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2009年8月29日土曜日

北京留学記~その十、一日の生活

 大分日が開いたこの留学記ですが、久しぶりの今日は留学中の私の一日の生活を時系列で紹介します。見る人が見ればどんだけ怠けているんだと思うような生活リズムですが、言い訳をするとこんな風に生活しているのは決して私だけじゃありませんから。

午前七時五十分 起床、食事、洗顔後に学校へ
午前八時半 授業開始
午後十二時半 授業終了。食堂で昼食
午後一時  寮に帰宅。NHKニュースを一応チェック
午後二時  昼寝開始
午後四時  起床
午後四時半 運動をしにグラウンドへ
午後五時  運動後、食堂で夕食
午後五時半 インターネットで情報収集、もしくは宿題をやる
午後七時  自分のパソコンでゲームをやり始める
午後九時  NHKニュースを見る
午後十時  再びゲーム
午後十一時 就寝

 多少の違いがあれども、ほぼこれが毎日の生活リズムでした。
 違いがあるとしたら相撲場所のある期間で、その場所中は昼寝を早めに切り上げて三時から五時まで取組(時差の関係で日本の放映より一時間早い)を見ていましたが、その期間外はほぼ全くこういう風な生活で過ごしていました。

 ただこうした授業のある期間は午前中に教室行くからまだよかったものの、これが冬休みの期間になるとさらにとんでもありませんでした。
 冬休み中は大体午前の十時辺りに起きて、ネットして、昼飯食って昼寝して、午後は平日と一緒という、我ながらいやになるくらいだらだら過ごしていました。最初の方はまぁ冬休みだからとあまり気にしませんでしたが、時が減るにつれてだんだんとやることがなくなって暇過ぎて苦痛となっていきました。

 本当にどうしようもないくらい暇だったので、唯一の娯楽であったインターネットでなんとか気を紛らわそうとしていましたがそれでも限界を覚えるほどでした。しかも運の悪いことに、私がよく利用するネット百科事典サイトの「ウィキペディア」が私が留学をしていた時期に中国全土でアクセスが禁止されており、暇つぶしにと閲覧することが出来ませんでした。このアクセス禁止期間は大体2005年10月から始まって2006年10月に解除されましたが、何故この時期に中国政府がアクセスを禁止したのかその理由は未だに謎です。
 自分の推論を一つここで書くと、恐らく天安門事件といった、中国政府にとってあまり公にしたくない歴史の記事が中国語版で掲載されたのではないかと思います。

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