前回では失敗から反省しないのは動物以下だと書きましたが、今回は逆に反省ができなければ大器にあらずという話を書きます。
近年、というより大体2000年頃かな、その辺りから官僚の不祥事が相次いで、段々と東大出身のトップは良くないという話が出始めました。別に東大がどうこう言うわけじゃないのですが、これはよく世間でも言っていますが、失敗をしたことのない経営者は最後の最後で命取りにつながりかねない失敗を犯すとも言われています。
先ほどの東大の話だと、子供の頃からずっとエリート街道というのが良くないといった形で批判されていましたが、私なんかもやっぱり若い頃は成功することよりも失敗している方がいいと思います。最近だとホリエモンなんかがこの例に当てはまるのではないでしょうか。大学を出て大成功しちゃったばかりにライブドアを危機にさらす失敗を犯した、もっともまだこの事件は評価する段階にはありませんが。
逆に、若い頃何度も失敗した人間は後々強いです。エジソンは何度も会社が潰れたりしてるし、カップラーメンの創始者安藤百福などはすってんてんになったあと、一人でカップラーメンを作ってます。
自分の周りでもやはりというか、たまに失敗をした事がないだろうと思われる人もいます。その手に限ってどこか、現実離れした発想をしてきてびっくりさせられるのですが、若い頃の苦労は買ってでもしろと言いますが、個人的には若い頃の失敗は買ってでもしたほうがいいのではないかと思います。
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