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2008年5月2日金曜日

アナウンサーたちの現況

 私はそんなにテレビっ子と言うわけじゃないのですが、元々あれこれ分析するのが好きなためかテレビ界のネタについても一家言あります。なので今日はその中の、アナウンサー界について話をしようと思います。

 まず言って、現在のテレビアナウンサー界は世代交代が間近でしょう。というのも大物アナウンサーと呼ばれる人達がどれも、いつ引退してもおかしくない年齢にいるからです。
 現在大物アナウンサーと呼ばれる人を片っ端からげていくと、松平定知、草野厚、福留功男、みのもんた、関口弘、徳光和夫と、現在やっている「オジサンズ11」にでてくる常連ばかりです。もっともこの六人は依然と現役で働いていますが、彼らがアナウンサー界で大御所となっていった年齢を考えるとそろそろ世代交代の時期だと思われます。余談ですがみのもんたについては以前に島田伸介が、「あのおっさん、立ったままころっといくで」と言ってましたが、確かにありえそうです。

 それで世代交代なのですが、本来ならばもう少し早く交代が行われてもおかしくはないと思います。挙げた六人はそれこそもう10年近く第一線で働いているので、新陳代謝が本来は起こる時期はとっくに過ぎています。ここが味噌なのですが、なかなか世代交代が起こらないのは恐らく、彼らに続く後継者がいないことが原因と見ています。

 それこそ40代、50代位のアナウンサーで、先ほどの五人と肩を並べる知名度と実力を持っているのはとなるとどのアナウンサーも見劣りしてしまいます。唯一、現時点で彼らと肩を並べられそうなのは、今後アナウンサー界の大御所後継者の最筆頭の「報道ステーション」の古館一郎くらいでしょう。彼以外の名司会者、名アナウンサーで若いのとなるとほとんどいませんし、視聴率も取れないのか看板番組もありません。

 それでも敢えて今後、アナウンサー界を引っ張っていく人材を挙げるなら、まず最筆頭は先に挙げた古館一郎です。すでに引退した久米宏のお株を守ってますし、ひとまず実力も申し分ありません。ただあえて苦言を言うと、報道ステーションを受ける前のスポーツ実況の頃が彼の最盛期だった気がします。
 その次にくるのはTBSの安住紳一郎アナでしょう。実力については問題なく、バラエティですが看板番組をアナウンサーとしては珍しく持っています。今後はニュース番組などにも進出できるかが鍵でしょう。
 そして古館が久米の跡を継いだなら、福留の跡を継いだ日テレの羽鳥慎一アナ。ニュース番組をすでに持っており、最近になってバラエティでもよく見かけるようになりましたが、そっちの方だとやっぱり安住のがうまいからなぁ。
 そして、同じく読売系列だと解説員の辛坊治郎。この人は本当は解説員でアナウンサーではないのですが、司会番組を豊富に持っており、実力メンでは古館一郎にも劣らないと見ています。ポスト古館ならこの人が最有力でしょう。

 これらの意見はあくまで私の私見です。もしかしたらもっと実力あるアナがいるかもしれませんが、私が見る限りはこの四人が今後中心になっていくと思います。もっとも古館はともかく、真ん中の二人はまだ局アナなのでそこら辺がなんとも難しいです。逆に、どちらかがフリーになったら結構楽しみです。あとあと、今日は人名が多く出たから敬称は全部省略しました。

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