毎年週刊文春では「女が嫌いな女ランキング」という特集記事を組んでおり、今年はお騒がせ女優として名を馳せた沢尻エリカがぶっちぎりで一位の栄冠に輝いたそうです。かつてのこのランキングでは佐藤玉緒がいつも一位で、2005年くらいの二位には私も大好きな井上和香も入っていたのですが、嫌われていながらもまだ話題に上げられるだけよかったのだなと今になって影が薄くなった子の二人を見るにつけ思います。ちなみに井上和香の嫌いな理由として、「あの唇がマクドナルドのキャラクターにそっくり」というのには私も深く納得させられました。
さて今日はそんなこのランキングについて思いにふけっていると、案外身内のランキングというのはいろいろ面白いのかもという気がしてきました。以前にロンドンブーツの番組でも、出演するお笑い芸人たちに共演者の中から好きな芸人と嫌いな芸人をアンケートで書き、本人らの了解を取らずにいきなり実名で公表する企画があってなかなか笑わせてもらったのですが、やはり芸人達だと自分ら視聴者と見方が違うのだと話を聞くたびにいろいろと思わせられました。
確かそのときに「好きな芸人」として複数票が入ったサンドウィッチマンのツッコミの投票理由というのも、「芸に対する態度が常に真剣」、「いつも向上心を持って芸を磨いていながら、周りへの気配りがすごい」などと、内輪ネタではありますがなかなか見直させられました。
ではもしこういうランキングをやるとしたら他にどんなものがあるのか、そう考えたときに私の中で真っ先に出てきたのが何故か「力士が嫌いな力士のランキング」でした。仮にやるとしたら嫌いな理由に、
「土俵際の粘りがしつこい」
「張り手ばかりで痛い」
「立会いの変化が多すぎる」
などと言った理由がいろいろと出てくるのではないかと思って独りでに悦に入ってしまいました。でももしこれを実際にやるとしても、きっとトップは間違いなく朝青龍なんだろうなぁ。嫌いな理由には沢尻エリカ同様に、
「実力はあるけど態度がふてぶてしい」
「しょっちゅう問題を起こす」
「取り組みでよく怪我をさせられる」
なんて書かれるんじゃないかと思います。
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