昨日はクリスマスイブにブログ更新を休みましたが、別に予定があったわけじゃなくて中国コラムの更新をしてました。ちなみに日本は今大寒波らしいですが、上海は昨日が一番寒く、多分今冬で最も気温が落ちる日になったでしょう。それにしても、リーマンショック以降は誰も地球温暖化を叫ばなくなり、中国のメディアに至っては「京都議定書体制が終わった」とまで書かれてます。
話は本題に入りますが今年のプロ野球のドラフトは例年になく豊作だっただけでなく、大リーグ行きを希望していた大谷選手が指名権を得ていた日ハムに逆転入団をするなど話題には事欠きませんでした。その大谷選手に関連して、日ハムは選手育成の面で実績が高いことが大きく影響したのではないかとよく報じられており、せっかくの機会なので私の視点から育成の上手い球団、下手な球団を上下3位ずつ指名して効果と思います。
そんなもんだから早速、育成の順位から並び立てます。
<育成の上手い球団>
1位、日ハム
2位、ソフトバンク
3位、西武
次点、巨人
<育成の下手な球団>
1位、阪神
2位、横浜
3位、オリックス
上手い球団のトップには日ハムで私の中では動きません。ここはダルビッシュ選手、中田翔選手などアマチュア時代から将来を渇望されていた逸材を見事にスター選手へと育て上げるのに成功しているだけでなく、党首から打者へ転向した糸井選手、昨年1勝も挙げていないのに今年最多勝を挙げた吉川選手など、ほぼ毎年レギュラー陣が誰かしら入れ替わってます。それでいて強いのだから本当に隙がない。
2位のソフトバンクについてもほぼ同様で、このところはややメンバーが固定されつつありますがほぼ毎年優秀な選手をレギュラーに送り込んできております。ただこのチームは選手の流出が激しいというか、中軸選手がメジャー行ったり巨人行ったりするからレギュラー変えざるを得ないのかもしれませんけど。
3位の西武、次点の巨人に関してはちょっと悩みました。長年強豪として君臨し続けている西武が実績から3位に置きましたが、このところの巨人は山口選手を筆頭に育成選手枠で採用した選手から球界を代表する選手をよく育てており、他球団から選手を強奪していた頃とは似ても似つかないほどいい球団になっている気がします。
ワーストのランキングはあまり悩みませんでした。最低の阪神はかつての巨人よろしく、他球団から変な選手を連れてきては折角育ちつつある選手のポジションを奪って、挙句に連れてきた選手が全然活躍しないなど目も当てられない状態です。野村阪神時代に育った選手も引退しつつあり、球団フロントを見るにつけしばらく改善の見込みはなさそうです。
2位、3位の横浜とオリックスは阪神ほどではありませんが、長年にわたって自前でいい選手を育て挙げられていない点に加え、2005年からリーグに参加している楽天より弱いという今の状況を考えればお金がないというのは言い訳にならないでしょう。
こんな感じで引き続き、スカウトの優劣順位です。
<スカウトの上手い球団>
1位、広島
2位、日ハム
3位、ヤクルト
当初はワーストの順位も入れようかと思いましたが、具体的な根拠も浮かばないし素人の癖に適当なことを書くべきじゃないと思ったので省きました。
まず1位の広島は見る人にとっては意外かもしれませんが、広島はこのところドラフト1位で獲得した選手が前田健太選手を筆頭にみんな揃って先発で活躍しており、なおかつ連れてくる外人選手もはずれが非常に少ないです。もっとも、片っ端から阪神に取られるのが不憫でならないけど。
2位の日ハムについては今回の大谷選手の獲得もそうですが、大物選手を競合で必ず引き当てる運の強さを評価しました。3位ヤクルトは西武とどっちにするかで悩みましたが、国内は際立ってスカウティングがいいという風には見えないものの外人選手に限っては広島以上にはずれが少なく、どいつもこいつも球界を代表する成績を残しております。もっとも、こっちも片っ端から巨人に取られるのが不憫でならないけど。
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