しようとしているなどとよく報じられていますが、これは恐らく事実なんじゃないかと思います。

 では何故この二人は仲が悪いのか。ってかそもそも党内で岸田総理と仲がいい人自体が若干少なめで、唯一気心が通じ合っていると思うのは林外務大臣くらいに思え基本仲いい人が少ない人ってのもありますが、麻生氏に次いで仲が悪いと思うのは菅氏だと思ってみています。結論から言えば、政治思想が真逆なため、どうしても衝突せざるを得ない立場だからじゃないかと考えています。

 具体的には、岸田総理は比較的官僚を信用して官僚が出してきた政策をきちんと政治家が実現するというタイプの政治家に見えます。まぁその割には、先日に急に電気代補助の臨時復活を宣言して省庁を困らせていますが。
 逆に菅前総理は、官僚は基本悪知恵を働かすから政治家が厳しく律しなければならず、政治家が官僚を抑える立場だというのがかなり昔からはっきりしたスタンスです。いわば政治家主導を志す人で、官僚は政治家の方針を実現する立場だとみています。

 私としては両社のスタンスについてはどちらも一理あると思っており、どっちが正しいという風には考えませんし、それぞれがそのスタンスに従って行動を取りあっていくことでいいコラボが生まれるとすら考えています。ただ地味にこうしたスタンスの違いは性格などにも影響し、この辺で両者がいまいちそりが合わない要因になっているのではないかという風に思えます。
 お互いいい年した大人、っていうかお爺ちゃんなんだから、互いに政治家としては素質は悪くないのだし、もうちょい相手を立てて仲良くやってほしいものですが。

 なお上記の二つのスタンスについて、どちらかと言えば私は岸田派というか官僚重視な立場です。というのも野党を中心に近年の選挙では知名度で決まることが多く、そのため目立ちたがり屋なだけに素質に欠ける人間が議員になりやすいきらいがあるせいです。単純に政治家の質がどんどん落ちてきているように思え、先の自民党の裏金問題を含め、政治家主導の方針を掲げるには政界でやや人材不足な感があります。

 最後にもう一つ付け加えると、麻生氏については彼はただ単に「自分を持ち上げるか否か」でしか他人を評価していないように見え、そもそも彼には政治的スタンスなんてものは存在しないとすら考えています。なので最近そっけなくなるや岸田総理への悪口を言い出すなどしていますが、安倍晋三亡き後に麻生氏を持ち上げる人間なんてそんないるわけないのだから、次の総裁選以降に確実にフェードアウトすると思います。

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