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2012年1月29日日曜日

ドコモの通信障害を見て

 日本にいるわけじゃないのであくまで伝聞ですが、なんかNTTドコモがこのところ何度も通信障害を起こして総務省に怒られているそうです。自分の記憶だと去年の夏頃から大規模な通信障害を複数回起こしており、総務省は改善と対策を要求し、ドコモ側も役員報酬を削減して責任を取るとしております。
 別にこれだけだったらわざわざ取り上げるまでもないんですが確か去年起きたドコモの通信障害の折に、「通信障害の間に通話やメールできなかった分を弁償しろ」と、なんかどっかからドコモが訴えられたというニュースを見ました。確かに現在進行形でYahooのトップページが開けたり開けなかったりしてかなりやきもきされることを考えると腹立つ気持ちもわからないのですが、1日くらいの通信障害で訴えられたりもするのかとニュースを見た際にはちょっといろんな意味で驚きました。それとともに、これで訴えられるんだったらソフトバンクは一体どうなるんだという妙な疑問も覚えたわけです。

 私自身は日本にいた頃は一貫してドコモを使っており、通信状態とかそういったものには全く不満を感じたことはありません。3G(FOMA)に移行した際も特段困るような事態も発生せず、ほかの通信キャリアより通話料とかが高いとは言われていたものの余計なサービスをほとんど取っ払ったら費用は基本料込み、ってかほぼ基本料だけで毎月2500円だったので個人的には十分でした。
 ただ同じドコモ、しかも大学で初めて会った時に全く同じ携帯電話を持っていた友人がソフトバンクへ鞍替えすると、「やっぱりドコモの電波はよかった」と何度も愚痴るようになりました。何もこの友人に限らずあっちこっちでソフトバンクはちょっと都市部を外れるとすぐ繋がらなくなるとみんな言っており、方々で言われておりましたが「メガソーラー計画」に凍死するくらいならもっと基地局増やしたらどうかという気持ちを私も覚えました。

 そんなソフトバンクですが、大学時代の後期、具体的には中国留学から日本の大学に復学した際には下宿でのADSL回線契約でお世話になったことがあります。何気に留学前に使っていた部屋は月家賃3万円の安いアパートながら光回線が引いてあったのでスピードはダウンしましたが、こちらの方は携帯電話と違って通信状態で困らせられることは全く以ってありませんでした。
 ただ契約の際にソフトバンクの店員さんと話をして、なんか京都のややひなびた場所に住んでいると聞いたらうちの親父が、「そんな山奥やったら、ソフトバンクの携帯は電波届かんのとちゃう?」と嫌味なことを聞きました。するとその店員さんは、「大きな声では言えませんが、業務ではソフトバンクですが家ではドコモ使ってます……」と答えたのが何故だか今でもよく覚えてます。ってか、社員の住所くらいは電波カバーしろよなソフトバンクも。

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