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2010年7月30日金曜日

近年の女性アイドル業界について

 最近またお堅い内容が続いているので何か軟らかい事を書こうかなと考えていたら何故か女性アイドル業界が思い浮かんできたので、今日はこれについてさらっと書こうかと思います。前もって断っておきますがここで書く内容はあくまで私の主観によるものなので、細かい所はいちいち突っ込まずにこんな意見を持ってる奴がいるんだ程度で軽く流してください。あと人名が多く出るので、敬称はこの際一つもつけずにどんどんと書いていきます。

 まず近年のアイドル業界における一つの特徴として、またぞろ平均年齢が低下し始めてきた事が挙げられるかと思います。2000年代中盤は29歳という以前では考えられない年齢でブレイクしたほしのあきを筆頭として20代中盤の、主にグラビア出身のアイドルがテレビなどで活躍していましたが、寄る年波には勝てず近年はテレビでの露出が大幅に減ってきております。特に顕著なのはイエローキャブに所属していたアイドル達で、分離したサンズエンタテインメント所属共々かつての勢いはどこに言ったのかと思うくらい見かけなくなり、小池栄子などブレイクしていた頃にレギュラーを勝ち得た番組を持つアイドル以外はもう殆んどゴールデンで見ることが出来ません。

 こうしたアイドル達に取って代わったといえるのがAKB48を初めとした、10代を中心としたアイドルユニットグループだと思います。ただアイドルの低年齢化が最も激しかったのは90年代後半のモーニング娘全盛期で、あの頃は辻、加護を筆頭に中学生ジュニアアイドルがこれでもかと言わんばかりに活躍しており、そのころに比べるならば今のアイドルが極端に年齢が低いとは言えず、むしろアイドル全盛期だった80年代よりは平均年齢が高いように感じます。それでも低年齢化を私が強く意識してしまうのは先述の通りにちょっと前がこれまでにないくらいに高年齢アイドルが活躍していた時代を経ているので、ちょうどそのギャップゆえだからでしょう。

 それで今やアイドル界で大きな顔をしているAKB48ですが、確かに今の時代では比較的強い力を持っているとは言えますが、これまでのトップアイドル達と比べるとその影響力はやはり低いように思えます。それこそモーニング娘の全盛期の頃は街中のそこらかしこで「LOVEマシーン」が流れて一通りのサビ部分の歌詞を私も自然と覚えましたが、AKB48に至ってはこれが全くなく、一体どの曲が彼女らの歌なのか塵一つ知りません。

 この違いは音楽業界の衰退もあってCDの売り上げ数低下も影響しているでしょうが、それとは別にもう一つ、モーニング娘とAKB48の売り出し方の大きな違いもあるかと思います。
 モーニング娘が日本全国老若男女津々浦々に広く大衆に対して売り出したのに対し、AKB48はそのユニット名からして非常に対象を絞った売り出し方をしているのではないかと私は見ました。この二つの売り方がどう違うかというと簡単に言って広く浅くか狭く深くかの違いで、前者は万人受けするようにジュニアアイドルを入れる一方で中澤裕子や後藤真希など年齢層やヒットする対象の違うメンバーが組まれていたのに対し、後者は販売方法によるものもありますが一人でCDやグッズをいくつも買うような人を主な対象としているところがあり、アイドルユニットの性格としては真逆の位置にあるのではないかと思います。

 ただ苦言というか、これはアイドルユニットに限るわけじゃないですが対象を狭く絞った組織や集団というのは基本的にどれも長くは続かない傾向があり、一回ぱっと盛り上がった後に急速にしぼんでいくという例がたくさんあるので、もしかしたらAKB48は使い捨てにされるんじゃないかという気がしてなりません。私が心配してもしょうがないけど。

 このようにアイドルというのは元々賞味期限が少なくどんどんと切り替わっていくもので、グラビア界もさきほどのイエローキャブ勢をはじめ、一時期トップグラビアとして君臨した小倉優子、期待されていたわりにはすぐに旬が過ぎたスザンヌなどがおりますが、何年間にも渡り活躍し続ける稀有な存在として私が一目置いているのは上戸彩です。
 元々この人は「3年B組金八先生」での演技で注目を浴びて最初はそのまま演技畑に行くかと思いきや、初主演作の「あずみ」が、私も見ましたがびっくりするくらい下手な演技で、映画で主演をしてかえって評価を一時下げたという非常に稀な経歴があります。

 ただこの上戸彩を何年にも渡ってトップアイドルとして君臨させ続けているのは、なんといってもテレコマーシャルでの活躍ぶりです。すっかりおなじみとなったソフトバンクの白戸家シリーズやオロナミンCのCMなど何年も出続けている定番のCMを持っているだけでも非常に強みなのに、それ以外の年毎のCMでもやはり他のアイドルと比べて一際光って見えます。個人的にお気に入りなのは損保JAPANでパンダの着ぐるみでしたが。
 彼女のギャラはCM一本辺り年間契約で5,000万円とされてますから、年俸を計算すると本当に天文学的数字になってしまいそうです。

 最後に私のお気に入りの井上和香についてですが、彼女は最初はグラビア、次はバラエティーと活躍の場を意図的に変えていった節があり、現在は一昨年の朝ドラでも出演していたように演技での活躍の場をねらっているように思えます。どうでもいいですが昔ロンドンで寮が一緒になった双子の女性に井上和香が好きだといったら、

「顔に似合わず巨乳好きなのね( ^∀^)」

 と言われ、一瞬ちょっとショックを受けたものの、「顔にそぐわぬ巨乳好き」と言われるよりずっとマシだと思って立ち直りました。

3 件のコメント:

  1. AKB48は、モーニング娘よりアマチュアっぽい気がします。なんて事を書くとファンの人に荒らされそう(-_-;)。AKB48の曲で浮かぶやつと言えば「会いたかったー、会いたかったー、会いたかったー、イエイ」というさびの部分と今年の春になんとか流行らせようとした中学生の合唱コンクールで歌われそうな【桜の栞】という歌でしょうか。今年になってメディアの露出が激しいので、しょうがなく名前を覚え始めましたが、僕的には、篠田麻里子が中押しです。まあ、同世代ですし。 うーん、あと気になったんですが、巨乳好きの顔ってどんな顔なんでしょうか?

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  2. 続き 先ほどのコメントの最後に(笑)を付け足しておきます。AKB48の今後に注目です。

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  3.  意外とAKB48をチェックしてますね。確かにファンのインタビューでもこれまでのアイドルと比べて身近に感じられるという意見をよく聞くので、アマチュア臭さを感じるのはあながち不自然じゃないかもしれません。
     巨乳好きそうな顔というと、やっぱりパワフルそうな顔なのかな。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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