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2011年11月12日土曜日

香港郊外の風景写真

 ちょっと笑えるニュース記事があったので、まずそれを紹介します。

米当局、EVの電池調査=GM「ボルト」で発火(毎日新聞)

 なんでもGMのシボレー・ボルトに詰まれているリチウムイオン電池が実験で発火する可能性が取りざたされたそうです。別にこれだけならさして気にしないのですが記事中に、「自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のEV「シボレー・ボルト」が」と書いてありますが、シボレー・ボルトをEV(=電気自動車)と書くのは如何なものかと思います。
 というのもシボレー・ボルトにはなんとモーターのほかにもエンジンが乗っているというドッキリ車で、GM側は「エンジンは充電量が不足した際に発電するもの」と、子供みたいな言い訳をしてました。実際のところアメリカ側の実験で内蔵されているエンジンは走行上で動力を与えていることが判明しており、正確に言うならシボレー・ボルトはEVではなくPHV(プラグインハイブリッド)でしかありません。中国メーカー(パクリで有名なBYD)ですら純電気自動車を作れるというのに、アメリカの技術は本当に進んでないんだなと思うのと同時に、何を真に受けてEVと書いているんだ時事通信はと思わせられた記事でした。

 そんな話はさておき、なんか先週からやけに体が重くて不調が続いたのもあって、今日は香港の柴湾という郊外にふと出ていきました。ここは地下鉄のメイン路線で東の果てにある駅で、思った通りビル群も少なく歩いていて元気になれる場所でした。





 二つの写真はちょっと小高い所に登って撮ったものですが、見てもらえばわかる通りに実に青々とした山です。香港というとビジネス街ばかりがテレビなどで映されますが、実際のところは非常に山がちな地形で平地などほとんどなく、写真のような風景が意外に多い場所です。ちょうど兵庫県宝塚市と一緒で初期の住宅街は無理矢理に切り開いた場所に立っているため、坂も多くて住み辛そうにも関わらず高級住宅街となってます。逆に海を埋め立てられた平地は例の如くビルがぎっしりなのですが不動産料は安いです。


 クロネコヤマトも走ってたので念のため。




 郊外だけあって青空が見える範囲が広い。ほかの場所だとビルと広告の看板ばかりというのに。


 歩いている途中で見かけたやけに足の長い金髪の姉さん。前に日本のテレビで特集されていましたが、なんかモデル業も欧州では最近めっきり仕事が減っており、上海とかに出稼ぎに来る欧州モデルも多いとか。香港もそうなのかもとちょっと感じた一枚です。

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