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2013年6月27日木曜日

ゲーム会社、インデックスの破綻について

 自分は以前はそんなにアニメを見る方ではなかったのですが、今期に限っては「進撃の巨人」、「はたらく魔王さま」、「デビルサバイバー2」の三本のアニメを毎週欠かさず見ております。「進撃の巨人」に関しては漫画も大ヒットしているので説明するに及ばず、アニメスタッフも超人気漫画ということで力の入れようが明らかに違ってて私も高く評価しているのですが、実はそれ以上に評価しているのが「はたらく魔王さま」です。
 細かいあらすじは語りませんが魔王がマクドナルドのアルバイター、勇者がNTTドコモのコールセンター契約社員という、非正規雇用化が進む現代社会をうまく題材に使った原作の面白いストーリーはもとより、こちらもアニメスタッフが非常にいいというか演出が他のアニメと比べて段違いにいいように思えます。それこそ見せ方一つでここまで面白く出来るのかと感心させられるくらいで、映像の世界は奥が深いと思い知らされる出来です。またヒロインに対してネット上で、「ウォールエミリア」、「板金」などと揶揄されているのも見ていてかなり笑えます。

 と、そんな趣味の話は置いといてそろそろ本題に入りますが、私が今見ている三本目のアニメ、「デビルサバイバー2」は同名のゲーム作品を元にしたアニメ作品なのですが、このゲームを制作した株式会社インデックスが本日、経営破綻して民事再生法の適用申請を出してきました。

金融商品取引法違反の疑いで強制調査を受けたインデックス(ジャスダック上場)、民事再生法の適用を申請(帝国データバンク)

 もともと「デビルサバイバー」をはじめとする一連のゲーム作品はアトラスという会社が作っておりました。ただインデックスが大分前にアトラスを買収してからはアトラスはブランド名となり、その後も「ペルソナシリーズ」を始め人気作を出し続けそこそこ成功して生き残ったゲーム会社だったのかと思いきや、思いっきし粉飾決算をやらかして損失を隠しており、それがばれたもんだから一気に民事再生法へと駆け込んだ模様です。
 非常に残念な話なのですが、本業のゲームの方では固定ファンもついてて海外でも高い評価を受けるなど好調だったにもかかわらず、日本振興銀行と株式を相互保有した後に振興銀が破綻しちゃったもんだから一気に財務体質が悪化し、多大な負債を抱えたもんだから粉飾決算をやるようになってしまったと発表してます。もっとも、ゲーム部門も全部が全部ヒットしてたわけじゃないってのもありますが。

 それにしても「デビルサバイバー2」のアニメが絶賛放映中で、来月には追加要素を詰め込んだ「デビルサバイバー2 コードブレイカー」を発売しようとしていた矢先であるだけに非常に残念な事態です。というのもアニメが面白いもんだから自分も買ってやってみようかと思っていた矢先で、親父からニンテンドーDSをふんだくる準備も進めていたのですが、果たして予定通りに発売されるのか。まぁこんだけ発売日が近ければ、発売中止にすることはないと思うけど。

 っと、ここまで書いておいて今気が付いたのですが、 「デビルサバイバー2 コードブレイカー」はニンテンドー3DS専用ソフトで、親父からニンテンドーDSをふんだくってもハードが対応してないのでこれじゃ遊べません。っていうか今年3月に暑い日も寒い日も上海(+香港)で一緒に二年間も頑張ってきた自慢のPSPが実家のリフォーム中になくなっており(施工業者の人間に盗まれた可能性が大)、この際だから3DSを買っちゃおうかなぁ。前の会社で「ゲーム業界記事が唯一書ける男」として名を馳せてたんだし(買う事とは関係ないか)。

 あと最後に蛇足かもしれませんが、自分の持病もあるのかもしれませんが何故か一昨日に突然、旧アトラスで女神転生シリーズのプロデューサーとして深く開発に関わった岡田耕始氏のことが急に気になりました。この人は有名プロデューサーとしてゲーム業界では非常に名が知れた人だったのですが、アトラスを退社した後に自分のゲーム会社「ガイア」を起ち上げたもののあんまりうまくいかなかったようで、HPが大分前から休止していることから既に破綻していると言われております。
 同じように「ロックマン」や「バイオハザード」シリーズに関わった元カプコンの岡本吉起氏も独立後、開発したゲームの売れ行きははっきり言って非常に悪く、社員を解雇した上で現在は活動を停止しております。

 私が思うに、ゲーム業界というのは非常に回転が早い業界です。発想がモノを言う世界なので以前にゲームをヒットさせた人間がまたヒットするゲームを作れるかと言ったら必ずしもそうではなく、逆に若いスタッフ達でも発想や仕組みが良ければヒット作品を作れる可能性があるような業界に思えます。またプレイヤーの感覚もすぐに変わってしまうので、変に過去の成功体験を活かそうと考えると足元をすくわれる可能性すらあります。
 岡田氏、岡本氏に限らず元有名プロデューサーが独立したもののあんまりうまくいかないという話をよく聞くのですが、その原因は「回転の早い業界」にあるんじゃないかと個人的に思います。素人の癖にえらそうな口きいて少し申し訳ない気持ちもするのですが。

 久々にまとまりがない記事を書きあげてしまった感があります。流れをまとめると以下の通りです。

1、見ているアニメの感想
2、インデックスの破綻
3、アトラスのゲーム
4、PSPが盗難(;Д;)
5、有名ゲームプロデューサーの独立後

 性格もあるでしょうが、こういうまとまりのない記事というものにたまに自分で美を感じます。自分も文章に対して「崩し」を求める頃になってきたのかな。

2 件のコメント:

  1. 以前、宇宙から隕石が落ちる話とちびまる子ちゃんの話を記事になさっていて、それが、宇宙に旅した後にお茶の間に帰ってほっとしてるような気になったとコメントしたのですが、そのときにお返事で「犬猫作文」と教えていただいたのですが、今回のは、「こぶた・たぬき・きつね・ねこ」作文みたいな感じですね。

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    1.  どの話題も全く脈絡ないですからね。
       ただ話の展開が移る際にはその前の内容にキーワードなり、次の話題に続くことは倍として入れてます。私の文章は口語体をかなり意識しているのですが、文章と違って会話はキーワードから末広がりに話題が移っていくのがいいので、なんかそういうのを少し意識して文章でも成立するのかを人知れず試しているような感じです。
       ぶっちゃけ、やっぱ文章としては見栄え悪いなという気もするのですが。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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