昨日は友人と深夜一時まで話をし、その後お腹がすいてそうめんを食べたので就寝は深夜二時でした。今朝は10時半まで寝たので睡眠時間はそこそこ取れているものの、平日は六時間弱しか睡眠時間が取れないので今日の昼間に二時間昼寝を取ったもののまだ眠いです。横綱白鵬は一日十六時間眠るそうですが、私もここまでとは行かずとも全盛期(中国留学中)は十時間眠るのがざらだったので今の生活リズムだとやっぱり普段はボーっとしてしまいます。そもそも寝過ぎなのが一番よくないのだけれど。
そこで今日も引き続き緩いネタをと思い、一つこれまでに私がやってきた、見てきた日本のホラーゲームを一部レビューとともに紹介しようと思います。何故にホラーゲームかというと、範囲が狭くてあまり他に解説するところも少ないだろうという打算があっての物であります。
1、スウィートホーム(ファミコン)
同盟の映画を原作としたホラーRPGゲーム。このゲームを作ったのは後述する「バイオ・ハザード」を作ったカプコンであるが、このゲームに関わったスタッフの一部が「バイオ・ハザード」の開発に携わっておりその土台になったと言われている。
このゲームの特徴はなんといっても、「一度死んだキャラはそのゲーム中、二度と甦らない」というRPGとしては厳しいルールです。通常のRPGではドラゴンクエストよろしくたとえ戦闘で死んでも甦らせるなどして戦闘に復帰させる事が出来るのですが、この「スウィートホーム」ではそんな生易しい救済措置などなく、問答無用でゲーム世界から追放されます。しかも最終的にはクリア時に生き残ったメンバー数によってエンディングが変化するので、やっている間は常に強い緊張感を持ち続けて遊ぶ事が出来ました。
そうしたゲーム上のルールもさることながらこのゲームでは恐怖の演出も上手く出来ており、ドット絵ながらも恐怖感の持てるグラフィックに館に仕掛けられたトラップなどお約束と思いつつもなかなかドキドキさせられました。特にネタバレになりますが重要キャラの「山村」のラストシーンはリアルに怖かったです
2、弟切草(スーパーファミコン)
現在でこそ大分一般的となったノベル系ゲームですが、その嚆矢となったこの「弟切草」からしてホラー要素が強く、次回作の「かまいたちの夜」を始めとしてその後のノベル系ゲームに大きな方向性を与えた偉大な第一作と考えて間違いないでしょう。
淡々と文章をグラフィック、BGMとともに読む。一体これのどこが面白いのかと問われると答えに困ってしまいますがそれでも面白いのだからなおすごいノベル系ゲームですが、その第一作の「弟切草」はさびれた館にカップルが迷い込むというお決まりの導入から始まりますが、そっから先は全く予想がつかないほどの膨大な選択肢とテキスト量にプレイヤーは圧倒されたかと思います。またグラフィック面でもちょうどファミコンからスーパーファミコンに移行した頃だったので、実際にプレイした私でもゾンビの顔グラフィックが怖くて仕方がありませんでした。
この「弟切草」の後、「かまいたちの夜」を始めとしてノベルゲームは続出しましたが、述べるゲームの完成系というのであれば「かまいたちの夜」が挙がりますが、テキスト寮や選択肢の豊富さを言うのであれば未だにこの「弟切草」を超えるものは出ていないかと思います。
3、零(PS2)
過去に「零~紅い蝶」についてレビューをこのブログで書いたことがありますが、このテクモの出した「零」シリーズの特徴を一言で言うならば、純粋な和風ホラーを追求した点にあるかと思います。舞台はシリーズを通して和風の屋敷や村で出てくる霊もしょっちゅう着物を着ており、しかもそんな怖い霊に対してカメラを撮って攻撃するという、見たくもないものを無理矢理見させて攻略させるこのシステムが恐らく海外の方でもヒットした要因でしょう。
私自身はこのゲームは面白いとは思うものの特段怖いと感じることはなく、むしろその綺麗なグラフィックと、Xbox版のわけの分からないコスチュームの多さの方が気に成りました。
4、DEEP FEAR(セガサターン)
多分このゲームは知っている人も少なそうですが、当時大ヒットしていた「バイオハザード」に追従する形でセガが作ったサバイバルホラーゲームです。このゲームの特徴ははっきり言って殆んどがバイオハザードと一緒なんですが、舞台が海底基地ということから常に室内の酸素量を気にしなければならないこと、敵クリーチャーの造形がそこそこよかった(全体的に映画の「エイリアン」っぽい)という点で異なっています。ただ残念というか私の友人から酷評されていた点として武器に使う弾薬が無限に補給できてしまうため、この点が制限されていた「バイオハザード」と違って緊張感がなかったとされています。
私はストーリーとか全体的に出来は悪くなかったと思うのですが、そもそもが二番煎じであったためにそれなりの結果になってしまったのではないかと思います。続編も出なかったし。
5、バイオハザード2(PS)
ご存知日本が誇るホラーゲームの金字塔となったこの一作。一応シリーズは1、2、3、4、アウトブレイク、Code Veronicaはやっているのですが敢えてここでは世界的ヒットを生んだ2を取り上げることにします。
この「バイオハザード」がどうしてここまで高い評価を得られたかといえば、ひとえにまずゲームの開発環境が揃ったということがあったのではないかと思います。スーパーファミコンからプレイステーションへ、当時に次世代機と呼ばれたハードへの以降があって3D描写も容易となり、これまで作ろうと思っていたものの作れなかったゲームが開発できる環境に至ってゾンビに横スクロールではなく追いかけられるこのゲームが成立し、それがユーザーの嗜好にマッチしたのが大きいように思います。
またこのバイオハザードが成功したもうひとつの要因として、比較的高めの難易度、現実に存在する武器を使って戦う、そしてその使用回数が限られているというサバイバルホラーの名に恥じない要素も大きかったでしょう。
一作目も十分に売れましたが世界的に大きな成功を収めたこの「バイオハザード2」はストーリー自体はB級ホラーもいいとこでしたが、
・1プレイ時間が約三時間
・二人の主人公にそれぞれ表編、裏編とシナリオが二つある
・クリア後のおまけ要素が盛りだくさん
・結構しつこいタイラント
といった要素があって繰り返し遊べたがゆえに私も相当のめりこんでやってました。無駄にラスボス相手にハンドガンで戦ったり。
なおこの「バイオハザード2」のテレビCMではハリウッド俳優で天才子役として一時名を馳せたブラッド・レンフロ氏が出演していましたが、この人は二年前にコカイン中毒のためわずか26歳で夭折してしまいました。今じゃすっかり「バイオハザード」と来ると映画のミラ・ジョボビッチ氏が挙がって来ますが、ブラッド・レンフロ氏のデビュー作の「依頼人」を観ているだけに私の中では未だにこの人が浮かんできたりします。
まだまだ紹介するホラーゲームはありますが、ひとまず今日はここまでにしておきます。意外と書いてみたらつまらなかったし。
ホラーゲームも面白そうですね。最近はめっきりゲームをすることがなくなってしまったので、ちょっとなにかゲームでもやってみようかなと思いました。真夏だし、ホラーゲームもいいかもしれませんね。
返信削除もうPS2なんか本体もろとも非常に安く出手に入るので、たまにはかって遊んでみるのもいいかもしれませんね。PS2でおすすめときたら「バイオハザード4」と、あと私はやったことないけど「DEMENT」というのがあります。後者はホラーというよりエロホラーらしいですが。
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